2022年の5月頃に発表されたiPod終了の知らせ。
どうやらiPodは現在残っている在庫がなくなり次第販売が終了になるとのこと。
音楽プレーヤーとして絶大な人気を誇ったiPodの約20年にわたる歴史に終止符が打たれました…。
iPodを聞きながら自転車に乗って帰ったあの日。
iPodを聞きながら受験勉強したあの日。
もうあの日には戻れないのはわかっているけど、なんかどことなく寂しい…。
しかし、iPhoneで「あの懐かしのiPod」を再現してくれたWebアプリがございます。
この令和の時代に、平成を生き抜いたおっさんが語ります。
iPhoneがiPodになるアプリってどういうこと?
結論、あなたのiPhoneがまるで懐かしの「iPod classic」のような画面と操作性で「Apple Music」や「Spotify」の音楽を聴けるようになります。
フロントエンド開発者のTanner Villarete(タナー・ビラレティ)氏が作って下さったWebアプリ「iPod.js」を使うことで、あなたのiPhoneの画面が「iPod classic」になります。
「iPod.js」できることは主に以下の2つです。
- iPhoneでiPod classicのように音楽を聴くことができる。
- 懐かしのレトロゲームが「ブロック崩し」ができる。
Tanner Villarete氏に感謝です!ありがとうございます!
使ってみると「あの日」の記憶が鮮明によみがえりました!懐かしい!
まさにエモい!
私が購入した当時は、初代iPhoneもないですし、タッチパネルなんて今みたいに普及していない時代でしたので、ボタンの上を指でなぞる操作なんてマジで画期的でおしゃれものでした。
ぶっちゃけ、持ってるだけでオシャレ認定されるようなアイテムでした。
そんな、あの背面が銀色で、ホイールが付いている「iPod classic」がWebアプリとして復活してくれました。
iPodのクリックホイールを使った操作画面をブラウザ上で再現し、音楽を聴けるなんて感動ものですよ!
もちろん、音楽を聴くだけではなく「あのレトロゲーム」をすることもできます。
実は、このWebアプリは2019年頃には登場していたとのこと。なんでこんな良いアプリに気づかなかったんだ!もっと早く気付けばよかったと今では思っています。
iPhoneでWebサイト「https://tannerv.com/ipod/」にアクセスすれば、無料ですぐに使えるようになります。気になっている方はぜひ一度アクセスしてみてください。
iPod.jsの基本的な使い方
「iPod.js」は、iPhoneをiPodのように使って「Apple Music」や「Spotify」の音楽を聴いたり、懐かしのレトロゲーム「ブロック崩し」をすることができます。
「iPod.js」のWebアプリを開いたら、それはもうiPhoneではありません。iPodです。
iPhone特有のスワイプやタップは使えなくなっています。
画面の操作性がiPhoneではなくなっていますので要注意です。
iPodの使い方を忘れた方やiPodの操作方法をご存知ない方向けに、簡単に操作方法をご説明させていただきます。
項目を選択ときは「Menu」「|◀◀」「▶▶|」「▶ ||」が書かれている丸を上から下、下から上になぞることで上にある項目を選んだり、下にある項目を選ぶことが出来ます。
MENUと書かれた文字のすぐ下にある丸いボタンが「決定ボタン」です。項目を選んで決定ボタンを押すと、先に進むことができます。
「Menu」を押すと1つ前のメニューに戻ることができます。
曲を聞いている時に「|◀◀」を押すと、1つ前の曲に戻って再生することができます。
曲を聞いている時に「▶▶|」を押すと、今聞いている曲を飛ばして1つ先の曲を再生することができます。
曲を選択した後に「▶ ||」を押すと、曲を再生できます。また曲が流れているときに「▶ ||」を押すと曲を途中で止めることができます。
ちなみに、iPod.js上で音量調節を実際に試したところ、iPhoneのSafariでは曲の音量を調節できませんでした。
あと、「iPod classic」のように曲の早送りや早戻しはできませんのであしからず。
iPod.jsで音楽を聴く方法
iPod.jsはあくまで見た目を「iPod classic」に見せているので、楽曲が入っているわけではありません。
なので、iPod.jsを使って音楽を聴くためには、「Apple Music」か「Spotify」などの音楽ストリーミングサービスを利用していないといけません。
「Apple Music」か「Spotify」のサービスを利用していない人は、サービスに加入する必要があります。
音楽を聴くには、以下の手順を行ってください。
- iPhoneから「https://tannerv.com/ipod/」にアクセスする。
- 「Sign in」を選択して決定ボタンを押す。
- 「Apple Music」か「Spotify」を選択して決定ボタンを押す。
- アカウントの連携が求められるので確認して許可をしてください。
- サインインが完了するとiPod.js上で音楽再生が可能になります。
- 「Playlists」を選択して決定ボタンを押す。
- あなたが聞きたいプレイリストを選択して決定ボタンを押す。
- 曲を選択して決定ボタンを押す。
- 曲が再生されます。
「Playlists」じゃなくても「Artists」「Albums」からでも曲を再生することはできます。曲の種別で分けているので聞きたい曲を見つけやすい項目を選んでください。
他にも「Search」を選択して決定ボタンを押すと、楽曲やアーティストのスペルを入れることで検索することができます。
iPod.jsでゲームをする方法
iPod.jsでは懐かしのブロック崩しゲームを遊ぶことができます。
最初のメニューで下記手順を行えばブロック崩しのゲームをすることができます。
下記の手順は一番最初のメニューまで戻っていることを前提として説明しております。
- 「Games」を選択して決定ボタンを押す。
- 「Brick」が表示されるので決定ボタンを押す。
- 決定ボタンを押すとボールが落ちてきてゲームスタートです。
- バーの移動はクリックホイールを下から上になぞることで左右の移動ができます。
まとめ
ぶっちゃけ、懐かしさを感じない人にとっては何が便利なの?って言われそうですが…。
うん!間違ってない!そう感じたあなたは正しいです。
別に便利なアプリとは私は思っていません。しかし、人の心を動かすアプリってなかなかありませんよ。
便利ではありませんが、昔を思い出すことができて、なんだか懐かしくも切ない気持ちにさせてくれたTanner Villarete氏に感謝でございます。
気になった方は、ぜひ一度体験してみてください。
本記事が、あなたのiPhoneライフのお役に立てたら幸いです。
簡単まとめ
- 「iPod.js」は、iPhoneが懐かしの「iPod classic」のような画面で音楽が聴けるWebアプリです。
- 他にもブロック崩しのゲームができます。
- 「iPod.js」の基本的操作方法はiPhoneとは違いますので要注意です。
この記事を気に入っていただけたら、コメントやシェアをしていただけるととても励みになります!これからも、iPhoneで使える面白いアプリの情報やiPhoneの疑問についての情報発信していきますので、たまにサイトをチェックしていただけると、とっても嬉しいです(‘ω’)ノ。
ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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