PowerPointマクロで進捗バーを作成する方法|初心者向けステップアップガイド

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PowerPointでプレゼンテーションを作成する際、進捗バーを追加すると、聴衆に進行状況を視覚的に伝えることができ、より効果的なプレゼンテーションが可能になります。特に、長時間のプレゼンテーションやセミナーでは、進捗バーがあることで聴衆の集中力を維持しやすくなります。

本記事では、PowerPointのマクロ機能を活用して、進捗バーを簡単に作成する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。

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進捗バーとは?

PowerPointのイメージ

PowerPointのイメージ

進捗バーは、タスクやプロセスの進行状況を視覚的に示すためのツールです。プレゼンテーションにおいては、スライドの進行具合を示すことで、聴衆に残り時間や内容のボリューム感を伝えることができます。

なぜ進捗バーを追加するのか?

進捗バーを追加することで、以下のようなメリットがあります

ここがポイント!

  • 聴衆の集中力を維持しやすくなる進行状況が一目でわかるため、聴衆は次に何が来るのかを予測しやすくなります。
  • プレゼンター自身の進行管理がしやすくなる時間配分を意識しながら進行できるため、予定通りにプレゼンテーションを進めやすくなります。
  • プロフェッショナルな印象を与える進捗バーを活用することで、プレゼンテーションの完成度が高まり、聴衆に良い印象を与えることができます。

PowerPointマクロで進捗バーを作成する方法

PowerPointには、VBA(Visual Basic for Applications)というプログラミング機能が組み込まれています。このVBAを活用することで、進捗バーを自動で挿入することができます。

ステップ1開発タブを表示する

まず、PowerPointのリボンに「開発」タブを表示させる必要があります。

  1. PowerPointを開き、「ファイル」タブをクリックします。
  2. 「オプション」を選択し、「PowerPointのオプション」ダイアログボックスを開きます。
  3. 「リボンのユーザー設定」を選択し、右側の「開発」にチェックを入れます。
  4. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

これで、リボンに「開発」タブが表示されます。

ステップ2マクロを作成する

次に、進捗バーを挿入するマクロを作成します。

  1. 「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」を選択します。
  2. VBAエディターが開いたら、「挿入」メニューから「モジュール」を選択します。
  3. 新しく挿入されたモジュールに、以下のコードをコピー&ペーストします
Sub AddProgressBar()
    On Error Resume Next
    With ActivePresentation
        sHeight = .PageSetup.SlideHeight - 12
        n = 0
        j = 0
        For i = 1 To .Slides.Count
            If .Slides(i).SlideShowTransition.Hidden Then j = j + 1
        Next i
        For i = 2 To .Slides.Count
            .Slides(i).Shapes("progressBar").Delete
            If .Slides(i).SlideShowTransition.Hidden = msoFalse Then
                Set slider = .Slides(i).Shapes.AddShape(msoShapeRectangle, 0, sHeight, (i - n) * .PageSetup.SlideWidth / (.Slides.Count - j), 12)
                With slider
                    .Fill.ForeColor.RGB = ActivePresentation.SlideMaster.ColorScheme.Colors(ppFill).RGB
                    .Name = "progressBar"
                End With
            Else
                n = n + 1
            End If
        Next i
    End With
End Sub
  1. コードを貼り付けたら、「ファイル」メニューから「閉じると戻る」を選択してVBAエディターを閉じます。
  2. PowerPointに戻り、「開発」タブの「マクロ」をクリックします。
  3. 表示されたダイアログボックスで「AddProgressBar」を選択し、「実行」をクリックします。

これで、プレゼンテーションの各スライドに進捗バーが挿入されます。

ステップ3進捗バーをカスタマイズする

挿入された進捗バーは、以下のようにカスタマイズすることができます

  • 色の変更進捗バーの色を変更することで、プレゼンテーションのテーマに合わせることができます。
  • 位置の調整進捗バーの位置をスライドの下部や上部に変更することで、視認性を高めることができます。
  • サイズの変更進捗バーの高さや幅を調整することで、デザインに合わせた最適なサイズにすることができます。

進捗バーの活用例

進捗バーは、以下のような場面で活用することができます

  • 長時間のセミナーや講義進行状況を示すことで、聴衆の集中力を維持しやすくなります。
  • プロジェクトの進捗報告各ステップの完了状況を示すことで、進捗状況を明確に伝えることができます。
  • 教育・研修資料学習の進捗を示すことで、受講者のモチベーションを高めることができます。

よくある質問や疑問

Q1: 進捗バーを削除する方法はありますか?

はい、進捗バーを削除するには、再度VBAエディターを開き、以下のコードを新しいモジュールに貼り付けて実行してください

Sub RemoveProgressBar()
    On Error Resume Next
    With ActivePresentation
        For i = 1 To .Slides.Count
            .Slides(i).Shapes("progressBar").Delete
        Next i
    End With
End Sub

Q2: 他の形状やアニメーションを使った進捗バーは作成できますか?

はい、進捗バーを円形やアニメーション付きにすることも可能です。円形の進捗バーを作成するには、円形のシェイプを使用し、アニメーションを追加することで動的な進捗バーを作成できます。

Q3: 進捗バーを他のプレゼンテーションでも使いたいのですが、どうすれば良いですか?

進捗バーを含むスライドをテンプレートとして保存し、他のプレゼンテーションで再利用することができます。保存する際に、.potx形式で保存すると、テンプレートとして利用できます。

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まとめ

PowerPointのマクロ機能を活用することで、進捗バーを簡単に作成することができます。進捗バーを追加することで、プレゼンテーションの進行状況を聴衆に明確に伝えることができ、より効果的なプレゼンテーションが可能になります。ぜひ、今回ご紹介した方法を試して、次回のプレゼンテーションに活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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