Windowsのタスクスケジューラを使って、定期的な作業を自動化している方も多いと思います。しかし、同じタスクが重複して起動してしまうと、システムの負荷が高まり、思わぬトラブルの原因となります。
今回は、初心者の方でもわかりやすく、タスクスケジューラでの多重起動を防ぐ設定方法をご紹介します。
目次
多重起動とは?
まず、「多重起動」とは、同じプログラムやスクリプトが同時に複数回実行される状態を指します。
例えば、毎日決まった時間にバックアップを自動で行う設定をしているとします。しかし、前回のバックアップが終了する前に次のバックアップが始まってしまうと、システムのリソースを無駄に消費し、最悪の場合、バックアップが失敗することもあります。
多重起動を防ぐ設定方法
タスクスケジューラでは、タスクが重複して起動しないように設定することができます。
設定手順
1. タスクスケジューラを開く
– スタートメニューから「タスクスケジューラ」と検索し、起動します。
2. 対象のタスクを選択する
– 左側の「タスクスケジューラライブラリ」から、設定したいタスクを選びます。
3. プロパティを開く
– 選択したタスクを右クリックし、「プロパティ」を選びます。
4. 「設定」タブを選択する
– 「設定」タブをクリックします。
5. 「タスクが既に実行中の場合に適用される規則」を設定する
– ドロップダウンメニューから、以下のいずれかを選択します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 新しいインスタンスを開始しない | 前回のタスクが終了するまで、新しいタスクを開始しません。 |
| 新しいインスタンスを並列で実行 | 前回のタスクが終了していなくても、新しいタスクを並列で実行します。 |
| 新しいインスタンスをキューに追加 | 前回のタスクが終了するまで、新しいタスクをキューに追加し、終了後に実行します。 |
| 既存のインスタンスの停止 | 前回のタスクが終了していなくても、新しいタスクを開始し、前回のタスクを停止します。 |
この設定を行うことで、タスクの多重起動を防ぐことができます。
よくある質問
Q1: 「新しいインスタンスを並列で実行」を選ぶと、どんな動きになりますか?
この設定を選ぶと、前回のタスクが終了していなくても、新しいタスクが並列で実行されます。
例えば、毎日決まった時間にバックアップを自動で行う設定をしているとします。しかし、前回のバックアップが終了する前に次のバックアップが始まってしまうと、システムのリソースを無駄に消費し、最悪の場合、バックアップが失敗することもあります。
Q2: 「新しいインスタンスをキューに追加」を選ぶと、どうなりますか?
この設定を選ぶと、前回のタスクが終了するまで、新しいタスクがキューに追加され、終了後に順番に実行されます。
Q3: 「既存のインスタンスの停止」を選ぶと、何が起こりますか?
この設定を選ぶと、前回のタスクが終了していなくても、新しいタスクが開始され、前回のタスクが強制終了されます。
まとめ
タスクスケジューラでの多重起動を防ぐためには、タスクのプロパティで「設定」タブを開き、「タスクが既に実行中の場合に適用される規則」を適切に設定することが重要です。
これらの設定を行うことで、システムのリソースを効率的に使用し、タスクの実行がスムーズに行えるようになります。
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