PythonでOutlookのメールを自動保存する方法｜初心者でもできるステップアップガイド

2025.08.10

こんにちは！今日は、Pythonを使ってOutlookのメールを自動で保存する方法をご紹介します。特に、パソコンやスマホの操作に自信がない方でも安心して取り組める内容にしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

PythonでOutlookのメールを保存するとは？
必要な準備と環境設定
実際にPythonでメールを保存するコード
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

PythonでOutlookのメールを保存するとは？

Outlookのイメージ

Pythonを使ってOutlookのメールを保存することで、重要な情報を自動的に整理・保管できます。例えば、毎月届く請求書や領収書を自動で指定のフォルダに保存することが可能です。これにより、手動での保存作業を減らし、業務の効率化が図れます。

必要な準備と環境設定

まず、Pythonを使うための準備をしましょう。以下の手順で進めてください。

Pythonのインストール
Pythonの公式サイトから最新のPythonをダウンロードし、インストールします。インストール時には「Add Python to PATH」のチェックボックスをオンにしてください。
必要なライブラリのインストール
コマンドプロンプト（またはターミナル）を開き、以下のコマンドを入力して必要なライブラリをインストールします。

pip install pywin32
Outlookの設定
Outlookがインストールされており、Pythonからアクセスできる状態になっていることを確認してください。

実際にPythonでメールを保存するコード

次に、実際にPythonを使ってOutlookのメールを保存するコードをご紹介します。以下のコードは、受信トレイのメールを指定のフォルダに保存するものです。

import win32com.client
import os

# Outlookアプリケーションを起動
outlook = win32com.client.Dispatch("Outlook.Application").GetNamespace("MAPI")
# 受信トレイを取得
inbox = outlook.GetDefaultFolder(6)
messages = inbox.Items

# 保存先のフォルダを指定
save_folder = r"C:\Users\YourUsername\Documents\OutlookEmails"

# フォルダが存在しない場合は作成
if not os.path.exists(save_folder):
    os.makedirs(save_folder)

# メールを保存
for message in messages:
    subject = message.Subject
    received_time = message.ReceivedTime.strftime("%Y%m%d_%H%M%S")
    file_name = f"{received_time}_{subject}.msg"
    file_path = os.path.join(save_folder, file_name)
    message.SaveAs(file_path)
    print(f"保存しました: {file_name}")

このコードを実行すると、受信トレイのメールが指定したフォルダに保存されます。