「え、1000Hzって何?普通のモニターと何が違うの?」そんなふうに思ったあなた、大丈夫です。私も最初にこの数字を見たとき、正直「そんな数字、本当に意味あるの?」と半信半疑でした。でも調べれば調べるほど、今回のWindows11アップデートはゲーマーだけでなく、普通のパソコンユーザーにとっても見逃せない変化が盛りだくさんだとわかりました。
2026年3月26日、MicrosoftはWindows11向けの非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5079391」を配信開始しました。今回の記事では、この更新プログラムの全貌を初心者にもわかりやすく解説します。技術的な話は噛み砕きながら、「明日から使えるポイント」に絞ってお伝えしますので、最後まで読み進めてみてください。きっと「こんな機能があったのか!」という発見が見つかります。
- Windows11の最新更新プログラム「KB5079391」で1000Hz超のモニターに正式対応し、ゲーミング環境が大きく進化
- セキュリティ機能「スマートアプリコントロール」をOSの再インストールなしでオン・オフ切り替え可能になった画期的な変更
- ナレーターとCopilotの連携やファイル名の音声入力など、日常使いで便利な新機能が多数追加
- そもそも「1000Hz超のモニター対応」って何がすごいの?
- 「再インストール不要」になった!スマートアプリコントロールの革命的変更
- KB5079391で変わる!知っておくべき5つの新機能と改善点
- KB5079391のインストール方法と注意点
- 「設定したのに反映されない!」リフレッシュレートの現実的なトラブル体験談と解決法
- コマンドで一発確認!PowerShellとコマンドプロンプトの実践テクニック
- DRR(ダイナミックリフレッシュレート)の賢い使い方と見落としがちな設定
- Secure Boot証明書の期限切れ問題(2026年6月に向けた今すぐやること)
- エクスプローラーのダウンロードファイルプレビューが復活した理由
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Windows11の1000Hz超のモニター対応に関するよくある疑問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ今日からできる3つのアクション
そもそも「1000Hz超のモニター対応」って何がすごいの?
パソコンの画面が1秒間に何回映像を更新できるかを示す数値をリフレッシュレート(単位はHz=ヘルツ)といいます。一般的な普通のモニターは60Hzつまり1秒間に60回画面が更新されます。ゲーミングモニターだと144Hz、240Hz、360Hzといった高い数値のものも増えてきましたが、今回対応したのはなんと1000Hzを超えるという、ひと桁違う数字です。
「でも、そんな速さって人間の目でわかるの?」という疑問は当然です。実は、リフレッシュレートが高いほど映像のなめらかさや、素早い動きのときの残像感の少なさが向上します。特にCS2やVALORANT、Overwatchのような競技性の高いFPSゲームでは、わずか1ミリ秒の差が勝敗を左右することがあるため、プロゲーマーや上位ランク帯の競技プレイヤーにとっては非常に重要なスペックです。
今回Microsoftが更新プログラムで対応したのは、Windows自体がこの1000Hz超というリフレッシュレートを正しく認識・報告できるようにしたという技術的な整備です。これがないと、せっかく1000Hz対応モニターをつないでも、Windowsが「そんな設定は知らない」と無視してしまう状況が起きていました。OS側の土台が整ったことで、対応ハードウェアのユーザーが本来の性能を引き出せるようになります。
世界初の1000Hzモニターはどんな製品?
2026年1月のCES(世界最大級の家電見本市)で、Acerが「Predator XB273U F6」という1000Hz対応ゲーミングモニターを発表して業界を驚かせました。27インチのIPSパネルを採用し、通常の1440p解像度(2560×1440)では500Hzで動作します。そしてDFR(Dynamic Frequency and Resolution)モードと呼ばれるデュアルモード機能を使うと、解像度を720p(1280×720)に落とす代わりに1000Hzという驚異的なリフレッシュレートを実現する仕組みです。
価格は北米で約799ドル(日本円で約12万円前後)で、2026年第2四半期(4〜6月)に発売予定とされています。競合では、サムスンの「Odyssey G60H」が1040Hzを達成しており、各社が超高リフレッシュレート競争に突入していることがわかります。今後さらに高いHz数のモニターが登場してくることは間違いなく、Windows側もそれに先回りして対応した形になっています。
自分のパソコンに今すぐ関係ある話なの?
