皆さん、こんにちは。今日は、Excelを使っていて「VLOOKUP関数」を使った際に、#VALUE!エラーが表示されて困った経験はありませんか？このエラーが出ると、何が原因なのか分からず戸惑ってしまいますよね。今回は、この#VALUE!エラーの原因と、その解決方法を分かりやすくお伝えします。
VLOOKUP関数とは？
Excelのイメージ
まず、VLOOKUP関数について簡単におさらいしましょう。これは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中で指定した列の値を返す関数です。例えば、商品コードから商品名を取得する、といった使い方ができます。
#VALUE!エラーの主な原因と対処法
では、本題の#VALUE!エラーについて、その主な原因と対処法を見ていきましょう。
1. 列番号（col_index_num）の指定が不正
VLOOKUP関数の第3引数である列番号は、1以上の整数で指定する必要があります。もし、0や負の数、または数値以外を指定すると、#VALUE!エラーが発生します。例えば、列番号に文字列を指定してしまった場合などです。
対処法列番号が正しい数値で指定されているか確認しましょう。特に、数式で動的に列番号を指定している場合、その計算結果が1以上の整数になっているかをチェックしてください。
2. 検索値（lookup_value）が255文字を超えている
VLOOKUP関数では、検索値が255文字を超えると、#VALUE!エラーが発生することがあります。これは、Excelの仕様による制限です。
対処法検索値を255文字以内に収めるか、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて使用することで、この制限を回避できます。以下に、その方法を示します。
excel
=INDEX(返したい値の範囲, MATCH(検索値, 検索範囲, 0))
このように、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、長い検索値にも対応できます。
3. セルの表示形式が「文字列」になっている
数式を入力したセルの表示形式が「文字列」になっていると、数式がそのまま表示され、計算結果が表示されないことがあります。
対処法セルの表示形式を「標準」や適切な形式に変更し、再度数式を入力してください。
よくある質問や疑問
Q1: VLOOKUP関数で#N/Aエラーが出るのはなぜですか？
#N/Aエラーは、検索値が検索範囲内に存在しない場合に発生します。例えば、検索値が正しく入力されていない、または検索範囲が正しく設定されていない可能性があります。
Q2: VLOOKUP関数で#REF!エラーが出るのはなぜですか？
#REF!エラーは、指定した列番号が検索範囲の列数を超えている場合に発生します。例えば、検索範囲がA1:B10であるのに、列番号に3を指定した場合などです。
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まとめ
今回は、VLOOKUP関数で#VALUE!エラーが発生する主な原因とその対処法についてお話ししました。エラーが出た際は、まず原因を特定し、適切な対処を行うことが大切です。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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