「Excelで表を作ったら、あちこちに『0』が表示されてしまって見づらい…」そんなお悩み、ありませんか？特に、計算式を使っていると、入力していないのに「0」が表示されてしまうことがあります。
今回は、そんな「0」を簡単に非表示にする方法を3つご紹介します。どれも初心者の方でもすぐに実践できる方法ですので、ぜひお試しください。
セルの書式設定で「0」を非表示にする方法
Excelのイメージ
特定のセルだけ「0」を非表示にしたい場合
特定のセルだけ「0」を非表示にしたい場合は、セルの書式設定を変更する方法がおすすめです。
- 「0」を非表示にしたいセル範囲を選択します。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「1」を押して、「セルの書式設定」ダイアログボックスを開きます。
- 「表示形式」タブを選択し、「ユーザー定義」をクリックします。
- 「種類」欄に「#」と入力し、「OK」をクリックします。
これで、選択したセルの「0」が非表示になります。
IF関数を使って「0」を空白にする方法
計算結果が「0」のときだけ空白にしたい場合
計算結果が「0」のときだけ空白にしたい場合は、IF関数を使う方法があります。
例えば、セルとの差を計算し、その結果が「0」のときに空白を表示したい場合、以下のように入力します。
=IF(-=0,"",-)
この式では、との差が「0」の場合は空白を表示し、それ以外の場合は計算結果を表示します。
シート全体の「0」を非表示にする方法
シート全体で「0」を非表示にしたい場合
シート全体で「0」を非表示にしたい場合は、Excelのオプション設定を変更する方法があります。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「Excelのオプション」ダイアログボックスが開いたら、「詳細設定」をクリックします。
- 「次のシートで作業するときの表示設定」セクションまでスクロールし、「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックを外します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、シート全体の「0」が非表示になります。
よくある質問や疑問
Q1: 「0」を非表示にすると、計算に影響はありますか？
表示を非表示にするだけで、計算には影響ありません。セル内の値はそのまま保持されており、計算結果にも反映されます。
Q2: 非表示にした「0」を再表示するにはどうすればいいですか？
セルの書式設定を元に戻すか、Excelのオプション設定で「ゼロ値のセルにゼロを表示する」にチェックを入れることで、再表示できます。
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まとめ
Excelで「0」を非表示にする方法は、目的や状況に応じて使い分けることができます。
- 特定のセルだけ非表示にしたい場合は、セルの書式設定を変更する方法。
- 計算結果が「0」のときだけ空白にしたい場合は、IF関数を使う方法。
- シート全体で「0」を非表示にしたい場合は、Excelのオプション設定を変更する方法。
これらの方法を活用して、見やすい表作りを目指しましょう。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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