正直にお伝えすると、現時点で一般ユーザーが1000Hz超の恩恵を受けるには専用ハードウェアが必要です。対応モニター本体はまだ市場に出始めたばかりで、価格も高め。加えて、1000HzでゲームをプレイするにはGPU(グラフィックスカード)側も相当な性能が求められます。
ただし、今回の更新プログラムには1000Hz対応以外にも実用的な改善が山盛り入っています。むしろ普通のユーザーにとっては、後述するスマートアプリコントロールの変更や、ファイルエクスプローラーの改善、ナレーターの強化などのほうが「明日から使える」変化として身近に感じられるかもしれません。
「再インストール不要」になった!スマートアプリコントロールの革命的変更
これ、私が今回の更新プログラムの中で最も多くのユーザーに影響する変更だと感じた部分です。
スマートアプリコントロール(SAC)とは、Windows11に搭載されているセキュリティ機能の一つで、信頼できないアプリや悪意のある可能性があるアプリを自動的にブロックしてくれる仕組みです。セキュリティ面では非常に優れた機能なのですが、問題がありました。それは「一度オフにすると、再度オンにするにはWindowsを初期化か再インストールするしかなかった」という点です。
これは極端すぎますよね?「セキュリティ設定を変えたいだけなのに、パソコン全部リセットしないといけないの?」という声が多くのユーザーから上がっていました。今回のKB5079391でついにこの問題が解消され、設定画面からいつでも気軽にオン・オフが切り替えられるようになりました。
設定の場所は「設定→Windowsセキュリティ→アプリとブラウザのコントロール→スマートアプリコントロールの設定」です。変更が段階的に配信されているため、アップデート直後にすぐ反映されない場合もありますが、順次対応が進んでいきます。
KB5079391で変わる!知っておくべき5つの新機能と改善点
今回の更新プログラムには実に多くの変更が含まれています。初心者の方でも「これは使える!」と感じるポイントを厳選して解説します。
ナレーターとCopilotの連携で画像説明が爆速に
ナレーターとは、画面の内容を音声で読み上げてくれるWindowsのアクセシビリティ機能です。視覚に障害がある方だけでなく、目が疲れているときや手が離せない状況でも活躍します。今回の更新で、ナレーターがCopilot(MicrosoftのAIアシスタント)と連携するようになりました。
具体的には、「ナレーターキー+Ctrl+D」で現在フォーカスしている画像の説明を、「ナレーターキー+Ctrl+S」で画面全体の内容をAIが分析して音声説明してくれます。これはCopilot+PC(AIに特化したハードウェアを搭載したPC)では特に高品質な説明が得られますが、すべてのWindows11デバイスで利用可能になっている点が重要です。ウェブ上の画像に何が写っているか確認したいとき、資料の図表の内容を素早く把握したいときなど、使いどころは意外と多いです。
ファイル名変更時に音声入力が使えるようになった
「フォルダやファイルの名前を変えるとき、キーボードを打つのが面倒」と感じたことはありませんか?今回の更新で、エクスプローラー(ファイル管理画面)でファイル名を変更する際に音声入力が使えるようになりました。マイクに向かって名前を話しかけるだけで入力できます。慣れると非常にスムーズで、特に長い名前のファイルを大量に整理するときに効果を発揮します。
USB4モニター接続時のバッテリー節約効果
ノートパソコンをUSB4ポートで外付けモニターに接続している方に朗報です。今回の更新で、スリープ中にUSBコントローラーが最小の電力レベルに移行するようになり、バッテリーの消耗を抑えられるようになりました。「気づいたらバッテリーが減っていた」という状況が改善されます。在宅ワークやカフェ作業でノートPCをモニターに接続することが多い方には地味にうれしい改善です。
スリープ復帰後の自動回転の信頼性アップ
タブレットモードのあるPC(Surfaceシリーズなど)を使っている方は経験があるかもしれませんが、スリープから復帰したときに画面の向きが正しく戻らないという不具合が起きることがありました。今回の更新でこの問題の信頼性が向上しています。些細に見えますが、毎日使うと地味にストレスになる問題だったので、改善されたのはありがたいです。
HDRの信頼性向上(DisplayID2.0関連)
