PowerPointでプレゼンテーションを作成していると、文字のサイズを統一したい場面が多々ありますよね。手動で一つ一つ変更するのは大変ですが、VBA(Visual Basic for Applications)を使えば、簡単に一括変更が可能です。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、PowerPoint VBAで文字サイズを変更する方法をご紹介します。
VBAとは?初心者でもできる文字サイズ変更の基本
VBAとは、Microsoft Office製品に組み込まれているプログラミング言語で、作業の自動化やカスタマイズが可能です。例えば、PowerPointでスライド内の文字サイズを一括で変更したい場合、VBAを使うと数行のコードで実現できます。
VBAを使う前に準備すること
VBAを使用するには、まずPowerPointで「開発」タブを表示させる必要があります。以下の手順で設定できます
- PowerPointを開く
- 「ファイル」タブをクリック
- 「オプション」を選択
- 「リボンのユーザー設定」をクリック
- 「開発」にチェックを入れて「OK」をクリック
これで「開発」タブが表示され、VBAエディタにアクセスできるようになります。
文字サイズを一括変更するVBAコードの例
以下のコードをVBAエディタにコピー&ペーストするだけで、プレゼンテーション内のすべてのスライドの文字サイズを変更できます。
vba
Sub ChangeFontSize()
Dim sld As slide
Dim shp As shape
Dim rng As TextRange
For Each sld In ActivePresentation.Slides
For Each shp In sld.Shapes
If shp.HasTextFrame Then
For Each rng In shp.TextFrame.TextRange.Runs
rng.Font.Size = 24 ' 文字サイズを24ポイントに設定
Next rng
End If
Next shp
Next sld
End Sub
このコードでは、すべてのスライドのすべての図形をチェックし、テキストが含まれている場合、その文字サイズを24ポイントに変更します。必要に応じて、`rng.Font.Size = 24`の「24」の部分を変更してください。
特定の文字サイズだけを変更する方法
もし、特定の文字サイズだけを変更したい場合、以下のようにコードを修正できます
vba
Sub ChangeSpecificFontSize()
Dim sld As slide
Dim shp As shape
Dim rng As TextRange
For Each sld In ActivePresentation.Slides
For Each shp In sld.Shapes
If shp.HasTextFrame Then
For Each rng In shp.TextFrame.TextRange.Runs
If rng.Font.Size = 20 Then ' 20ポイントの文字を
rng.Font.Size = 24 ' 24ポイントに変更
End If
Next rng
End If
Next shp
Next sld
End Sub
このコードでは、文字サイズが20ポイントの部分だけを24ポイントに変更します。`If rng.Font.Size = 20 Then`の「20」を変更すれば、他のサイズにも対応可能です。
ノート部分の文字サイズを変更する方法
プレゼンテーションの「ノート」部分の文字サイズを変更したい場合、以下のコードを使用します
vba
Sub ChangeNotesFontSize()
Dim sld As slide
For Each sld In ActivePresentation.Slides
sld.NotesPage.Shapes.Placeholders(2).TextFrame.TextRange.Font.Size = 24 ' 文字サイズを24ポイントに設定
Next sld
End Sub
このコードでは、すべてのスライドのノート部分の文字サイズを24ポイントに変更します。
よくある質問や疑問
Q1: VBAのコードを実行するにはどうすればいいですか?
PowerPointを開き、「Alt」+「F11」キーでVBAエディタを起動します。新しいモジュールを挿入し、上記のコードを貼り付けて、「F5」キーで実行できます。
Q2: 特定の文字列だけのフォントサイズを変更するにはどうすればいいですか?
以下のコードを使用すると、特定の文字列を検索して、そのフォントサイズを変更できます
vba
Sub ChangeFontSizeForSpecificText()
Dim sld As slide
Dim shp As shape
Dim rng As TextRange
For Each sld In ActivePresentation.Slides
For Each shp In sld.Shapes
If shp.HasTextFrame Then
Set rng = shp.TextFrame.TextRange
If InStr(rng.Text, "特定の文字列") > 0 Then
rng.Font.Size = 24 ' 文字サイズを24ポイントに設定
End If
End If
Next shp
Next sld
End Sub
このコードでは、「特定の文字列」が含まれているテキストのフォントサイズを24ポイントに変更します。
Q3: VBAのコードを保存して再利用するにはどうすればいいですか?
VBAエディタで作成したコードは、PowerPointファイルに保存されます。ただし、マクロを含むファイル形式(.pptm)で保存する必要があります。保存時に「PowerPointマクロ有効プレゼンテーション(.pptm)」を選択してください。
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まとめ
PowerPoint VBAを使うことで、文字サイズの変更作業を効率化できます。初心者の方でも、上記のコードをコピー&ペーストするだけで、簡単に文字サイズを変更できます。ぜひ、試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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