ExcelのVLOOKUP関数の使い方【初心者向け解決ガイド】

皆さん、こんにちは。今日は、Excelの中でも特に便利な関数、VLOOKUPの使い方についてお話しします。名前だけ聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際にはとても役立つ機能なんですよ。例えば、大量のデータから特定の情報を素早く見つけ出す際に、このVLOOKUPが大活躍します。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数が何をするものなのかを簡単に説明します。VLOOKUPは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中で指定した列の値を返してくれる関数です。例えば、社員番号から社員の名前や部署を見つけるときなどに使います。

VLOOKUP関数の基本構文

VLOOKUP関数の基本的な書き方は以下の通りです

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])

それぞれの引数の意味は以下の通りです

– 検索値探したい値（例社員番号）
– 範囲検索対象となるデータの範囲
– 列番号範囲内で、返したい値が存在する列の番号（左から数えます）
– 検索の型TRUE（近似一致）またはFALSE（完全一致）を指定します。通常はFALSEを使用します。

VLOOKUP関数の使用例

では、具体的な例を見てみましょう。以下のような社員データの表があるとします

この表から、社員番号「1002」の名前を取得したい場合、以下のようにVLOOKUP関数を使用します

=VLOOKUP(1002, A2:C4, 2, FALSE)

この関数は、社員番号「1002」をA2:C4の範囲から探し、2列目（名前）の値である「鈴木」を返します。

VLOOKUP関数を使う際の注意点

VLOOKUP関数を使用する際には、以下の点に注意する必要があります

– 検索値は範囲の最初の列にある必要がありますVLOOKUPは範囲の最初の列で検索を行うため、検索値が最初の列に配置されていることを確認してください。
– 完全一致を指定する通常、[検索の型]はFALSE（完全一致）を指定します。TRUE（近似一致）を指定すると、正確な値が見つからない場合に最も近い値を返すことがありますが、これは予期しない結果を招く可能性があります。

よくある質問や疑問

Q1: VLOOKUP関数でエラーが出るのはなぜですか？

エラーが出る主な原因として、以下の点が考えられます

これらの点を確認してみてください。

Q2: VLOOKUP関数で複数の条件を指定できますか？

VLOOKUP関数自体は一つの検索値しか指定できませんが、複数の条件を組み合わせる方法として、検索値を連結して一つの値にする方法があります。例えば、「社員番号」と「部署」を組み合わせて検索する場合、両方の値を連結した新しい列を作成し、その列を検索値として使用します。

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まとめ

VLOOKUP関数は、Excelでデータを検索・参照する際に非常に便利なツールです。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、基本的な使い方を押さえれば、業務の効率化に大いに役立ちます。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。