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、明暗の差をリアルに表現して映像の質を高める技術です。一部のモニターで正規の規格(DisplayID2.0)に完全準拠していない実装がされていることがあり、そういったモニターでHDRが正しく動作しないケースがありました。今回の更新でこの互換性が改善されています。「HDRをオンにしたのに画面がおかしい」という悩みを持つ方は、このアップデートで改善される可能性があります。
KB5079391のインストール方法と注意点
「ところで、このアップデートはどうやって入れるの?」という疑問にもお答えします。
KB5079391はオプション(任意)の更新プログラムとして配信されています。つまり、自動的にインストールされるわけではなく、自分で手動で入れる必要があります。手順はシンプルです。
- 「スタートメニュー」をクリックして「設定(歯車アイコン)」を開く
- 「Windows Update」を選ぶ
- 「更新プログラムの確認」ボタンを押す
- 「2026-03プレビュー更新プログラム(KB5079391)」が表示されたら「ダウンロードしてインストール」をクリック
ただし、注意点が2つあります。1点目は、新機能の多くが「段階的なロールアウト(Controlled Feature Rollout)」方式で配信されているため、インストール直後に全機能がすぐ使えるわけではない、という点です。同じビルド番号のPCでも、隣の人には表示されている機能が自分のPCではまだ反映されていないことがあります。これはバグではなく仕様なので、焦らず待ちましょう。
2点目は、「設定→Windows Update」に「最新の更新プログラムをすぐに入手する」というトグルがオンになっている場合、このオプション更新が自動で入ってくることがある、という点です。予期せぬ変更を避けたい方は、このトグルをオフにしておくことをおすすめします。なお、今回の変更点はすべて2026年4月14日のパッチチューズデー(月例セキュリティ更新)にも含まれる予定なので、そちらを待つという選択肢もあります。
「設定したのに反映されない!」リフレッシュレートの現実的なトラブル体験談と解決法
これ、本当によくある話なんですよ。ゲーミングモニターを買ってきて、箱には「144Hz対応!」とデカデカと書いてある。ウキウキしながらPCに繋いで設定を開いたら、選択肢に60Hzしかない。「故障品つかまされた?」と焦った経験がある方、実はかなり多いです。私のまわりでも同じ悩みを抱えた人が何人もいました。
結論から言うと、90%以上のケースはハードウェアの故障ではなく、「接続の問題」か「ドライバーの問題」で解決します。よくある原因と対処を順番に見ていきましょう。
原因その1ケーブルの規格が合っていない(最多原因)
これが一番よくある落とし穴です。たとえばHDMIにも「HDMI1.4」「HDMI2.0」「HDMI2.1」と世代があり、サポートできる最大帯域幅が全然違います。引き出しの中にあった古いHDMIケーブルをそのまま使っていると、モニターが144Hz対応でもPCが「このケーブルでは60Hzしか出せない」と判断してしまいます。
| ケーブル規格 | 最大対応リフレッシュレートの目安(1080p) |
|---|---|
| HDMI1.4 | 120Hz程度まで |
| HDMI2.0 | 240Hz程度まで |
| HDMI2.1 | 480Hz以上も対応 |
| DisplayPort1.4 | 360Hz以上に対応(超高速モデルに必須) |
500Hz以上のモニターを使いたい場合はDisplayPort1.4一択と思っておいてください。1000Hzモニターが普及し始めたときも同様です。ケーブルの規格が時代に追いついていないと、いくら最新OSに更新してもフルの性能は出ません。
原因その2モニター側の入力ポートを間違えている
意外と気づかれないのがこれです。モニターの背面を見ると、HDMIポートが2つある場合、「HDMI1」と「HDMI2」で対応仕様が異なることがあります。たとえば「HDMI1はHDMI2.1対応だが、HDMI2はHDMI2.0まで」というケースが実在します。自分のモニターの取扱説明書、または背面のラベルを必ず確認してみてください。
原因その3ドライバーが古いかGenericドライバーになっている
Windowsのアップデート後に急に選択肢が消えた、という体験談もよく耳にします。これはWindowsが更新時に汎用(Generic)のディスプレイドライバーに切り替えてしまうことがあるためです。対処はGPUメーカーの公式サイトから最新ドライバーを直接ダウンロードして再インストールすることです。NVIDIAならGeForce Experience経由、AMDならAdrenalinソフトウェア経由、Intelならインテル・ドライバー・サポート・アシスタントが便利です。
