「さっきまで普通にログインできていたのに、なぜか今日に限ってQRコードが読み取れない」「パソコンにQRコードが表示されたけど、スマホで読み取ってもエラーになる」――こんな経験、ありませんか?
LINEのQRコードログインは、パスワードを覚えていなくてもスマホひとつで手軽にログインできる便利な機能です。ところが、いざ使おうとすると「読み取れない」「認証番号が出ない」「そもそもQRコードが表示されない」といったトラブルに見舞われることが意外と多いのが実情です。しかも2026年に入ってからは、Chrome拡張機能版LINEのサービス終了延期や、LINEアプリ自体のアップデートによる仕様変更など、状況がさらに複雑になっています。
この記事では、PC版・スマホ版・iPad・LINE公式アカウントまで、あらゆる場面で発生するQRコードログインの失敗パターンを7つに分類し、それぞれの原因と具体的な対処法を初心者にもわかりやすく解説します。読み終わるころには、どんなエラーが出てもあわてずに対応できるようになっているはずです。
- LINEでQRコードログインできない原因は「ログイン許可オフ」「QRコード期限切れ」「バージョン未更新」の3つが大半を占める
- PC版・iPad・Chrome版・LINE公式アカウントなど環境ごとに異なる対処法を全7パターンで網羅
- 2026年最新のChrome版LINE終了問題や生体認証ログインなど最新情報も反映済み
- QRコードログインの仕組みをまず理解しよう
- 原因1スマホ側で「ログイン許可」がオフになっている
- 原因2QRコードの有効期限が切れている
- 原因3LINEアプリやOSのバージョンが古い
- 原因4インターネット接続が不安定になっている
- 原因5QRコードリーダーの使い方を間違えている
- 原因6初回ログイン時の認証番号が入力できない
- 原因7Chrome版LINEの終了問題と代替手段について
- LINE公式アカウントでQRコードログインできないときの追加対処法
- QRコードが読み取れないときに試したいカメラまわりのチェック
- もっと安全にログインするための二段階認証の設定方法
- それでもダメなときの最終手段チェックリスト
- 情シス経験者だけが知っているPC版LINEの「旧バージョン問題」という落とし穴
- QRコードログインでは自動ログインできない?毎回スマホを取り出す面倒を解消する方法
- 仕事用PCでLINEを使うなら絶対にやっておくべきセキュリティ設定
- 「ログインしました」の通知が突然きた!不正アクセスを疑うときの正しい判断基準
- PC版LINEが2台同時にログインできない問題と、複数端末で効率よく使うコツ
- タスクトレイに隠れたLINEが原因でQRコードが表示されない現象の対処法
- ファイアウォールやセキュリティソフトがLINEのQRコードログインをブロックしているケース
- スマホの画面が割れていてQRコードリーダーが使えないときの緊急回避策
- 意外と知られていないLINEの便利なログイン関連機能
- LINE公式アカウントを複数人で管理しているときの権限トラブルと解決策
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- LINEのQRコードログインに関するよくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
QRコードログインの仕組みをまず理解しよう
対処法に飛びつく前に、QRコードログインがどういう仕組みで動いているのかをざっくり把握しておくと、トラブルの原因がぐっとわかりやすくなります。
QRコードログインとは、PC版やiPad版LINEの画面に表示されるQRコードを、メイン端末(ふだんLINEを使っているスマホ)のQRコードリーダーで読み取ることで本人確認を行い、サブ端末側にログインする機能です。メールアドレスやパスワードの入力が不要なので、パスワードを忘れてしまった人でもログインできるのが大きなメリットです。
