パワーポイントで文字に中抜き（袋文字）効果をつける方法

パワーポイントで文字に中抜き（袋文字）効果をつけると、タイトルや強調したい部分がぐっと目立ちます。でも、やり方がわからないと難しそうに感じるかもしれません。今回は、初心者の方でも簡単にできる方法を、実際の操作手順を交えてわかりやすくご紹介します。

中抜き（袋文字）とは？

PowerPointのイメージ

「中抜き（袋文字）」とは、文字の内部を透明にして、背景の色や画像を透けさせるデザイン手法です。例えば、青空の写真を背景にしたスライドで、白い文字を中抜きにすると、文字の中に青空が見えるようになります。これにより、視覚的にインパクトのあるスライドを作成できます。

それでは、実際にパワーポイントで中抜き文字を作成してみましょう。

まず、スライドにテキストボックスを挿入します。「挿入」タブの「テキストボックス」をクリックし、スライド上でドラッグしてボックスを作成します。

テキストボックス内に、表示したい文字を入力します。例えば、「重要なお知らせ」など、強調したい内容を入力してください。

入力した文字を選択し、「ホーム」タブの「フォント」グループから、文字の色やフォントを変更します。文字を太くしたり、色を変えたりすることで、より目立たせることができます。

次に、文字の中に透けさせたい背景を挿入します。「挿入」タブの「図形」をクリックし、矩形や円などの図形を選択します。図形をスライド上に描画し、背景として使用する画像や色を設定します。

挿入した図形を、文字の上に重ねて配置します。図形が文字の上に来るように位置を調整してください。

図形を選択し、「図形の書式設定」から「塗りつぶし」を選択します。「塗りつぶしの色」を選び、「透明度」のスライダーを調整して、図形の透明度を設定します。これにより、文字の中に背景が透けて見えるようになります。

文字と図形を両方選択し、右クリックして「グループ化」を選択します。これで、文字と図形が一つのオブジェクトとして扱われるようになり、移動やサイズ変更が簡単になります。

中抜き文字は、以下のような場面で特に効果的です

ここがポイント！

図形の塗りつぶしを「画像またはテクスチャの塗りつぶし」に設定し、画像を挿入することで、文字の中に画像を透けさせることができます。

文字を選択し、「図形の書式設定」から「文字の輪郭」を選択することで、文字に縁取りを加えることができます。

作成した中抜き文字をコピーし、他のスライドに貼り付けることで、同じデザインを複数のスライドに適用できます。

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パワーポイントで文字に中抜き（袋文字）効果をつけることで、スライドのデザインにアクセントを加えることができます。初心者の方でも、上記の手順を参考にすれば、簡単に中抜き文字を作成できます。ぜひ、プレゼンテーションや資料作成に活用してみてください。