皆さん、こんにちは!
今日は、Excelのプルダウンリストを使いながら、リストにない値も手入力できる方法についてお話しします。これを知っておくと、データ入力がもっと柔軟になりますよ!
プルダウンリストとは?
まず、プルダウンリストについて簡単に説明します。Excelのプルダウンリスト(ドロップダウンリスト)は、セルにあらかじめ設定した選択肢を表示し、その中から選んで入力できる機能です。これにより、入力ミスを防ぎ、作業効率を上げることができます。
プルダウンリストの作成方法
では、実際にプルダウンリストを作成してみましょう。手順は以下のとおりです。
- プルダウンを設定したいセル範囲を選択します。
- 上部の「データ」タブをクリックし、「データの入力規則」を選択します。
- 表示されたダイアログボックスで、「設定」タブの「入力値の種類」から「リスト」を選びます。
- 「元の値」欄に、選択肢をカンマ(,)で区切って入力します。例えば、「選択肢1,選択肢2,選択肢3」のように入力します。
- 最後に「OK」をクリックして設定を完了します。
これで、選択したセルにプルダウンリストが設定されました。セルをクリックすると、右側に矢印が表示され、リストから選択できるようになります。
リストにない値を手入力できるようにする方法
通常、プルダウンリストに設定されていない値を入力しようとすると、エラーメッセージが表示され、入力が制限されます。しかし、設定を変更することで、リストにない値も手入力できるようになります。
手順は以下のとおりです。
- 先ほどプルダウンリストを設定したセル範囲を再度選択します。
- 「データ」タブの「データの入力規則」をクリックします。
- ダイアログボックスが表示されたら、「エラーメッセージ」タブを選択します。
- 「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」のチェックを外します。
- 「OK」をクリックして設定を完了します。
これで、プルダウンリストにない値も自由に入力できるようになりました。エラーメッセージが表示されることなく、手入力が可能です。
エラーメッセージを表示しつつ手入力を許可する方法
リストにない値を入力する際に、確認のためのエラーメッセージを表示しつつ、手入力を許可することもできます。手順は以下のとおりです。
- プルダウンリストを設定したセル範囲を選択します。
- 「データ」タブの「データの入力規則」をクリックします。
- ダイアログボックスで「エラーメッセージ」タブを選択します。
- 「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」にチェックを入れます。
- 「スタイル」を「注意」または「情報」に設定します。
- 必要に応じて「タイトル」や「エラーメッセージ」の内容を入力します。
- 「OK」をクリックして設定を完了します。
これで、リストにない値を入力しようとすると、確認のエラーメッセージが表示されますが、「はい」や「OK」を選択することで、そのまま手入力を確定できます。
よくある質問や疑問
Q1: プルダウンリストの選択肢を後から追加・変更できますか?
はい、できます。
「データの入力規則」から「元の値」を編集することで、選択肢を追加・変更できます。
Q2: プルダウンリストを複数のセルに一度に設定できますか?
はい、できます。
設定したいセル範囲を選択してから「データの入力規則」を設定することで、一度に複数のセルにプルダウンリストを適用できます。
Q3: プルダウンリストを削除するにはどうすればいいですか?
プルダウンリストを設定したセルを選択し、「データの入力規則」を開いて「すべてクリア」をクリックすると、プルダウンリストを削除できます。
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