iPhone Xから搭載された厄介品って皆さん知ってますか?
そう!Face ID!
もう、秒で答え言っちゃってますけど、Face IDって厄介品なんですよね💦(理由は後で話します。)
でも、厄介だからこそ、赤の他人に無断使用させないツールとして機能しています。
今回は、iPhoneのFaceIDを使ってアプリを他人に使わせない方法について解説していきます。
この記事はこんな情報がわかる
- 他人に自分のiPhoneを好き勝手に使わせない方法がわかる。
- Face IDのセキュリティレベルがわかる。
- Face IDが使えるアプリと使えないアプリがわかる。
Face IDを実際に使ってみたユーザーの意見

Face-IDを実際に使ってみたユーザーの意見は?
結論、iPhoneに入っているアプリであれば、起動時にFace IDを使って、赤の他人に悪用されないようにすることが可能です。
iPhoneの「Face ID」とは、アップルが開発した顔認証システムで、人を自動的に識別するためのアプリのことを指します。
Face IDは、高度な技術でユーザーの顔面を正確にとらえ、セキュリティ対策を行っていることをApple社も明言しています。
TrueDepthカメラシステムを使用した高度な技術によってユーザの顔の形状を正確に読み取ることで、直感的かつ安全な認証を実現します。Face IDでは、ニューラルネットワークを使用してユーザが注視しているかどうかの判断、照合、およびなりすまし防止の処理が行われるため、ユーザがデバイスを見つめるだけでロックを解除できます。Face IDは、外見の変化に自動的に適応し、ユーザの生体データのプライバシーとセキュリティもしっかりと守られます。
引用元:Face IDのセキュリティ(Apple公式)
しかし、「Face ID」は大変不評です。
Face IDは、他人がロック解除出来る可能性が100万分の1の確率なので、セキュリティ性はそれなりにあります!だから、使いづらいんです💦
Face IDは、登録している顔と少しでも違えば、即アウト。しかも、顔だけではなく視線なども関係してくるので、単純な写真では「Face ID」のロックを解除することはできません。
だからこそ、顔を隠すマスクをしていると「Face ID」のロックを解除することはできなくなります。(実際はやろうと思えばできるのですが…。)
コロナウィルスの影響でマスクをすることを余儀なくされた私たちにとってストレスを感じることになりました。
しかも、「Touch ID」に対応しているアプリは、自動的に「Face ID」にも対応しているので、 正直使いづらい「Face ID」じゃなくて「Touch ID」を復活させてくれ!という声がここ最近多くなりました。
ここまで使いづらい機能を日常的に使うのはどうなのかな?って思う人が多いため、74%の人が「Face ID」を不便に感じてしまっているということだと思います。
ちなみに、「Face ID」のことディスってないよ?「使いづらい」って、ほめ言葉ですよ。
普通であれば、「使いづらい」ってユーザーの気持ちや操作性を考えてないからダメじゃん!って思うかもしれませんが、セキュリティに関して言えば、1つの正解の形なんです。
具体例を出しますね。
例えば、自転車に鍵をつけて駐輪していた場合、鍵を外す手間ってかかりますよね?あれってみんな何のために鍵かけてるんですかね。
鍵がなければ、鍵をつける時間もコストもかからないし、すぐに自転車に乗って動かすことも簡単です。
でも、みんな鍵をかける。それは、盗まれると困るからですよね?
だから、余計な時間をかけて不便になったとしても、自転車自体のセキュリティレベルを上げて盗まれるリスク下げているわけです。
セキュリティレベルが上がると、ユーザー(使っている人)の利便性は比例して下がります。
便利だと皆さんが思っている「Touch ID」は、5万分の1の確率でロックが解除できてしまうので、「Face ID」と比較すると20倍もセキュリティレベルが変わってきます。
Touch ID に同一指紋として登録されることはまれです。こうしたことが起きる確率は、登録される指紋 1 つにつき、わずか 5 万分の 1 です。
引用元:Touch ID の先進のセキュリティテクノロジーについて(Apple公式)
だから、Face IDは他人に自分のiPhoneを、勝手に操作させないためのセキュリティとして機能しているというわけです。
アプリを他人に使わせないFace IDの設定方法
Face IDの設定はiPhone本体の「設定」をしてから「各アプリのプライバシー設定やセキュリティの項目」から設定できます。
Face IDに自分の顔を登録しているのであれば、設定するのは簡単です。そもそも「Face ID」にまだ顔を登録していなければ、「設定」→「Face IDとパスコード」から設定を行ってください。
アプリを起動する時には必ず「Face ID」を使用する設定にさえすれば、他の人が勝手にアプリ内の情報を見ることは困難になります。
アプリの起動時に「Face ID」を使用する場合は、iPhone本体の「設定」アプリを最初に設定と確認をしなければいけません。
本体の設定と確認をしてから、各アプリで「Face ID」を設定する流れを直感でわかるように画像を使って解説します。
- iPhone本体の「設定」アプリを押す。
- 「Face IDとパスコード」を押す。
- 「パスコード」を入力する。
- 「その他のApp」を押す。
- Face IDを使いたいアプリを「オン(緑)」にする。
- Face IDをオンにしたい「アプリ」を起動する。
- 各アプリの「設定」を押す。
- 「プライバシーを管理する項目」を押す。
- 「パスコードロックの項目」を押す。
- 「パスコード」を入力する。
