皆さん、こんにちは。今日は、WordのVBA（Visual Basic for Applications）を使って、現在のディレクトリ、つまりファイルが保存されている場所を取得する方法についてお話しします。パソコンやスマホがちょっと苦手な方でも、安心して聞いてくださいね。
現在のディレクトリとは？
Wordのイメージ
まず、「現在のディレクトリ」とは何でしょうか？簡単に言うと、今開いているWord文書がどこのフォルダに保存されているか、ということです。例えば、家の中で「書斎の机の上にある青いノート」と言えば、そのノートの場所が特定できますよね。同じように、パソコンの中でもファイルの「住所」があります。
VBAで現在のディレクトリを取得する方法
では、具体的にVBAを使ってこの「住所」を知る方法を見ていきましょう。難しく感じるかもしれませんが、順を追って説明しますのでご安心を。
1. ActiveDocument.Path プロパティを使う
最も簡単な方法は、ActiveDocument.Pathというプロパティを使うことです。これは、現在の文書が保存されているフォルダのパス（場所）を取得します。
vba
Dim docPath As String
docPath = ActiveDocument.Path
MsgBox "この文書の保存場所は: " & docPath
このコードを実行すると、メッセージボックスに文書の保存場所が表示されます。
2. ActiveDocument.FullName プロパティを使う
もう一つの方法として、ActiveDocument.FullNameを使うこともできます。これは、文書のフルパス（フォルダの場所＋ファイル名）を取得します。
vba
Dim docFullName As String
docFullName = ActiveDocument.FullName
MsgBox "この文書のフルパスは: " & docFullName
このコードを実行すると、文書のフルパスが表示されます。
よくある質問や疑問
Q1: 保存していない新規文書の場合、どうなりますか？
保存されていない新規文書の場合、ActiveDocument.Pathは空の文字列を返します。つまり、まだ「住所」が決まっていない状態です。
Q2: ネットワーク上のフォルダに保存されている場合、パスはどう表示されますか？
ネットワーク上のフォルダに保存されている場合、パスは通常のフォルダと同じように表示されます。ただし、ネットワークドライブとしてマッピングされているか、UNCパス（\\サーバー名\フォルダ名）として表示されるかで、見え方が異なる場合があります。
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まとめ
いかがでしたか？WordのVBAを使って、現在の文書がどこに保存されているかを簡単に確認する方法をご紹介しました。これを活用すれば、ファイルの整理や管理がもっと楽になりますね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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