PowerPointでプレゼンテーションを作成する際、ノート欄の文字サイズが小さくて見づらいと感じたことはありませんか?特に年齢を重ねると、文字の大きさが気になるものです。今回は、初心者の方でもわかりやすく、ノート欄の文字サイズを一括で変更する方法をご紹介します。
ノート欄の文字サイズを変更する理由
プレゼンテーションを作成する際、ノート欄は発表者がスライドの補足情報や話す内容を記入する重要な場所です。しかし、デフォルトの文字サイズが小さく、印刷した際に読みづらくなることがあります。特に、視力が低下している方や、文字を大きくしたいと考えている方にとって、文字サイズの変更は重要な作業です。
ノート欄の文字サイズを一括で変更する方法
PowerPointでは、ノート欄の文字サイズを一括で変更する方法がいくつかあります。以下に代表的な方法をご紹介します。
ノートマスターを使用する方法
ノートマスターを使用すると、プレゼンテーション全体のノート欄のレイアウトや書式を一括で変更できます。
手順は以下の通りです
- PowerPointを開き、タブからを選択します。
- ノートマスターが表示されたら、ノート欄のテキストを選択します。
- タブので、希望の文字サイズを設定します。
- 設定が完了したら、タブのをクリックして、通常の編集画面に戻ります。
この方法で、すべてのスライドのノート欄の文字サイズを一括で変更できます。
発表者ツールを使用する方法
発表者ツールを使用すると、プレゼンテーション中にノート欄の文字サイズを変更できます。
手順は以下の通りです
- スライドショーを開始し、タブからを選択します。
- 発表者ツールが表示されたら、ノート欄の左下にあるボタンを使用して、文字サイズを調整します。
この方法で、プレゼンテーション中にノート欄の文字サイズを変更できます。
VBAを使用する方法(上級者向け)
VBA(Visual Basic for Applications)を使用すると、より細かい制御が可能です。特定のスライドやノート欄の文字サイズを変更することができます。
手順は以下の通りです
- PowerPointを開き、 + キーを押してVBAエディタを開きます。
- 新しいモジュールを挿入し、以下のコードを入力します
Sub SetNoteFontSize()
Dim slide As slide
Dim shape As shape
For Each slide In ActivePresentation.Slides
For Each shape In slide.NotesPage.Shapes
If shape.HasTextFrame Then
If shape.TextFrame.HasText Then
shape.TextFrame.TextRange.Font.Size = 16 '希望の文字サイズに変更
End If
End If
Next shape
Next slide
End Sub
- コードを実行すると、すべてのスライドのノート欄の文字サイズが変更されます。
コメント