コマンドで一発確認!PowerShellとコマンドプロンプトの実践テクニック
「今自分のモニターが何Hzで動いているか、コマンドで確認したい」という方のために、すぐコピペして使えるコードを用意しました。設定画面を開かなくても、コマンド一発で現状把握できるのは地味に便利です。
現在のリフレッシュレートをコマンドで確認する
コマンドプロンプトまたはPowerShellを開いて、以下のコマンドを入力してください。
コマンドプロンプト・PowerShell共通(WMICを使う方法)
wmic PATH Win32_videocontroller get currentrefreshrate
実行すると「CurrentRefreshRate」という列に数値が表示されます。144Hzで動いているなら「144」と返ってきます。60しか返ってこなければ、上記で紹介したトラブルシューティングが必要なサインです。
PowerShellでより詳しい情報を取得する方法
Get-WmiObject -Class Win32_VideoController | Select-Object Name, CurrentRefreshRate, VideoModeDescription
このコマンドを実行すると、GPUの名前、現在のリフレッシュレート、解像度情報が一覧で表示されます。複数モニターを繋いでいる場合は、それぞれの状態が並んで表示されるので確認しやすいです。
インストール済み更新プログラムの確認(KB5079391が当たっているか調べる)
Get-HotFix -Id KB5079391
これを実行してKB5079391の情報が表示されれば、今回紹介した更新プログラムが正常に適用されています。何も返ってこない場合はまだ未インストールです。
WindowsのOSビルド番号を確認する(24H2か25H2か調べる)
winver
このコマンドを実行するとダイアログが開き、Windowsのバージョンとビルド番号が確認できます。KB5079391の対象は24H2(ビルド26100台)または25H2(ビルド26200台)です。
ディスプレイ設定ダイアログを一瞬で開く隠し技コマンド
設定→システム→ディスプレイ→ディスプレイの詳細設定、と何度もクリックするのが面倒なとき、コマンド一発で直接開けます。
rundll32.exe display.dll,ShowAdapterSettings
「ファイル名を指定して実行」(Windowsキー+R)に貼り付けてEnterを押すだけで、リフレッシュレートの変更ができる「モニター」タブが直接開きます。覚えておくと地味に便利な一発コマンドです。
アルティメットパフォーマンスモードをPowerShellで有効化する
高リフレッシュレートモニターを活かすには、PC側のパフォーマンスも重要です。Windows11には「アルティメットパフォーマンス」という電源プランが隠れており、これを有効にするとCPUが常に最大クロック付近で動作し、ゲームや作業のレスポンスが向上します。PowerShellを管理者として実行して以下のコマンドを貼り付けてください。
powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61
実行後、「コントロールパネル→電源オプション」を開くと「アルティメットパフォーマンス」が新たに選べるようになります。ノートPCでは熱とバッテリーへの影響があるためAC電源使用時・デスクトップPC向けの設定ですが、ゲームや動画編集など高負荷作業時の体感が明確に変わります。
DRR(ダイナミックリフレッシュレート)の賢い使い方と見落としがちな設定
1000Hzという数字に注目が集まりがちですが、多くの方にとって今すぐ試せる実用的な機能は「DRR(ダイナミックリフレッシュレート)」のほうかもしれません。これはWindows11が搭載している機能で、作業の内容に応じてリフレッシュレートを自動で切り替えてくれます。
仕組みはシンプルで、ブラウザのスクロールやペン入力など「なめらかさが必要な場面」では120Hzに切り替え、テキストを読んでいるだけのような「静止している場面」では60Hzに落とすことで、バッテリー消費を抑えながら快適な使用感を保てるというものです。
設定場所は「設定→システム→ディスプレイ→ディスプレイの詳細設定」から「ダイナミックリフレッシュレート」のトグルをオンにするだけです。ただし利用条件があり、モニターがVRR(Variable Refresh Rate)対応かつ最低120Hzに対応している必要があります。ゲーム中にDRRが干渉して思ったようにリフレッシュレートが上がらないと感じたら、一旦オフにして固定設定のほうが快適なケースもあります。
