Appleの最新イベント、WWDC23がついに開催されました。
皆が気になっているのは「新商品は出たのか?」「どんな新商品の発表があったの?」という点ですよね
また気になるのが「WWDC史上最大の発表」とはいったい何なのか
それではいってみましょー!
WWDC23で発表された新商品の一覧
WWDC23で発表された新商品のは以下の4つです。
- 15.3型モデルのMacBook Air
- M2 Max/M2 Ultra搭載のMac Studio
- M2 Ultra搭載のMac Pro
- ARヘッドセットのApple Vision Pro
1つ1つどんな商品なのかお話していきたいと思います。
15.3型モデルのMacBook Air
Appleは、「MacBook Air」の15.3型モデルを2023年6月13日より発売することを発表しました。
同じ15インチ型のパソコンの中では世界で一番薄い1.15cmのノートパソコンとのこと。
チップは、「M2チップ」
Appleによると、「Core i7プロセッサー搭載の15型のWindowsノートパソコン」と比べて、最大2倍高速みたいですね。
MacBook Airは、Intel Core i7プロセッサが搭載されたWindowsノートパソコンより最大2倍速い性能を発揮4。ネットサーフィンは最大50%も高速5。バッテリーは最大50%も長く使えます6。
引用元:Apple公式サイト「MacBook Air」
広々とした15.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載し、本体カラーは、ミッドナイト・スターライト・スペースグレイ・シルバーの4色展開です。
M2チップ搭載の15.3型Mac Book Airの登場により、ユーザーはより大きな画面で作業を行うことができ、本体自体が薄いのでカバンの中に入れやすくなったおかげで外出先や移動中でもビデオ編集や写真編集などの作業が気軽にできるようになりますね。
ストレージ容量が256GBと512GBに変更したり、8GBユニファイドメモリを16GBに変更したりすることで、総額が変わってきます。最低金額としては8,283円(税込)/月24回払い支払いの場合または198,800円(税込)なります。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | MacBook Air (15.3型モデル) |
価格 | 8,283円(税込)/月24回払い支払いの場合 または198,800円(税込) |
CPU (メインチップ) |
Apple M2チップ |
メモリ | 8GBユニファイドメモリ (追加オプションで16GB/24GBに変更可能) |
GPU | 10コアGPU |
ストレージ | 256GB SSDストレージ (追加オプションで512GB/1TB/2TBに変更可能) |
バッテリー | 最大18時間のバッテリー駆動 |
認証 | Touch ID |
M2 Max/M2 Ultra搭載のMac Studio
M2 Maxを積むかM2 Ultra積むか選べるようになったMac Studioは、小型でありながら高性能なパソコンです。予約は2023年6月7日からで2023年6月13日発売予定です。
WWDC23で発表が新しいモデルでは、M2 MaxとM2 Ultraの新しいCPUを選べるようになりました。
M2 Maxを搭載したMac Studioは前のモデルよりも最大50%速くなり、CPUは12コア、GPUは最大38コア、メモリは最大96GBを持っています。
M2 Ultraを搭載したMac Studioは、M1 Ultra搭載の前のモデルよりも最大3倍速くなります。CPUは24コア、GPUは最大76コア、メモリは最大192GBで、「ワークステーションクラスのパフォーマンス」を持っています。
HDMIポートはより高速な帯域幅を持ち、最大8Kの解像度と240Hzのフレームレートに対応しています。
Wi-Fi 6Eにより、インターネットのダウンロード速度が最大2倍速くなります。また、Bluetooth 5.3にも対応しています。
背面にはThunderbolt 4ポートが4つ、10Gb Ethernetポートが1つ、HDMIポートが強化されたものが1つ、USB-Aポートが2つあります。前面にはUSB-Cポートが2つとSDカードスロットが1つあります。
注意点としては、ディスプレイはないので別途で購入する必要があります。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | Mac Studio (M2 Max/M2 Ultra搭載) |
