ExcelのVLOOKUP関数で右側の文字を活用する方法

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皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、特にデータの右側の文字をどのように活用するかについてお話しします。Excelを使っていて、「特定のコードの末尾の数字だけを使ってデータを引っ張りたい」と思ったことはありませんか?そんな時に役立つテクニックをご紹介します。

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VLOOKUP関数の基本

Excelのイメージ

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数の基本をおさらいしましょう。VLOOKUPは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中から指定した列の値を返す関数です。例えば、商品コードから価格を取得する際などに使われます。

RIGHT関数との組み合わせで部分一致を実現

では、コードの末尾の数字だけを使ってデータを検索したい場合、どうすれば良いでしょうか?ここで登場するのがRIGHT関数との組み合わせです。RIGHT関数は、文字列の右端から指定した数の文字を取得する関数です。

例えば、セルA1に「ABC12345」というコードがあり、末尾の「12345」を使って検索したい場合、以下のようにRIGHT関数を使います。

excel
=RIGHT(A1, 5)

これで、「12345」が取得できます。

VLOOKUPとRIGHT関数を組み合わせた実例

具体的な例で見てみましょう。以下のようなデータがあるとします。

コード 商品名
ABC12345 商品A
DEF67890 商品B
GHI54321 商品C

そして、検索したいコードの末尾5桁が「54321」の場合、以下のようにVLOOKUPとRIGHT関数を組み合わせて使用します。

excel
=VLOOKUP("54321", INDEX(RIGHT(A2:A4, 5), 0), 2, FALSE)

しかし、VLOOKUP関数は通常、検索値がテーブルの最初の列にあることを前提としています。そのため、上記のように直接RIGHT関数を組み合わせることは難しい場合があります。そこで、INDEX関数MATCH関数を組み合わせる方法が有効です。

INDEX関数とMATCH関数を使った柔軟な検索

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、VLOOKUPでは難しい柔軟な検索が可能になります。例えば、以下のように使用します。

excel
=INDEX(B2:B4, MATCH("54321", RIGHT(A2:A4, 5), 0))

この方法で、コードの末尾5桁が「54321」である商品名を取得できます。

よくある質問や疑問

VLOOKUP関数で部分一致の検索は可能ですか?

VLOOKUP関数自体は完全一致か近似一致の検索のみをサポートしています。部分一致の検索を行いたい場合は、INDEX関数とMATCH関数、あるいは他のテクニックを組み合わせる必要があります。

RIGHT関数を使って数値を取得するとエラーが出ます。なぜですか?

RIGHT関数は文字列を返すため、数値として扱いたい場合は、取得した文字列を数値に変換する必要があります。例えば、`=VALUE(RIGHT(A1, 5))`のように使用します。

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まとめ

今回は、ExcelのVLOOKUP関数とRIGHT関数を組み合わせて、データの右側の文字を活用する方法をご紹介しました。これらの関数を上手に組み合わせることで、より柔軟で強力なデータ検索が可能になります。ぜひ試してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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