Wordの変更履歴を表示しない・保存する方法

Wordで文書を作成していると、知らないうちに「変更履歴」がたくさん残ってしまうことがあります。特に、他の人と共同で編集した場合や、何度も修正を加えた場合などです。これらの履歴が残っていると、見た目がごちゃごちゃしてしまったり、他の人に見られたくない内容が含まれていたりすることがあります。

そこで、今回はWordの「変更履歴」を表示しない方法と、それを保存する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

変更履歴とは？

Wordのイメージ

まず、変更履歴とは何かを簡単に説明します。

Wordには「変更履歴の記録」という機能があり、これをオンにすると、文書に加えた変更がすべて記録されます。例えば、文字を追加したり削除したり、書式を変更したりすると、それらの変更が履歴として残ります。

この機能は、複数人で文書を編集する際に、誰がどの部分を変更したのかを確認するのに便利です。しかし、完成した文書を他の人に渡す際には、これらの履歴が残っていると見た目が悪くなったり、意図しない情報が漏れたりする可能性があります。

変更履歴を表示しないようにするには、以下の手順を行います。

これで、文書上には変更履歴が表示されなくなります。ただし、この操作だけでは、変更履歴が完全に削除されたわけではありません。

変更履歴を非表示にしただけでは、文書を再度開いたときに履歴が表示されることがあります。これを防ぐためには、以下の手順で変更履歴を保存します。

この操作により、変更履歴が完全に反映され、保存されます。

はい、変更履歴を完全に削除するには、「変更箇所」から「すべての変更を反映」を選択し、その後「変更履歴の記録」をオフにして保存する必要があります。

変更履歴を非表示にするだけでは、他の人が文書を開いたときに履歴が表示される可能性があります。完全に削除するには、上記の手順で変更履歴を反映させ、記録をオフにして保存する必要があります。

はい、「ファイル」タブから「印刷」を選択し、「設定」の中の「変更履歴とコメントの印刷」のチェックを外すことで、変更履歴を表示しない状態で印刷できます。

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Wordでの変更履歴は、共同作業や校正作業において非常に便利な機能ですが、完成した文書を他の人に渡す際には、これらの履歴を適切に処理することが重要です。表示しないだけでなく、完全に反映させて保存することで、意図しない情報漏洩を防ぐことができます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。