【初心者向け】エクセルマクロでOutlookを起動してメールを自動作成する方法

「毎回同じメールを手作業で送るのが面倒…」そんなお悩み、ありませんか？実は、エクセルのマクロ（VBA）を使えば、Outlookを自動で起動し、メールの作成や送信が簡単にできるんです。今回は、パソコンやスマホが苦手な方でもわかりやすいように、エクセルマクロでOutlookを起動してメールを自動作成する方法を丁寧に解説します。

エクセルマクロでOutlookを起動する準備
1. Outlookの参照設定を行う
エクセルマクロでOutlookを起動してメールを作成する
1. 基本的なマクロの作成
2. マクロの実行方法
マクロを使ってメールを自動送信する
1. 自動送信のマクロを作成する
2. 注意点
よくある質問や疑問
1. Q1: マクロを実行してもOutlookが起動しません。どうすればよいですか？
2. Q2: マクロで作成したメールに添付ファイルを追加するにはどうすればよいですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

エクセルマクロでOutlookを起動する準備

Outlookのイメージ

Outlookの参照設定を行う

エクセルからOutlookを操作するには、まず「参照設定」を行う必要があります。以下の手順で設定しましょう。

エクセルを開き、Alt + F11キーを押してVBAエディターを開きます。
メニューバーの「ツール」から「参照設定」を選択します。
表示された一覧から「Microsoft Outlook XX.X Object Library」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

これで、エクセルからOutlookを操作する準備が整いました。

エクセルマクロでOutlookを起動してメールを作成する

基本的なマクロの作成

以下のコードをVBAエディターに入力してみましょう。

Sub CreateOutlookMail()
    Dim outlookApp As Outlook.Application
    Dim outlookMail As Outlook.MailItem

    Set outlookApp = New Outlook.Application
    Set outlookMail = outlookApp.CreateItem(olMailItem)

    With outlookMail
        .To = "example@example.com"
        .Subject = "件名をここに入力"
        .Body = "本文をここに入力"
        .Display
    End With
End Sub

このマクロを実行すると、Outlookが起動し、指定した宛先、件名、本文が入力された新しいメールが表示されます。

マクロの実行方法

マクロを実行するには、以下の手順を行います。

VBAエディターで作成したマクロを選択します。
ツールバーの「実行」ボタン（緑の再生ボタン）をクリックします。

これで、Outlookが起動し、メール作成画面が表示されます。

マクロを使ってメールを自動送信する

自動送信のマクロを作成する

以下のコードを使用すると、Outlookを起動し、メールを自動で送信することができます。

Sub SendOutlookMail()
    Dim outlookApp As Outlook.Application
    Dim outlookMail As Outlook.MailItem

    Set outlookApp = New Outlook.Application
    Set outlookMail = outlookApp.CreateItem(olMailItem)

    With outlookMail
        .To = "example@example.com"
        .Subject = "自動送信メールの件名"
        .Body = "このメールはエクセルマクロから自動送信されました。"
        .Send
    End With
End Sub

このマクロを実行すると、Outlookが起動し、指定した内容のメールが自動で送信されます。

注意点

自動送信のマクロを使用する際は、以下の点に注意してください。

誤送信を防ぐため、十分にテストを行ってから使用しましょう。
Outlookのセキュリティ設定によっては、自動送信がブロックされる場合があります。

よくある質問や疑問

Q1: マクロを実行してもOutlookが起動しません。どうすればよいですか？

まず、Outlookがインストールされていることを確認してください。また、参照設定で「Microsoft Outlook XX.X Object Library」にチェックが入っているか確認しましょう。さらに、Outlookが既に起動している場合は、マクロで新たに起動しないことがあります。その場合は、以下のコードを使用して、既存のOutlookインスタンスを取得することができます。

Set outlookApp = GetObject(, "Outlook.Application")
If outlookApp Is Nothing Then
    Set outlookApp = CreateObject("Outlook.Application")
End If

Q2: マクロで作成したメールに添付ファイルを追加するにはどうすればよいですか？

以下のコードを使用して、メールに添付ファイルを追加することができます。

.Attachments.Add "C:\ファイルのパス\ファイル名.ext"

例えば、デスクトップにある「sample.xlsx」を添付する場合は、以下のようになります。

.Attachments.Add "C:\Users\ユーザー名\Desktop\sample.xlsx"

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まとめ

今回は、エクセルマクロを使ってOutlookを起動し、メールを自動作成・送信する方法をご紹介しました。これにより、日々のメール作業を効率化し、時間を節約することができます。ぜひ、業務に取り入れてみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。