ゲームモード・フルスクリーン最適化の落とし穴に注意
「ゲームをフルスクリーンにすると急にカクつく」という体験をした方はいませんか?これはWindowsの「フルスクリーン最適化」機能が意図せず干渉しているケースがあります。この機能はWindows10時代に追加されたもので、フルスクリーンゲームを擬似的なウィンドウモードとして動かすことで、Alt-Tabの切り替えを速くする目的があります。しかし一部のゲームとGPU環境では、これが原因でリフレッシュレートの上限が抑えられてしまうことがあります。
対処法としては、問題のあるゲームの実行ファイル(.exeファイル)を右クリック→プロパティ→互換性タブから「フルスクリーン最適化を無効にする」にチェックを入れると改善するケースがあります。また「設定→システム→ディスプレイ→グラフィックス」から特定アプリごとにGPUの優先設定を変えられるので、ゲーム起動ファイルを「高パフォーマンス」GPUに紐付けておくことも有効です。
Secure Boot証明書の期限切れ問題(2026年6月に向けた今すぐやること)
これは1000Hzの話から少し離れますが、KB5079391と同じ更新の流れの中に含まれている重要な話なので触れておきます。
Microsoftは2026年6月以降、現在ほとんどのWindows機器が使っているSecure Boot(セキュアブート)の証明書が期限切れを迎え始めると公表しています。Secure Bootとは、PCの起動時に不正なソフトウェアが読み込まれないようにする仕組みです。証明書が期限切れになると、アップデートや回復環境の起動に問題が起きる可能性があります。
今すぐ必要な具体的なアクションはPowerShellで状態を確認することです。管理者権限でPowerShellを開き、以下のコマンドを実行してみてください。
Confirm-SecureBootUEFI
「True」が返ってきたらSecure Bootが有効になっています。「False」の場合は無効になっており、今後の更新やトラブル時に影響が出る可能性があるため、BIOSの設定でSecure Bootをオンにすることを検討してください。Microsoftはこの証明書移行に関する追加ツールと対応手順を順次配布しており、3月・4月の更新プログラムにもその準備が含まれています。
エクスプローラーのダウンロードファイルプレビューが復活した理由
これも今回のKB5079391に含まれる変更で、知っている人が少ない地味に重要なポイントです。少し前のWindowsアップデートで、セキュリティ強化のためにインターネットからダウンロードしたファイルのプレビューが意図せず制限されるという状況が発生していました。これはNTLM(Windows独自の認証プロトコル)経由の情報漏洩リスクを防ぐためのセキュリティ措置でしたが、結果的に「なんでプレビューできないの?」という不満を生んでいました。
今回のKB5079391でこの回帰バグが修正され、ダウンロードしたファイルのプレビューと「ブロックの解除」操作が正常に戻りました。「ダウンロードしたPDFをエクスプローラーでプレビューしようとしたら真っ白になった」という経験がある方は、このアップデートで改善されているはずです。
また、「ブロックの解除」というのは、インターネットからダウンロードしたファイルを右クリック→プロパティしたときに出てくる「このファイルはほかのコンピューターから取得したものです」という警告と解除ボタンのことです。これが表示されなかったり機能しなかったりする問題も修正されています。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくれた方なら感じていると思いますが、今回のKB5079391、「1000Hz対応」という派手な見出しに隠れて、実は普通のユーザーへの恩恵の方がずっと大きいアップデートなんですよ。個人的にはっきり言います。
まず1000Hzモニターについては、今すぐ飛びつく必要は全くありません。現時点で1000Hzを活かせるのは、RTX5090レベルのGPUを積んで、CS2やVALORANTを競技レベルでやっているような一部の人だけ。しかも対応モニターはまだQ2発売予定で、日本での価格は10〜15万円超が見込まれます。「なんかすごそう」で飛びつくのではなく、自分のゲームが実際に1000fps出せる環境かどうかをまず確認してから検討する順序が正しいです。