最低価格 | 【M2 Max搭載モデル】 12,450円(税込)/月24回払い支払いの場合 または298,800円(税込) 【M2 Ultra搭載モデル】 24,950円(税込)/月24回払い支払いの場合 または598,800円(税込) |
CPU (メインチップ) |
M2 Max/M2 Ultra |
メモリ | 【M2 Max搭載モデル】 32GBユニファイドメモリ (追加オプションで64GB/96GBに変更可能) 【M2 Ultra搭載モデル】 64GBユニファイドメモリ (追加オプションで128GB/192GBに変更可能) |
GPU | 【M2 Max搭載モデル】 30コアGPU (追加オプションで38コアGPUに変更可能) 【M2 Ultra搭載モデル】 60コアGPU (追加オプションで76コアGPUに変更可能) |
ストレージ | 【M2 Max搭載モデル】 512GB SSDストレージ (追加オプションで1TB/2TB/4TB/8TBに変更可能) 【M2 Ultra搭載モデル】 1TB SSDストレージ (追加オプションで2TB/4TB/8TBに変更可能) |
M2 Ultra搭載のMac Pro
新しいMac Proは、「M2 Ultra」チップを搭載してリニューアルされて発表されました。予約は2023年6月7日からで2023年6月13日発売予定です。
大根おろし器みたいな外見は相変わらずで、スペック的にはクリエイターの業務用PCですね。一般の人は、あったら嬉しいけど…オーバースペックじゃね?というのが個人的な印象です。
M2 Ultra搭載のMac Proはタワー型とラック型ので金額が違います。ザックリ言うと縦置きか横置きできるものかでまず金額が変わってきます。金額の詳細が知りたい方はApple公式の「Mac Pro」のページを確認してください。
タワー型で最低価格は43,700円 (税込)/月24回払い支払いの場合 または1,048,800円(税込)になりますが、色々とモリモリカスタムすると、なんと驚き1,871,600円(税込)!マジに映像クリエイターや3Dなどの重たい処理をさせたい人じゃない限り正直値段でビビりますね。またディスプレイは別途で購入しなければいけないのでトータルで考えると、帯の札束がピヨピヨ空に飛んでいきます。
新しいMac Proは、パソコンの性能がすごく高くて、プロの人向けの特別な機能がたくさんあります。例えば、6つの特別なスロットを持っていて、様々な拡張カードを追加することができます。これにより、音楽やビデオ編集などの専門的な作業に必要な機能を追加することができます。
さらに、Mac ProはThunderboltやUSBのポートもたくさん備えています。これにより、他のデバイスを繋げたり、高画質のモニターを接続したりすることができます。
Mac Proの中には、新しい「M2 Ultra」というすごく強力なプロセッサが入っています。これは、とても速くて効率的に動作し、パソコンの処理能力を大幅に向上させます。また、大容量のメモリと高速なストレージも搭載されているので、たくさんのデータを効率的に扱うことができます。
ただし、このMac Proは非常に高価なので、一般の人には必要ありません。このパソコンは、プロの仕事をする人々や特に高性能が必要な人々のために作られています。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | Mac Pro (M2 Ultra搭載モデル) |
最低価格 | 43,700円 (税込)/月24回払い支払いの場合 または1,048,800円(税込) |
CPU (メインチップ) |
Apple M2 Ultraチップ |
メモリ | 64GBユニファイドメモリ (追加オプションで128GB/192GBに変更可能) |
GPU | 60コアGPU (追加オプションで76コアGPUに変更可能) |
ストレージ | 1TB SSDストレージ (追加オプションで2TB/4TB/8TBに変更可能) |
ARヘッドセットのApple Vision Pro
今回の最大の目玉となったARヘッドセットのApple Vision Pro。発売は2024年になるとのことで、予約などはまだできないようです。
WWDCのプレゼン内容を見て思ったのが、AR(拡張現実)ヘッドセットというよりはMR(混合現実)ヘッドセットなのかな?という印象でした。
金額は日本円で約50万円という高額ですが…いやこれは正直欲しい!
たぶん、実際に内容を見た人の多くは正直欲しい!って思いましたよね?
