VBAでOutlookメールの形式を変更する方法【初心者向け解決ガイド】

皆さん、こんにちは。今日は、VBAを使ってOutlookのメール形式を変更する方法についてお話しします。パソコンやスマホの操作がちょっと苦手な方でも大丈夫です。わかりやすく説明していきますので、一緒に学んでいきましょう。

メール形式とは？
VBAでメール形式を変更する方法
よくある質問や疑問
1. Q1. VBAのコードをどこに入力すれば良いですか？
2. Q2. コードを実行しても何も起こりません。どうすれば良いですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

メール形式とは？

Outlookのイメージ

まず、メール形式について簡単におさらいしましょう。Outlookでは、主に以下の3つの形式でメールを作成できます。

ここがポイント！

テキスト形式文字だけのシンプルな形式です。装飾や画像は使えませんが、どのメールソフトでも確実に表示できます。
HTML形式文字の色やサイズを変えたり、画像を挿入したりできるリッチな形式です。ウェブページのような見た目にできます。
リッチテキスト形式テキスト形式とHTML形式の中間のようなもので、ある程度の装飾が可能です。ただし、受信者の環境によっては正しく表示されないこともあります。

VBAでメール形式を変更する方法

では、実際にVBAを使ってメールの形式を変更する方法を見ていきましょう。VBAは、Microsoftのアプリケーションを自動化するためのプログラミング言語です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、基本的な操作を覚えれば便利に使えます。

1. テキスト形式のメールを作成する

テキスト形式のメールを作成するには、以下のようにBodyプロパティを使用します。

vba

Sub CreatePlainTextMail()

    Dim objMail As Outlook.MailItem

    Set objMail = Application.CreateItem(olMailItem)

    With objMail

        .BodyFormat = olFormatPlain

        .Body = "これはテキスト形式のメールです。"

        .Display

    End With

End Sub

このコードを実行すると、テキスト形式の新しいメールが表示されます。

2. HTML形式のメールを作成する

HTML形式のメールを作成するには、HTMLBodyプロパティを使用します。

vba

Sub CreateHTMLMail()

    Dim objMail As Outlook.MailItem

    Set objMail = Application.CreateItem(olMailItem)

    With objMail

        .BodyFormat = olFormatHTML

        .HTMLBody = "
これはHTML形式のメールです。

" .Display End With End Sub

このコードを実行すると、文字が大きく表示されたHTML形式の新しいメールが表示されます。

3. 既存のメールの形式を変更する

受信したメールの形式を変更することも可能です。例えば、HTML形式のメールをテキスト形式に変換するには、以下のようにします。

vba

Sub ConvertToPlainText()

    Dim objMail As Outlook.MailItem

    Set objMail = Application.ActiveInspector.CurrentItem

    If objMail.BodyFormat = olFormatHTML Then

        objMail.BodyFormat = olFormatPlain

        objMail.Save

    End If

End Sub

このコードを実行すると、現在開いているメールがテキスト形式に変換されます。