PowerPointのVBA(Visual Basic for Applications)を使って作業を自動化しているあなた。もし「DoEvents」という言葉を聞いたことがあるけど、どう使うかイマイチわからないという方に向けて、初心者でも理解しやすいように解説します。このページを読み終わる頃には、あなたもDoEventsの使い方がしっかりと身につくはずです!
DoEventsとは?初心者にもわかる基本の解説
まず最初に、DoEventsが何なのかを簡単に説明します。VBAのプログラムを書いているときに、しばしば「この操作が長時間かかるな」と感じることがあります。例えば、複数のスライドを一度に作成したり、大きなデータを処理したりすると、PowerPointの画面が一時的に固まったり、反応が遅くなったりしますよね?
そこで登場するのが、DoEventsです。これを使うことで、PowerPointが「一時的に操作を止める」ことなく、ユーザーの入力や操作を受け入れ続けることができるんです。つまり、VBAがバックグラウンドで実行されている間でも、PowerPointの画面は止まらずに動き続けるというわけです。
DoEventsを使う理由
* 長時間かかる処理をしている最中に、ユーザーインターフェース(UI)が固まらないようにしたい
* プログラム内で何度も処理を繰り返しているときに、途中でPowerPointの操作を続けられるようにしたい
* 例えば、進行状況バーを表示したり、ユーザーに進行中の処理を知らせたりする場合
DoEventsの基本的な使い方
DoEventsを使うには、VBAのコード内で「DoEvents」とだけ書けばOKです。例えば、スライドを一枚一枚作成している間に、ユーザーがPowerPointを操作できるようにしたい場合、次のように書きます。
vba
Sub CreateSlides()
Dim i As Integer
For i = 1 To 10
' 新しいスライドを追加
ActivePresentation.Slides.Add i, ppLayoutText
' DoEventsで他の操作を受け付ける
DoEvents
Next i
End Sub
これで、スライドが10枚作成される間に、PowerPointの画面は固まることなく、ユーザーが他の操作をできるようになります。
DoEventsを使うタイミングどんな時に便利か
次に、実際にDoEventsを使うシチュエーションについて考えてみましょう。例えば、次のような場合に便利です。
長時間の処理をしているとき
大量のデータをPowerPointに読み込む際や、複数のスライドを一度に作成する場合など。処理が長くなると、画面がフリーズしているように感じてしまうことがありますよね。そんなときにDoEventsを使うと、処理が続いていても画面が動き続けるので、ユーザーはフリーズしたように感じません。
ユーザーが操作できる状態を維持したいとき
例えば、進行状況を示すバーを表示しながらデータ処理を行う場合。このときも、処理の間にDoEventsを挟むことで、進行状況バーが更新され、ユーザーに処理の進捗を知らせることができます。
DoEventsの注意点使い方を間違えるとどうなる?
DoEventsは便利なツールですが、使い方には注意が必要です。使い方を間違えると、逆にパフォーマンスが低下することがあります。
DoEventsを使いすぎない
DoEventsを多用すると、逆に処理速度が遅くなることがあります。なぜなら、VBAはDoEventsを呼び出すたびに、PowerPointが他の操作を処理するために時間を取られるからです。頻繁に呼び出しすぎると、逆効果になります。
無駄に呼び出さない
処理が短時間で終わる場合や、処理の途中でユーザー操作を必要としない場合は、DoEventsを使わない方が効率的です。無駄に使うと、処理が無駄に遅くなってしまいます。
よくある質問や疑問
DoEventsを使うとどんな効果があるのですか?
DoEventsを使うと、PowerPointがVBAの処理を実行しながらも、他の操作ができるようになります。例えば、長時間かかる処理をしている最中でも、ユーザーがPowerPointを操作したり、進行状況バーを表示して進捗を知らせたりできます。
DoEventsを使うとき、パフォーマンスに影響はありますか?
使い方によります。DoEventsを頻繁に呼び出すと逆にパフォーマンスが低下することがあるので、使いどころを考えることが大切です。処理が長時間かかる場合や、ユーザーに進捗を見せたい場合に使うのが適切です。
DoEventsはどのようにコードに組み込めますか?
簡単に組み込むことができます。例えば、スライドを追加する処理の間にDoEventsを挟むことで、ユーザーがPowerPointを操作できるようにすることができます。以下のコードのように、DoEventsを使うだけです。
vba
Sub AddSlides()
Dim i As Integer
For i = 1 To 10
ActivePresentation.Slides.Add i, ppLayoutText
DoEvents
Next i
End Sub
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まとめ
DoEventsはPowerPoint VBAで非常に便利な機能ですが、使い方を間違えると逆にパフォーマンスが悪くなることもあります。初心者の方でも簡単に使えるので、長時間の処理を行う際やユーザー操作を受け入れる必要があるときにうまく活用しましょう。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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