一方で、スマートアプリコントロールの変更とSecure Bootの証明書問題は、全員が今すぐ対応すべき話です。特にSecure Bootは2026年6月という締め切りがあり、放置すると将来の回復作業で詰む可能性があります。上で紹介した`Confirm-SecureBootUEFI`コマンドを今すぐ一回打ってみるだけで済む話なので、難しく考えずにやってみてください。
そしてリフレッシュレートのトラブルに悩んでいる方。「設定を変えても60Hzのまま」という問題は、99%の確率でケーブルかドライバーの話です。高いモニターを買い直す前に、まずDisplayPort1.4の新品ケーブルに交換してみてください。数百円から数千円の投資で解決することが本当に多い。実際に私も知人のPCで「144Hzが出ない」という相談を受けたとき、原因はいつも引き出しの中に入っていた古いHDMIケーブルでした。
アップデートは「難しそうだから後で」ではなく、PowerShellのコマンドを一本打つだけの確認作業として捉え直すと、パソコンとの付き合い方がぐっと楽になります。知識は武器です。今日この記事で得た知識を、明日の自分のパソコン環境に少しだけ生かしてみてください。
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Windows11の1000Hz超のモニター対応に関するよくある疑問
今使っている普通のモニターに影響はありますか?
影響はありません。1000Hz超の対応は、あくまで「そのリフレッシュレートをサポートしているモニターを接続したときに正しく認識できる」という機能追加です。現在60Hz、144Hz、240Hzのモニターを使っている方は、引き続きそのリフレッシュレートで変わらず使えます。何か設定を変える必要もありません。
1000Hzモニターを使うにはどんなPCが必要ですか?
非常に高い性能が求められます。1000Hzの映像を出力するには、GPU(グラフィックボード)が1秒間に1000フレームのゲーム映像をレンダリングできる性能が必要です。これは現行のハイエンドGPUでも、設定を低くしたCSなどの軽いゲームでようやく達成できるレベルです。また接続インターフェースも重要で、DisplayPort1.4やHDMI2.1などの高帯域対応ケーブルと端子が必要になります。現実的には、競技レベルのプロまたはハイアマチュアゲーマー向けの環境といえます。
スマートアプリコントロールをオフにしても安全ですか?
スマートアプリコントロールは有効にしておくとより安全ですが、信頼できるソフトをインストールしようとしたときに誤ってブロックされるという不便も生じることがあります。オフにする場合は、代わりにWindows Defender(ウイルス対策機能)やWindowsファイアウォールがしっかり有効になっていることを確認してください。セキュリティを完全に無防備にするのではなく、他の機能で補う形にするのが賢明です。
このアップデートはWindows11のどのバージョンに対応していますか?
KB5079391はWindows11バージョン24H2(OSビルド26100)とバージョン25H2(OSビルド26200)が対象です。バージョン23H2以前の方は対象外となるため、まずバージョンアップを検討してください。自分のバージョンは「設定→システム→バージョン情報」で確認できます。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
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まとめ今日からできる3つのアクション
今回のWindows11更新プログラム「KB5079391」は、1000Hz超モニターへの対応という未来の技術への布石を打ちながら、同時に今すぐ役立つ実用的な機能改善も多数含まれた充実のアップデートでした。
難しく考える必要はありません。今日から試してほしいことは3つだけです。1つ目は、「設定→Windows Update」からKB5079391を手動でインストールしてみること。2つ目は、インストール後に「設定→Windowsセキュリティ→アプリとブラウザのコントロール」からスマートアプリコントロールの現在の状態を確認してみること。3つ目は、何かファイル名を変更するとき、キーボードの代わりに音声入力を一度試してみること。
Windowsは静かに、しかし着実に進化しています。「アップデートは面倒」と思わず、変化を楽しむ気持ちで付き合っていくと、パソコンライフがどんどん快適になっていきます。次のアップデートでもまた「これ知らなかった!」という発見をお届けできるよう、最新情報を追い続けます。





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