- 「パスコード」を再入力する。(アプリによっては再入力はない)
- 「Face ID」をオン(緑)にする。
- 次回からアプリを開くときには「Face ID」を求められるようになる。
LINEの起動する時に、「Face ID」を使用する方法は上の手順通りに行えば、アプリ起動時に「Face ID」を使って起動することが可能です。
各アプリで「プライバシー」「設定」「セキュリティ」「サインインに生体認証を使う」だったり名称は様々ですが、「パスコード」の項目や「Face ID」の表記があれば、そちらからだいたい設定できます。
Face IDでロックできるアプリ一覧
iPhoneの「Face ID」でロックをかけられるのは、iPhone本体を起動する時だけではありません。
アプリの起動するときは必ず「Face ID」または「パスコード」を求める設定にすることができます。
では、具体的に、「Face ID」を設定できるアプリってどんなものがあるのでしょうか。
大きくジャンル別にわけると5種類あります。
Face IDでロックできるアプリの種類
- 銀行系のアプリ
- LINEなど一部のSNS系のアプリ
- 家計簿アプリやEvernoteなどのメモアプリ
- safariやChromeなどの外部のログイン情報を保存できるアプリ
- iTunes Store、App Store、Apple Booksなど購入や支払い操作ができるアプリ
注意していただきたいのが、基本的に「Face ID」は、アプリを使用する時の起動時のみなので、全ての機能に「Face ID」のロックがかかるわけではありません。
決済機能があるアプリの場合は、支払い前に「Face ID」を求められます。
また、「Face ID」がダメだった場合は、パスコードの入力になってしまうので、たとえ「Face ID」が強固であってもパスコードが漏れてしまっていたら簡単にロックを解除されてしまう可能性がありますので、過信は禁物です。
ジャンル別で「Face ID」が使用できるアプリを分けましたが、実際にどんなアプリが「Face ID」使えてどんなアプリが使えないのか、もっと突っ込んで調べましたので、知りたい方は一覧表を参考にしてください。
Face IDが使えるアプリ一覧 |
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LINE |
FacebookのMessenger |
Chatwork |
三井住友銀行 |
みずほ銀行 |
楽天銀行 |
セゾンPortal |
Amazon |
Wallet |
Apple Pay |
Suica |
Paypay |
Chrome |
safari |
Evernote |
※2021年4月現在に調べた結果になります。
※今調査していますが、他にもあればコメント欄から教えてください。
意外にFace IDが使えないアプリ一覧 |
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TikTok |
clubhouse |
※2021年4月現在に調べた結果になります。
※今調査していますが、他にもあればコメント欄から教えてください。
基本的に、個人情報やお金に直結するアプリには、Face IDでロックがかけられるものが多いです。
SNS系は2段階認証を採用しているアプリもありますので、必ずしも「Face ID」が使えるというわけでありません。
SafariやChromeでWeb サイトを閲覧する際に、「Face ID」を使って、保存済みのユーザ名やパスワードを自動入力することができます。「設定」>「Face ID とパスコード」の順に選択し、「パスワードの自動入力」をオンにしておくだけで使用することができます。その上で、以下の手順を実行してください。
まとめ

iPhoneのFaceIDを使ってアプリを他人に使わせない方法 まとめ
iPhoneの「Face ID」は、日常的にiPhoneを使用するユーザーにとって正直不便なもの厄介品です。
しかし、「Face ID」のセキュリティレベルは、「Touch ID」の約20倍の100万分の1の確率でロック解除できるほどセキュリティは強化されています。
昔からユーザーにとって不便なものになるほど、セキュリティレベルは高くなる傾向にあり、ユーザーが不便=1つのセキュリティの正解とも言えるでしょう。
他人に自分のiPhoneを好き勝手使わせないようにするには、「Face ID」はうってつけです。
だって、使っている本人さえもやりづらいからねw
「Face ID」を設定できるアプリは、大きくジャンル別にわけると5種類あります。
Face IDでロックできるアプリの種類
- 銀行系のアプリ
- LINEなど一部のSNS系のアプリ
- 家計簿アプリやEvernoteなどのメモアプリ
- safariやChromeなどの外部のログイン情報を保存できるアプリ
- iTunes Store、App Store、Apple Booksなど購入や支払い操作ができるアプリ
各アプリで設定の方法は若干ことなりますが、アプリ内の設定から「プライバシー」「セキュリティ」「サインインに生体認証を使う」などの項目を探し、「パスコード」や「Face ID」の表記があれば、そちらからだいたい設定できます。
Apple社は、プライバシー保護を最重要に考え、今後の新OSではアプリが、どんな個人情報を収集しているかをわかりやすく透明化する動きもあるみたいです。
あなたの大切な情報が、外部に漏洩しないためにも、事前に「Face ID」の設定を行って、自己防衛をしておきましょう。
今一度、日常的に使用しているiPhoneのセキュリティ対策を、見直すきっかけになれば、幸いです。
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