ExcelのFILTER関数で「または」条件を使いこなそう!初心者向け解説

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皆さん、こんにちは!今日は、ExcelのFILTER関数で「または」条件、つまりOR条件を使ってデータを抽出する方法をご紹介します。Excelの操作に不慣れな方でも大丈夫です。わかりやすく説明しますので、一緒に学んでいきましょう!

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FILTER関数とは?

Excelのイメージ

Excelのイメージ

まず、FILTER関数について簡単におさらいしましょう。これは、指定した条件に合うデータだけを抽出する関数です。例えば、大量のデータから特定の条件に合致する情報だけを取り出すのに非常に便利です。

FILTER関数の基本的な使い方

FILTER関数の基本的な書式は以下の通りです


=FILTER(配列, 含む, [空の場合])

配列抽出したいデータの範囲を指定します。
含む抽出する条件を指定します。
空の場合条件に合致するデータがない場合に表示する値を指定します(省略可能)。

例えば、「売上データ」から「商品A」のデータだけを抽出したい場合、次のように入力します


=FILTER(C100, B2:B100="商品A", "該当なし")

これで、「商品A」のデータだけが表示されます。

FILTER関数で「または」条件を指定する方法

次に、複数の条件のどれかに当てはまるデータを抽出する、つまりOR条件を指定する方法を見ていきましょう。

OR条件の基本的な書き方

FILTER関数でOR条件を指定する場合、条件式を括弧で囲み、「+」でつなぎます。書式は以下の通りです


=FILTER(配列, (条件1) + (条件2) + ..., [空の場合])

例えば、「商品A」または「商品B」のデータを抽出したい場合、次のように入力します


=FILTER(C100, (B2:B100="商品A") + (B2:B100="商品B"), "該当なし")

これで、「商品A」または「商品B」のデータが抽出されます。

具体的な例部署名が「総務部」または役職が「課長」のデータを抽出する

では、具体的な例を見てみましょう。以下のような社員データがあるとします

名前 部署名 役職
田中 総務部 主任
佐藤 営業部 課長
鈴木 総務部 課長
高橋 開発部 係長

この中から、「部署名が『総務部』」または「役職が『課長』」の社員を抽出したい場合、次のように入力します


=FILTER(C5, (B2:B5="総務部") + (C2:C5="課長"), "該当なし")

これで、以下のデータが抽出されます

名前 部署名 役職
田中 総務部 主任
佐藤 営業部 課長
鈴木 総務部 課長

FILTER関数を使う際の注意点

FILTER関数を使用する際には、以下の点に注意しましょう

ここがポイント!

  • 条件式を括弧で囲むことを忘れないようにしましょう。
  • OR条件の場合は、条件式を「+」でつなぎます。
  • 条件に合致するデータがない場合に表示する値を指定しておくと、エラー表示を避けることができます。

よくある質問や疑問

FILTER関数はどのバージョンのExcelで使用できますか?

FILTER関数は、Excel 365およびExcel 2021で使用可能です。これらのバージョン以外では利用できない場合がありますので、ご注意ください。

OR条件とAND条件の違いは何ですか?

OR条件は、複数の条件のうちいずれか一つでも満たす場合にデータを抽出します。一方、AND条件は、複数の条件すべてを満たす場合にのみデータを抽出します。AND条件を指定する場合は、条件式を「*」でつなぎます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?FILTER関数を使えば、複数の条件に合致するデータを簡単に抽出することができます。特に、OR条件を活用することで、データ分析の幅が広がります。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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