ExcelのSUMPRODUCT関数でエラーが出たときの対処法

こんにちは！今日は、Excelでデータ集計をしているときに便利なSUMPRODUCT関数についてお話しします。この関数、使いこなせるととても便利なんですが、時々#VALUE!エラーが出て困ったことはありませんか？今回は、その原因と解決方法を初心者の方にもわかりやすく説明しますね。

SUMPRODUCT関数とは？

Excelのイメージ

まず、SUMPRODUCT関数が何をするものか簡単におさらいしましょう。これは、複数の範囲（配列）同士の対応する要素を掛け合わせ、その合計を求める関数です。例えば、商品の単価と数量がそれぞれの列にあるとき、各商品の売上を計算してその合計を出す、といった使い方ができます。

では、本題のエラーについてです。SUMPRODUCT関数を使っていて#VALUE!エラーが表示される主な原因は以下の2つです。

SUMPRODUCT関数では、掛け合わせる範囲（配列）のサイズ、つまり行数や列数が一致している必要があります。例えば、片方の範囲が10行で、もう片方が8行だとエラーになります。

解決方法
範囲選択の際には、必ず同じ行数・列数を選ぶようにしましょう。例えば、A列とB列のデータを掛け合わせる場合、`=SUMPRODUCT(A1:A10, B1:B10)`のように、両方とも同じ範囲を指定します。

SUMPRODUCT関数は数値の計算を行うため、指定した範囲内に文字列やエラー値が含まれているとエラーが発生します。

解決方法
範囲内のデータを確認し、数値以外のデータが含まれていないかチェックしましょう。もし文字列が含まれている場合は、適切な数値に変換するか、別のセルに移動させると良いでしょう。

エラーを未然に防ぐためには、以下の点に注意すると良いでしょう。

ここがポイント！

まず、指定した範囲のサイズ（行数や列数）が一致しているか確認してください。次に、範囲内に数値以外のデータやエラー値が含まれていないかチェックしましょう。

はい、IFERROR関数を組み合わせることで、エラーが出た場合に別の値（例えば0）を返すように設定できます。例えば、`=IFERROR(SUMPRODUCT(範囲1, 範囲2), 0)`のようにすると、エラーが出たときに0を返すようになります。

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SUMPRODUCT関数はとても便利な関数ですが、使い方を間違えるとエラーが出てしまいます。今回紹介したポイントを押さえて、エラーを回避しながら活用してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。