Apple Vision Proをユーザーが装着すると、現実世界にメニューアイコンがいきなり出てきます。パッと見はiPhoneやiPadなどのアプリアイコンが目の前の空間に突如として出現します。
Apple Vision Proには、Appleが新たに開発したvisionOSというソフトウェアが搭載されており、iPhoneのiOSやiPadのiPadOSのような独自のソフトウェアが搭載されているので、Apple製品を使っている人であれば直感的に使いこなせるようなものになっていると推測できます。
Apple Vision Proは、高画質で色鮮やかな映像を見ることができます。映画や写真だけでなく、仕事の作業スペースを拡張現実の中に広げることもできます。
Apple Vision Proは、目の前の空間に表示されたアイコンや画面を、目の動きや手の動きを使って操作します。特別なポインティングデバイスは必要ありません。デバイスの内蔵カメラが手の動きを読み取ったり、音声指示を聞いたりします。目・手・音声などの直感的な操作が可能ってことですね。
Apple Vision Proには多くのカメラやセンサー、マイクが搭載されており、高速な処理が可能です。
特筆すべきは、M2チップとR1チップと呼ばれる新しいチップが使われている点です。Macを使っている人ならわかると思いますが、M2チップが入ってるということは、Macでできることの基本的なことはApple Vision Proでもできる可能性が高いという点です。さらに、Apple Vision Proのために作られた新型のR1チップはカメラやセンサー、マイクから入力される情報を円滑に処理するので、まるで目の前にあるものを自由に操作できる体験を可能にしていると思われます。
M2チップ+新型のR1チップを搭載しているので、パソコン+ARグラスという近未来的なアイテムになっています。
表示パネルは非常に小さく、ピクセルをたくさん詰め込んでいます。また、装着者の視力に合わせて特製のレンズも用意されています。
デバイスの表示画面は外側にもあり、他の人とのコミュニケーションができます。また、空間再現写真(3D写真)やビデオを撮影することもできます。
さらに、装着時にはDigital Crownと呼ばれる特別なボタンがあり、回すことで没入度合いを調節することができます。
Apple Vision Proは2024年に発売される予定で、価格は約50万円(3,499ドル)です。←大切なのでもう一度言いました。
【Q&A】WWDC23で発表された新商品に関するよくある質問
WWDC23で発表があった商品を買いたい!と思っている人が持つであろう疑問を勝手に予測して勝手に回答するコーナーでございます。
それではいってみましょー。
WWDC23で発表された新商品はいつから購入できますか?
新商品の「15.3型モデルのMacBook Air」「M2 Max/M2 Ultra搭載のMac Studio」「M2 Ultra搭載のMac Pro」「ARヘッドセットのApple Vision Pro」はいつから購入できるのか。一覧表を作成しましたので下記の表をご覧ください。
商品名 | 予約開始日 | 発売日 |
---|---|---|
15.3型モデルのMacBook Air | 2023年6月7日 | 2023年6月13日 |
M2 Max/M2 Ultra搭載のMac Studio | 2023年6月7日 | 2023年6月13日 |
M2 Ultra搭載のMac Pro | 2023年6月7日 | 2023年6月13日 |
ARヘッドセットのApple Vision Pro | 2024年(詳細未定) | 2024年(詳細未定) |
新商品の価格は?
新商品の価格はカスタムや付属品を注文すると人によって金額が変わってきます。なので、最低価格の一覧表を作成しましたので、下記表をご覧ください。
商品名 | 最低価格 |
---|---|
15.3型モデルのMacBook Air | 8,283円(税込)/月24回払い支払いの場合 または198,800円(税込) |
M2 Max/M2 Ultra搭載のMac Studio | 【M2 Max搭載モデル】 12,450円(税込)/月24回払い支払いの場合 または298,800円(税込) 【M2 Ultra搭載モデル】 24,950円(税込)/月24回払い支払いの場合 または598,800円(税込) |
M2 Ultra搭載のMac Pro | 43,700円 (税込)/月24回払い支払いの場合 または1,048,800円(税込) |
ARヘッドセットのApple Vision Pro | 約500,000円 |
新商品の購入方法は?
Appleの公式サイトから予約するのが一般的です。発売されていればそのまま購入できます。
また、お近くのApple Storeで予約して購入することも可能です。
Apple Vision Proの価格はいくらですか?
Apple Vision Proの価格は$3,499からとなっています。追加オプションなどの情報は出ていませんが、おそらく何かしらはあるでしょう。
$3,499は2023年6月7日の日本の貨幣価値に換算すると約50万円ですね。
具体的な価格については、Appleの公式ウェブサイトや公式発表をご確認ください。
iOS 17はどのデバイスに対応していますか?
WWDC23で発表された「iOS 17」はiPhone XS/XS Max/iPhone XR以上のiPhoneが対応機種になっています。iPhone SEは第2世代モデル以降です。
2017年発売の「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」の3つは、サポートから外れることになります。
まとめ
WWDC23では、新型Mac Book Air、新型Mac、新型Mac Studio、新型Mac Pro、そして新しい目玉と言えるApple Vision Proの発表など、数々の新商品とアップデートが発表されました。これらの新商品は、Appleの技術の進歩と革新的なデザインを反映しています。新しいiOS 17やiPad OS 17、Mac os Sonomaはもちろん、近視にならないように一定時間経つと画面から目を離すよう指示があったり、健康とフィットネスに関する新機能など、ユーザーの生活をより便利で楽しくするための新機能が盛りだくさんです。これらの新商品が、あなたのデジタルライフをさらに豊かにすることでしょう。
個人的にはApple Vision Proが出たことによって別の会社はどう動くかの動向を探っていきたいと思います。
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