皆さん、こんにちは!今日は、ExcelでVLOOKUP関数とSUM関数を組み合わせて、特定の条件に合うデータの合計を求める方法をご紹介します。Excel初心者の方でも安心して取り組めるよう、わかりやすく解説していきますね。
VLOOKUP関数とSUM関数の基本
まずは、基本的な関数の説明から始めましょう。
VLOOKUP関数とは?
VLOOKUP関数は、縦方向にデータを検索し、指定した列から値を取得するための関数です。例えば、商品コードから商品名や価格を探し出すときに便利です。
SUM関数とは?
SUM関数は、指定した範囲内の数値を合計するための関数です。例えば、売上データの合計や、点数の合計を求めるときに使います。
VLOOKUPとSUMを組み合わせて合計を求める方法
では、具体的にこれらの関数を組み合わせて、特定の条件に合うデータの合計を求めてみましょう。
例特定の商品に関する月別売上の合計を求める
例えば、以下のような売上データがあるとします。
商品名 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
---|---|---|---|---|---|---|
商品 | 1000 | 1500 | 2000 | 2500 | 3000 | 3500 |
商品B | 1100 | 1600 | 2100 | 2600 | 3100 | 3600 |
商品C | 1200 | 1700 | 2200 | 2700 | 3200 | 3700 |
このデータから、「商品B」の1月から6月までの売上合計を求めたいとします。
手順
- まず、合計を求めたい商品名(この場合は「商品B」)をセルに入力します。例えば、セルに「商品B」と入力します。
- 次に、以下のような数式を別のセル(例えば、B8)に入力します。
`=SUM(VLOOKUP(, G4, {2,3,4,5,6,7}, FALSE))` - この数式を入力したら、Ctrl + Shift + Enterキーを同時に押して、配列数式として入力します。
この操作により、「商品B」の1月から6月までの売上合計が求められます。
よくある質問や疑問
Q1: VLOOKUP関数で複数の列を参照する方法がわかりません。
VLOOKUP関数の第3引数に配列({2,3,4,5,6,7}のような形式)を指定することで、複数の列を参照できます。ただし、この場合、数式を入力した後にCtrl + Shift + Enterキーを押して、配列数式として入力する必要があります。
Q2: 配列数式として入力しないとどうなりますか?
配列数式として入力しない場合、VLOOKUP関数は配列の最初の要素(この場合は2列目)だけを参照し、正しい合計を得ることができません。必ずCtrl + Shift + Enterキーを押して、配列数式として入力してください。
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まとめ
いかがでしたか?今回は、ExcelでVLOOKUP関数とSUM関数を組み合わせて、特定の条件に合うデータの合計を求める方法をご紹介しました。これを活用することで、データ集計がより簡単になりますよ。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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