Excelで一気に計算！PRODUCT関数で複数セルの掛け算をマスターする方法

あなたは、Excelの表計算機能を使いこなせていますか？

もし、複数のセルに入力された値を掛け算する作業が面倒だと感じたことがあるならPRODUCT関数が便利ですよ！

こんにちは！uri uri（@Uriuri_writer）です。この記事では、PRODUCT関数の使い方を学び、効率的なデータ処理技術を身につけることができます。読み進めることで、作業時間を短縮し、エクセル操作のスキルアップが期待できます。

当サイトではExcelについて知っておくべき情報を多数掲載しています。あわせてそちらもご覧いただくと専門的知識が得られますよ。

なぜPRODUCT関数を使うのか
PRODUCT関数の基本的な使い方
実践的な例で学ぶPRODUCT関数
Excelに自身がない…。どうしたらいい？
まとめ

なぜPRODUCT関数を使うのか

ExcelのPRODUCT関数

PRODUCT関数はExcelで複数の値を掛け合わせる際に使用する関数です。通常、複数のセルの値を掛け算する場合には「=A1 * A2 * A3」という形で各セルを指定しますが、これが多数のセルになると非常に手間がかかります。PRODUCT関数を使用すると、これを「=PRODUCT(A1, A2, A3)」とシンプルに記述でき、複数のセルを一度に指定することも可能です。

イメージで言うと、SUM関数を知っているとわかりやすいです。SUM関数は、選択したセルの足し算「=A1 + A2 + A3」ですが、PRODUCT関数は選択したセルの掛け算「=A1 * A2 * A3」と覚えておくとわかりやすいと思います。

PRODUCT関数の基本的な使い方

PRODUCT関数の基本形は非常にシンプルです。掛けたい範囲またはセルを関数内にリストアップするだけです。例えば、「B2:D2」の範囲でそれぞれのセルの値を掛け合わせたい場合、「=PRODUCT(B2:D2)」と入力することで簡単に計算できます。

関数ライブラリから「数学」カテゴリ内の「PRODUCT」関数を選択します。（直接セルに「=PRODUCT()」を打ち込んでもできます）
関数の引数に、乗算したい数値が入力されたセルの範囲を指定します。
/* 数式例 */ =PRODUCT(A1:A5, B1:B5)
A1からA5、およびB1からB5の数値を全て乗算します。
Enterキーを押して関数を実行します。
指定した範囲の数値が全て乗算された結果が表示されます。

注意点としては、引数に指定したセル範囲に数値以外（空白、論理値、文字列など）が含まれる場合、その部分は無視される点と引数は最大255個まで指定可能な点だけ知っておけば、今すぐに使いこなすことができますよ。

実践的な例で学ぶPRODUCT関数

商用環境や実際のデータ分析でPRODUCT関数を使うシナリオを考えてみましょう。例えば、商品の単価、数量、割引率を含むセル「B2, C2, D2」を掛け合わせ、最終価格を求める場合、「=PRODUCT(B2, C2, (1-D2))」という形で表現することができます。こうすることで、割引後の価格を一括で計算することが可能です。