PowerShellでコマンドを改行して書く方法｜初心者でもわかる実践ガイド

PowerShell（パワーシェル）を使っていると、コマンドが長くなりすぎて、画面の端まで行ってしまうことがありますよね。そんなとき、コマンドを途中で改行して書くと、見やすくなり、後で見返したときにもわかりやすくなります。

でも、PowerShellでコマンドを改行する方法って、ちょっとクセがあるんです。そこで、今回は初心者の方でもわかりやすいように、実際の例を交えて解説します。

PowerShellでコマンドを改行する基本の方法

Windowsのイメージ

PowerShellでは、コマンドを途中で改行するために「バッククォート（\`）」を使います。これは、キーボードの「Shift」キーと「@」キーを同時に押すと入力できます。

例えば、長いコマンドを改行して書くときは、こんなふうに書きます



Get-Process `

  -Name "notepad" `

  -ComputerName "localhost"

このように、コマンドの各部分の後ろに「バッククォート」を入れることで、次の行に続けて書くことができます。

バッククォートを使うときには、いくつかの注意点があります。

ここがポイント！

コマンドの途中だけでなく、文字列の中にも改行を含めたいときがありますよね。そんなときは、文字列の中で「バッククォート+n（\`n）」を使います。

例えば、次のように書くと、文字列の中に改行を入れることができます



Write-Host "こんにちは`nPowerShellの世界へようこそ"

このように書くと、出力は次のようになります



こんにちは

PowerShellの世界へようこそ

また、複数行の文字列をそのまま書きたいときは、「ヒアドキュメント」を使うと便利です。ヒアドキュメントは、次のように書きます



$multiLineString = @"

これは

複数行の

文字列です

"@

Write-Host $multiLineString

このように書くと、改行を気にせずに複数行の文字列をそのまま変数に格納できます。

バッククォートの後ろにスペースやタブが入っていないか確認してください。これらがあると、改行がうまくいかないことがあります。また、バッククォートは行末にのみ使用してください。

はい、あります。ヒアドキュメントを使うと、改行を含む文字列をそのまま変数に格納できます。次のように書きます



$multiLineString = @"

これは

複数行の

文字列です

"@

コマンドを改行して書くときは、バッククォートを行末に入れ、次の行に続けて書きます。また、バッククォートの後ろにスペースやタブを入れないように注意してください。

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PowerShellでコマンドや文字列を改行して書く方法について解説しました。コマンドを改行することで、長いコマンドも見やすくなり、後で見返したときにもわかりやすくなります。

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