PowerPointでスライドを作成していると、入力した文字が自動的に小さくなってしまうことがあります。これは、PowerPointの「文字サイズの自動調整」機能が原因です。この機能は、テキストボックス内に収まるように文字サイズを自動的に変更するものですが、思い通りのデザインにならないこともあります。
今回は、この「文字サイズの自動調整」をオフにする方法をご紹介します。これを知っておくと、資料作成時に文字が勝手に小さくなるのを防ぎ、意図したデザインを維持できます。
文字サイズの自動調整とは？
PowerPointのイメージ
PowerPointには、テキストボックス内に入力した文字が多すぎて収まらない場合、自動的に文字サイズを小さくして収める「文字サイズの自動調整」機能があります。この機能は便利ですが、プレゼンテーションのデザインを損なうことがあります。
自動調整をオフにする方法
文字サイズの自動調整をオフにすることで、入力した文字がテキストボックスからはみ出すことを防げます。
手順1テキストボックスを選択
まず、文字サイズの自動調整をオフにしたいテキストボックスをクリックして選択します。
手順2右クリックして「図形の書式設定」を選択
選択したテキストボックスを右クリックし、表示されるメニューから「図形の書式設定」をクリックします。
手順3「テキストボックス」オプションを選択
「図形の書式設定」ウィンドウが表示されたら、左側のメニューから「テキストボックス」を選択します。
手順4「自動調整なし」を選択
「テキストボックス」オプション内の「自動調整」セクションで、「自動調整なし」を選択します。
手順5設定を保存
設定を変更したら、「閉じる」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じ、変更を保存します。
文字サイズの自動調整をオフにする理由
文字サイズの自動調整をオフにすることで、以下のようなメリットがあります。
- 入力した文字が意図したサイズで表示される。
- テキストボックスのデザインが崩れにくくなる。
- プレゼンテーションの一貫性が保たれる。
よくある質問や疑問
Q1: 自動調整をオフにすると、文字がテキストボックスからはみ出すことはありませんか？
はい、自動調整をオフにすると、入力した文字がテキストボックスのサイズを超えることがあります。その場合、テキストボックスのサイズを調整するか、文字数を減らすことで対応できます。
Q2: 他のスライドでも同じ設定を適用する方法はありますか？
はい、スライドマスターを使用することで、全てのスライドに同じ設定を適用できます。スライドマスターで設定を変更すると、新たに作成するスライドにもその設定が反映されます。
Q3: 自動調整を再度有効にするにはどうすればよいですか？
手順2で「図形の書式設定」を開き、「テキストボックス」オプション内の「自動調整」セクションで、「はみ出す場合だけ自動調整する」または「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」を選択することで、自動調整を再度有効にできます。
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まとめ
PowerPointで文字サイズの自動調整をオフにすることで、入力した文字が意図したサイズで表示され、テキストボックスのデザインが崩れにくくなります。これにより、プレゼンテーションの一貫性が保たれ、より効果的な資料作成が可能になります。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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