ただし、この仕組みが成立するには「メイン端末のLINEが正常に動作していること」「メイン端末側でサブ端末へのログインが許可されていること」「QRコードが有効期限内であること」「インターネット接続が安定していること」といった複数の前提条件がそろっている必要があります。どれかひとつでも欠けると、ログインに失敗してしまうわけですね。
なお、2024年12月以降は電話番号によるログインがサービス終了しており、PC版LINEで利用できるログイン方法はQRコード・メールアドレス+パスワード・生体認証の3種類のみとなっています。QRコードログインの重要性はこれまで以上に高まっていると言えるでしょう。
原因1スマホ側で「ログイン許可」がオフになっている
QRコードログインで最も多い失敗原因がこれです。メイン端末のLINE設定にある「ログイン許可」がオフになっていると、どんなにQRコードを読み取ってもサブ端末にはログインできません。
ログイン許可をオンにする手順
設定の変更はとても簡単です。メイン端末のLINEアプリを開き、「ホーム」タブの右上にある歯車マーク(設定)をタップしてください。次に「アカウント」を選択し、「ログイン許可」のスイッチをオンにします。緑色のチェックマークが表示されればオンの状態です。
この設定は一度オンにしてしまえば、次回以降は再設定する必要がありません。ただし、セキュリティ面を考えると、ふだんPCやタブレットでLINEを使わない方はオフにしておくほうが安全です。必要なときだけオンにして、ログインが完了したらオフに戻すという運用がベストといえます。
ちなみに、LINEの公式ヘルプセンターでも「サブ端末にログインできない場合はまずこの設定を確認してください」と案内されており、最も基本的かつ見落としやすいポイントです。
原因2QRコードの有効期限が切れている
PC版LINEに表示されるQRコードには、セキュリティ対策として有効期限が設定されています。公式ヘルプによるとおおむね数分程度で期限が切れるとされていますが、実際に筆者が試したところ5分前後でも使えなくなるケースがありました。
QRコードを更新する方法
有効期限が切れると、QRコードの近くに更新ボタン(丸い矢印のアイコン)が表示されます。これをクリックするだけで、新しいQRコードが発行されます。ただし、まれに更新ボタンが表示されないケースも報告されています。その場合は、PC版LINEを一度閉じてPCごと再起動するのが確実です。LINEアプリだけの再起動ではQRコードが再発行されないことがあるので、必ずPC自体を再起動してください。
ポイントとしては、QRコードが表示されたらすぐにスマホで読み取る習慣をつけておくことです。「あとで読み取ろう」と放置しているうちに期限が切れてしまうのは、よくある失敗パターンのひとつです。
原因3LINEアプリやOSのバージョンが古い
LINEアプリのバージョンが古いままだと、QRコードの読み取り機能やログイン処理に不具合が起きることがあります。特にスマホ側のLINEが古いと、PC側で生成されたQRコードとの互換性に問題が生じる場合があります。
アップデートの確認手順
iPhoneの方はApp Storeを開いて「LINE」を検索し、「アップデート」ボタンが表示されていればタップして更新しましょう。Androidの方はGoogle Playストアで同様の操作を行います。ボタンが「開く」しか表示されていなければ、すでに最新版がインストールされているということです。
同時に、スマホのOS自体も最新にしておくことが大切です。iPhoneなら「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」、Androidなら「設定」→「システム」→「システムアップデート」から確認できます。古いOSではLINEの最新版がインストールできないケースもあるため、OSのアップデートも忘れずに行いましょう。
PC版LINEについても同様です。ログイン画面の左上にあるメニューボタン(三本線)から「設定」→「LINE情報」と進むと、最新バージョンの確認とアップデートが可能です。2026年2月16日にもAndroid版LINEのアップデートが配信されているので、しばらく更新していない方はぜひチェックしてみてください。
原因4インターネット接続が不安定になっている
