皆さん、こんにちは!今日は、ExcelのテーブルとFILTER関数の使い方についてお話しします。これをマスターすれば、データの抽出がとっても簡単になりますよ。
FILTER関数って何?
まず、FILTER関数についてご紹介します。これは、指定した条件に合うデータを抽出するための関数です。従来のフィルター機能と似ていますが、より柔軟に使えるのが特徴です。
FILTER関数の基本的な使い方
FILTER関数の基本的な構文は以下の通りです。
=FILTER(配列, 条件, [空の場合])
– 配列フィルターをかけたいデータの範囲
– 条件抽出したいデータの条件
– 空の場合条件に合うデータがない場合に表示する値(省略可能)
例えば、以下のようなデータがあるとします。
名前 | 年齢 | 性別 |
---|---|---|
山田 | 28 | 男性 |
佐藤 | 22 | 女性 |
鈴木 | 35 | 男性 |
この中から、男性のデータだけを抽出したい場合、以下のように入力します。
=FILTER(C4, C2:C4="男性", "該当なし")
これで、男性のデータだけが表示されます。
テーブルとは?
次に、Excelのテーブルについてお話しします。テーブルとは、データを整理して管理しやすくするための機能です。テーブルとして設定すると、以下のようなメリットがあります。
- データの追加や削除が簡単にできる
- フィルターや並べ替えが簡単にできる
- 関数を使う際に、範囲指定が自動で行われる
テーブルを作成するには、データ範囲を選択して「挿入」タブから「テーブル」をクリックするだけです。
テーブルとFILTER関数の組み合わせ
テーブルとFILTER関数を組み合わせると、さらに便利にデータを抽出できます。例えば、以下のようなテーブルがあるとします。
商品名 | カテゴリ | 価格 |
---|---|---|
りんご | 果物 | 100 |
バナナ | 果物 | 150 |
にんじん | 野菜 | 80 |
この中から、果物のデータだけを抽出したい場合、以下のように入力します。
=FILTER(テーブル1, テーブル1[カテゴリ]="果物", "該当なし")
これで、カテゴリが果物のデータだけが表示されます。
よくある質問や疑問
FILTER関数はどのバージョンのExcelで使えますか?
FILTER関数は、Microsoft 365やExcel 2021以降のバージョンで使用可能です。
条件に合うデータがない場合、どうなりますか?
条件に合うデータがない場合、第三引数で指定した値が表示されます。指定しない場合は、エラーが表示されます。
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まとめ
今回は、ExcelのテーブルとFILTER関数の使い方についてお話ししました。これらを活用することで、データの管理や抽出が格段に楽になります。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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