WordPressの「Contact Form 7（CF7）」を使っている方、お問い合わせ内容を手動で管理するのは面倒ですよね。そこで今回は、CF7の送信内容をGoogleスプレッドシートに自動で保存する方法をご紹介します。これで、メールの見逃しや対応漏れを防ぎ、効率的にお問い合わせを管理できます。
CF7とGoogleスプレッドシートを連携する理由
Googleスプレッドシートのイメージ
まず、CF7とGoogleスプレッドシートを連携するメリットを見てみましょう。
- 自動保存手動での入力が不要になり、作業時間が短縮されます。
- 一元管理複数のフォームからのデータを一つのシートで管理できます。
- リアルタイム更新新しいお問い合わせが即座に反映され、最新の情報を把握できます。
- 共有・分析が容易チームでの共有やデータ分析が簡単に行えます。
必要な準備と手順
次に、CF7とGoogleスプレッドシートを連携するための準備と手順を詳しく解説します。
プラグイン「CF7 Google Sheets Connector」のインストール
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択し、「CF7 Google Sheets Connector」を検索してインストールします。その後、有効化してください。
Googleスプレッドシートの準備
Googleドライブで新規スプレッドシートを作成し、以下の情報を入力します。
- シート名例）「contact_form_data」
- タブ名例）「responses」
- 1行目お問い合わせフォームの項目名（例名前、メールアドレス、メッセージ）
- 2行目以降実際のデータが入力される行
Googleアカウントとの連携
WordPressの管理画面で「お問い合わせ」→「Google Sheets」を選択し、「Sign in with Google」をクリックします。表示される画面でGoogleアカウントにログインし、必要な権限を許可します。認証が完了すると、アクセスコードが表示されるので、それをコピーします。
プラグイン設定へのアクセスコードの入力
先ほどコピーしたアクセスコードを、WordPressの「お問い合わせ」→「Google Sheets」画面に戻り、「Google Access Code」欄に貼り付け、「Save」をクリックします。これでGoogleアカウントとの連携が完了します。
お問い合わせフォームとの連携設定
WordPressの管理画面で「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」を選択し、連携させたいフォームを編集します。フォーム編集画面に「Google Sheets」タブが追加されているので、以下の情報を入力します。
- Google Sheet Name先ほど作成したスプレッドシートの名前（例「contact_form_data」）
- Google Sheet IdスプレッドシートのURLから「/d/」と「/edit」間の文字列をコピーして貼り付けます。
- Google Sheet Tab Nameスプレッドシートのタブ名（例「responses」）
- Google Tab IdスプレッドシートのURLから「#gid=」以降の数字をコピーして貼り付けます。
入力が完了したら、「保存」をクリックします。
動作確認
実際にお問い合わせフォームからテスト送信を行い、Googleスプレッドシートにデータが自動で反映されるか確認します。問題なくデータが入力されていれば、連携は成功です。
よくある質問
Q1: 無料版と有料版の違いは何ですか？
無料版では基本的な機能が利用できますが、有料版では複数のフォームの連携や高度な設定が可能になります。必要に応じて、機能の違いを確認し、選択してください。
Q2: 他のフォームプラグインでも同様の連携は可能ですか？
「CF7 Google Sheets Connector」はContact Form 7専用のプラグインです。他のフォームプラグインを使用している場合は、別のプラグインや方法を検討する必要があります。
Q3: スプレッドシートに保存されるデータの項目は自由に設定できますか？
はい、フォームの項目名をスプレッドシートの1行目に入力することで、保存されるデータの項目を自由に設定できます。
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まとめ
Contact Form 7とGoogleスプレッドシートを連携することで、お問い合わせ内容の管理が格段に効率化されます。手動での入力やメールの見逃しを防ぎ、リアルタイムでの情報共有が可能になります。ぜひ、この方法を試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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