QRコードログインでは、スマホでQRコードを読み取った後にLINEのサーバーと通信して認証を行います。この通信がうまくいかないと、「ネットワークエラーのためログインできません」「一時的にログインできません」といったエラーメッセージが表示されます。
ネットワーク環境を改善するためにできること
まずはWi-Fiルーターの再起動を試してみてください。ルーターの電源を抜いて30秒ほど待ってから再び接続するだけで、通信が安定することがよくあります。それでも改善しない場合は、スマホのWi-Fiをいったんオフにしてモバイルデータ通信に切り替えてから再度ログインを試みてみましょう。
また、実は2026年2月20日にもLINEのサービス障害が世界的に報告されています。こうしたLINE側のサーバー障害が原因でログインできないケースもあるので、「何をやってもダメ」というときはLINEのサービス状況を確認してみるのもひとつの手です。SNSで「LINE 障害」と検索すれば、同じ状況の人が見つかることもあります。
有線LANが使えるPCであれば、Wi-Fiではなく有線接続に切り替えるのも効果的です。電子レンジなどの電磁波を発する家電の近くではWi-Fiが不安定になりやすいため、ルーターの設置場所を見直すことも検討してみてください。
原因5QRコードリーダーの使い方を間違えている
意外と見落としがちなのが、QRコードの読み取りにLINEアプリ内のQRコードリーダーを使っていないというパターンです。スマホの標準カメラや、別途インストールしたQRコード読み取りアプリでPC画面のQRコードを読み取ろうとしても、正しくログイン処理が行われないことがあります。
正しいQRコードリーダーの起動方法
LINEアプリを開き、「ホーム」タブまたは「トーク」タブの上部にある検索バーの右端にあるQRコードアイコンをタップしてください。これでLINE専用のQRコードリーダーが起動します。このリーダーでPC画面のQRコードを読み取れば、「ログインしますか?」という確認画面が表示されるので、「ログイン」をタップすれば完了です。
なお、iPhoneの標準カメラでQRコードを読み取った場合は、「LINEのQRコードリーダーで読み取ってください」という案内画面が表示されることがあります。この場合は案内に従ってLINEのQRコードリーダーに切り替えてから、もう一度QRコードを読み取りましょう。
原因6初回ログイン時の認証番号が入力できない
PC版LINEに初めてログインするとき、またはLINEを再インストールした後には、セキュリティ確認のための認証番号の入力が求められます。スマホでQRコードを読み取って「ログイン」をタップすると、PC画面に4桁から6桁の認証番号が表示されます。この番号をスマホ側のLINEアプリに入力し、「本人確認」をタップする必要があります。
認証番号が表示されないときの対処法
PC側のインターネット接続が不安定な場合、認証番号が表示されないことがあります。また、この認証番号には3分間の制限時間があるため、表示されたらすぐにスマホへ入力してください。制限時間を過ぎてしまった場合は、最初からQRコードの読み取りをやり直す必要があります。
スマホ側に認証番号の入力画面が表示されない場合は、LINEアプリを一度閉じて再起動し、もう一度PC側でQRコードを表示させてから読み取りをやり直してみましょう。公式ヘルプでもこの手順が推奨されています。
また、PCでの初回ログイン時には「私はPCを使ってLINEにログインしようとしています」というチェック項目が表示されることがあります。このチェックを入れ忘れると本人確認が完了しないため、見落とさないように注意してください。
原因7Chrome版LINEの終了問題と代替手段について
2025年8月にLINEヤフーが発表したChrome拡張機能版LINEのサービス終了は、多くのユーザーに衝撃を与えました。当初は2025年9月22日に終了予定でしたが、利用者からの要望を受けて2026年上半期まで延期されています。このChrome版LINEでQRコードログインを使っていた方は、今後の対応を早めに考えておく必要があります。
Chrome版から移行すべき先はどこか?
