皆さん、Wordを使っていて、文章中に見慣れない記号が表示されて困ったことはありませんか？特に、改行すると現れる矢印のようなマークや、スペースを入力すると表示される小さな点など。これらは「編集記号」と呼ばれ、文書の構造を視覚的に理解するためのものですが、普段の作業では邪魔に感じることもあります。今回は、これらの編集記号を非表示にする方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
編集記号とは？
Wordのイメージ
まず、編集記号について簡単に説明します。Wordでは、以下のような操作を行うと対応する記号が表示されます
- タブを入力→（右向き矢印）
- スペースを入力・（中黒）
- 段落（改行）¶（段落記号）
- 強制改行↵（下向き矢印）
これらの記号は、文書の編集やレイアウト調整を行う際に役立ちますが、表示が不要な場合は簡単に非表示にできます。
編集記号を非表示にする方法
編集記号を非表示にする手順は、Wordのバージョンによって多少異なりますが、基本的な操作は以下の通りです。
Word 2010以降の場合
1. Wordを起動し、編集記号を非表示にしたい文書を開きます。
2. 「ファイル」タブをクリックします。
3. 「オプション」を選択し、表示されたウィンドウで「表示」をクリックします。
4. 「常に画面に表示する編集記号」の項目で、非表示にしたい記号のチェックを外します。すべての編集記号を非表示にする場合は、「すべての編集記号を表示する」のチェックを外します。
5. 「OK」をクリックして設定を適用します。
Word 2007の場合
1. Wordを起動し、編集記号を非表示にしたい文書を開きます。
2. 「Office」ボタンをクリックし、「Wordのオプション」を選択します。
3. 表示されたウィンドウで「表示」をクリックします。
4. 「常に画面に表示する編集記号」の項目で、非表示にしたい記号のチェックを外します。すべての編集記号を非表示にする場合は、「すべての編集記号を表示する」のチェックを外します。
5. 「OK」をクリックして設定を適用します。
これらの手順により、文書中の編集記号を非表示にすることができます。
よくある質問や疑問
Q1. 編集記号を非表示にしても、文書の内容や印刷結果に影響はありますか？
編集記号はあくまで画面上での表示に関するものであり、非表示にしても文書の内容や印刷結果には影響しません。安心して設定を変更してください。
Q2. 編集記号を再表示したい場合はどうすればいいですか？
再表示する場合は、先ほどの手順でチェックを外した項目に再度チェックを入れてください。これで編集記号が再び表示されます。
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まとめ
今回は、Wordで表示される編集記号を非表示にする方法について解説しました。これらの記号は文書作成時に役立つこともありますが、不要な場合は簡単に非表示にできます。設定を活用して、快適な文書作成をお楽しみください。不明点があればLINEからご相談ください。
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