Wordで削除できない空白ページを解消する方法

皆さん、Word文書を作成していて、最後に謎の空白ページが現れて削除できずに困った経験はありませんか？特に、文書の最後に表を挿入した際に、この現象がよく起こります。今回は、そんな困った空白ページを削除する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

なぜ空白ページが削除できないのか？
空白ページを削除する具体的な方法
よくある質問や疑問
1. Q1. 表の後に段落記号を隠すと、印刷時に問題はありませんか？
2. Q2. 段落記号を表示しても、空白ページの原因がわからない場合はどうすればいいですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

なぜ空白ページが削除できないのか？

Wordのイメージ

まず、なぜこのような空白ページが発生するのかを理解しましょう。主な原因は以下の通りです

ここがポイント！

文書の末尾に表を挿入しているWordでは、文書の最後に表を配置すると、その後に必ず段落記号が挿入され、これが新たな空白ページを作成してしまいます。
不要な改行や段落記号無意識のうちに余分な改行や段落記号を入力してしまい、それが空白ページの原因となることがあります。
セクション区切りやページ区切り誤ってセクション区切りやページ区切りを挿入してしまうと、意図しない空白ページが作成されることがあります。

空白ページを削除する具体的な方法

では、具体的な対処法を見ていきましょう。

1. 表の後にできた空白ページを削除する

文書の最後に表を挿入した際に空白ページができる場合、以下の方法で削除できます

1. 段落記号を表示する`Ctrl + Shift + 8`キーを同時に押して、段落記号（¶）を表示します。
2. 隠し文字に設定する表の後ろにある段落記号を選択し、右クリックして「フォント」を選択します。表示されたダイアログボックスで「隠し文字」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
3. 段落記号を非表示にする再度`Ctrl + Shift + 8`キーを押して、段落記号を非表示にします。

この操作で、表の後の段落記号が隠され、空白ページが削除されます。

2. 不要な改行や段落記号を削除する

余分な改行や段落記号が原因で空白ページができている場合、以下の手順で削除します

1. 段落記号を表示する`Ctrl + Shift + 8`キーを同時に押して、段落記号を表示します。
2. 不要な段落記号を削除する空白ページに表示されている段落記号を選択し、`Backspace`キーまたは`Delete`キーで削除します。

これで、余分な改行や段落記号が削除され、空白ページも解消されます。

3. セクション区切りやページ区切りを削除する

セクション区切りやページ区切りが原因の場合、以下の手順で対処します

1. 段落記号を表示する`Ctrl + Shift + 8`キーを同時に押して、段落記号を表示します。
2. 区切りを削除する空白ページに表示されている「セクション区切り」や「改ページ」と書かれた行を選択し、`Backspace`キーまたは`Delete`キーで削除します。

これにより、不要な区切りが削除され、空白ページが解消されます。

よくある質問や疑問

Q1. 表の後に段落記号を隠すと、印刷時に問題はありませんか？

段落記号を「隠し文字」に設定すると、画面上では表示されますが、印刷時には表示されません。したがって、印刷結果に影響はありません。

Q2. 段落記号を表示しても、空白ページの原因がわからない場合はどうすればいいですか？

その場合、ナビゲーションウィンドウを使用して空白ページを確認し、直接削除する方法があります。手順は以下の通りです

1. ナビゲーションウィンドウを表示する`Ctrl + F`キーを押して、ナビゲーションウィンドウを表示します。
2. 空白ページを選択するナビゲーションウィンドウの「ページ」タブで、空白ページを選択します。
3. 削除する選択した空白ページ上で右クリックし、「削除」を選択します。

これで、原因が特定できない空白ページも削除できます。