皆さん、こんにちは！今日は、エクセルで「取り消し線」を引く方法についてお話しします。取り消し線とは、文字の上に横線を引いて、データが無効であることを示す際に使われます。例えば、タスクリストで完了した項目を視覚的に示すのに便利ですね。では、具体的な方法を見ていきましょう。
取り消し線を使うシーンとは？
Excelのイメージ
まず、どんな時に取り消し線を使うのか、具体的な例を挙げてみます。
タスクリストの管理
例えば、日々のやることリストをエクセルで作成している場合、完了した項目に取り消し線を引くことで、進捗状況が一目でわかります。
データの修正履歴を残す
データを更新する際、元の値を取り消し線で残しておくと、どのような変更があったのかを後から確認できます。これにより、誤った変更を防ぐ手助けにもなります。
エクセルで取り消し線を引く基本的な方法
取り消し線を引く方法はいくつかありますが、ここでは初心者でも簡単にできる方法をご紹介します。
セルの書式設定を使う方法
まず、取り消し線を適用したいセルを選択します。次に、以下の手順で設定を行います。
- 選択したセルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。
- 表示されたウィンドウで「フォント」タブをクリックします。
- 「文字飾り」の中にある「取り消し線」にチェックを入れます。
- 「OK」をクリックして設定を確定します。
この方法で、選択したセルの文字に取り消し線が適用されます。
ショートカットキーを使う方法
もっと手軽に取り消し線を引きたい場合は、ショートカットキーが便利です。取り消し線を適用したいセルを選択した状態で、以下のキーを押します。
- Windowsの場合「Ctrl」キーを押しながら「5」キーを押す。
- Macの場合「Command」キーと「Shift」キーを押しながら「X」キーを押す。
この操作で、素早く取り消し線を適用できます。
取り消し線をカスタマイズする方法
取り消し線の見た目を自分好みに変更することも可能です。
取り消し線の色を変更する
エクセルでは、取り消し線自体の色を直接変更することはできませんが、フォントの色を変更することで、取り消し線の色も変わったように見せることができます。手順は以下の通りです。
- 取り消し線を適用したいセルを選択します。
- 「ホーム」タブの「フォント」グループにある「フォントの色」ボタンをクリックします。
- 希望の色を選択します。
これで、文字と取り消し線の色が変更されます。
リボンに取り消し線ボタンを追加する
取り消し線を頻繁に使用する場合、リボンに専用のボタンを追加すると便利です。以下の手順で設定できます。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「リボンのユーザー設定」を選択します。
- 右側の一覧から、取り消し線を追加したいタブを選び、「新しいグループ」をクリックしてグループを作成します。
- 左側の「コマンドの選択」から「リボンにないコマンド」を選び、「取り消し線」を選択します。
- 「追加」をクリックして、先ほど作成したグループに取り消し線コマンドを追加します。
- 「OK」をクリックして設定を完了します。
これで、リボンに取り消し線のボタンが表示され、ワンクリックで適用できるようになります。
取り消し線を解除する方法
取り消し線を外したい場合も簡単です。取り消し線が適用されているセルを選択し、再度ショートカットキー（Windowsの場合は「Ctrl」+「5」、Macの場合は「Command」+「Shift」+「X」）を押すか、セルの書式設定から「取り消し線」のチェックを外すことで解除できます。
よくある質問や疑問
取り消し線を一部の文字だけに適用できますか？
はい、可能です。セルをダブルクリックして編集モードにし、取り消し線を適用したい部分の文字を選択してから、セルの書式設定で取り消し線を設定することで、一部の文字だけに取り消し線を適用できます。
エクセルオンラインでも取り消し線を使えますか？
エクセルのオンライン版では、取り消し線の機能が制限されている場合があります。デスクトップ版のエクセルを使用することで、取り消し線を含む多くの書式設定機能を利用できます。
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まとめ
今回は、エクセルで取り消し線を引く方法についてご紹介しました。セルの書式設定やショートカットキーを使うことで、簡単に取り消し線を適用できます。さらに、リボンにボタンを追加するなど、自分好みにカスタマイズすることも可能です。ぜひ、日々の作業に取り入れてみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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