PowerPointでスライドを作成していると、文字が勝手に小さくなってしまうことがあります。特に、文字を貼り付けた際や長文を入力した際に、この現象が発生することが多いです。今回は、この現象の原因とその対処法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
なぜ文字が勝手に小さくなるのか？
PowerPointのイメージ
PowerPointには「自動調整」機能が搭載されており、テキストボックスに文字を入力すると、自動的に文字サイズを調整してボックス内に収めるようになっています。これにより、文字が小さくなってしまうことがあります。
自動調整を無効にする方法
文字が勝手に小さくなるのを防ぐためには、自動調整機能を無効にする必要があります。以下の手順で設定を変更できます。
- テキストボックス内をクリックして選択します。
- 右クリックして「図形の書式設定」を選択します。
- 「テキストボックス」セクションを選択します。
- 「自動調整」の項目で「自動調整しない」を選択します。
これで、文字が勝手に小さくなることを防げます。
一括で設定を変更する方法
複数のスライドやテキストボックスで自動調整を無効にする場合、スライドマスターを使用すると便利です。スライドマスターを編集することで、新しく作成するスライドにも自動調整を無効にした設定を適用できます。
- 「表示」タブから「スライドマスター」を選択します。
- マスターのスライドを選択し、上記と同様に「図形の書式設定」から「自動調整しない」を選択します。
- 設定が完了したら、「スライドマスター」タブから「マスター表示を閉じる」を選択します。
これで、新しく作成するスライドにも自動調整が無効になります。
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まとめ
PowerPointで文字が勝手に小さくなるのは、「自動調整」機能が原因です。この機能を無効にすることで、文字サイズが自分の意図通りに保たれます。複数のスライドで一括して設定を変更する場合は、スライドマスターを活用すると効率的です。
他にもPowerPointに関する疑問やお悩みがあれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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