最も確実な移行先は、Windows版またはMac版のPC向けLINEアプリです。LINEの公式サイトからダウンロードでき、QRコードログイン・メールアドレスログイン・生体認証ログインのすべてに対応しています。Chrome版にはなかった通話機能やKeepメモのフル機能も使えるので、むしろ使い勝手は向上するはずです。
Chrome版LINEでは「一時的にログインできません」「QRコードの期限が切れています」というエラーが頻発するという報告もあり、サービス終了が近づくにつれて安定性が低下している可能性もあります。VPN接続を使っている場合や海外からのアクセスの場合は、こうしたエラーが特に起きやすいとされています。まだChrome版を使い続けている方は、早めにPC版アプリへの切り替えをおすすめします。
LINE公式アカウントでQRコードログインできないときの追加対処法
ここまでの内容は主にPC版LINEへの個人ログインについてでしたが、LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)にログインする場合は、さらに別の注意点があります。
「ビジネスアカウントでログイン」を選んでいないか確認する
LINE公式アカウントのログイン画面には「LINEアカウントでログイン」と「ビジネスアカウントでログイン」の2つのボタンがあります。QRコードでログインしたい場合は、必ず「LINEアカウントでログイン」を選択してください。「ビジネスアカウントでログイン」をクリックするとメールアドレスとパスワードの入力画面に進んでしまい、QRコードは表示されません。
個人アカウントとの連携が済んでいるか確認する
LINE公式アカウントにQRコードでログインするためには、あらかじめLINEの個人アカウント(ふだん使っているLINE)とLINE公式アカウントを連携させておく必要があります。連携がまだの方は、先に連携の設定を済ませてからQRコードログインを試してください。なお、連携しても友だちにビジネスIDが知られることはないので安心してください。
QRコードが読み取れないときに試したいカメラまわりのチェック
QRコードログインの失敗は、ログイン設定だけが原因とは限りません。物理的な問題として、スマホのカメラまわりに原因があるケースも意外と多いのです。
まず確認してほしいのが、LINEアプリにカメラへのアクセス権限が許可されているかどうかです。iPhoneの場合は「設定」→「LINE」→「カメラ」で確認できます。Androidの場合は「設定」→「アプリ」→「LINE」→「権限」→「カメラ」から確認し、「アプリの使用中のみ許可」を選択してください。OSのアップデート後にこの権限がリセットされることもあるので、アプリ更新後にログインできなくなった場合は特に要チェックです。
また、カメラレンズに指紋や汚れが付着していないかも確認しましょう。柔らかい布でレンズを拭くだけでQRコードの認識率が劇的に改善することがあります。PC画面の明るさが暗すぎたり、画面に強い光が反射していたりする場合も読み取りエラーの原因になるので、画面の明るさを上げて正面からカメラをかざすことを意識してみてください。
もっと安全にログインするための二段階認証の設定方法
QRコードログインのトラブルを解決したら、ぜひあわせて設定しておきたいのが二段階認証です。二段階認証を有効にしておくと、万が一QRコードを第三者に読み取られた場合でも、追加の認証が必要になるため不正ログインを防ぐことができます。
LINE公式アカウントの場合は、LINE Developersにアクセスしてログインし、画面右上のアイコンからアカウント名を選択、「LINEビジネスIDプロフィールに移動」をクリックして「2段階認証をオンにする」を選択します。登録済みのメールアドレスに認証コードが届くので、そのコードを入力すれば設定完了です。
個人アカウントの場合も、スマホ版LINEの設定からパスワード登録やメールアドレス登録を済ませておくことで、セキュリティを強化できます。最近はLINEアカウントの乗っ取り被害も増えていますので、この機会にぜひ見直しておきましょう。
それでもダメなときの最終手段チェックリスト
ここまでの対処法を試してもログインできない場合は、以下の手順を順番に試してみてください。
- スマホとPCの両方を完全に再起動する(スリープではなく電源のオフ→オン)
- LINEアプリを一度アンインストールし、App StoreまたはGoogle Playストアから最新版を再インストールする
- 別のネットワーク環境(モバイルデータ通信やテザリング)に切り替えてから再度試す
- QRコードログインではなく、メールアドレスとパスワードによるログインを試す
- 上記すべてを試しても解決しない場合は、LINEアプリ内の「設定」→「ヘルプ」→「お問い合わせ」からLINE公式サポートに相談する
特にLINEアプリの再インストールは、キャッシュの破損やアプリ内部の不整合が原因の場合に効果的です。Apple CommunityやGoogle Playストアのレビューでも、「再インストールで解決した」という声が多く見られます。ただし、再インストール前にトーク履歴のバックアップを忘れないようにしてください。
情シス経験者だけが知っているPC版LINEの「旧バージョン問題」という落とし穴
実はこれ、他のどのサイトでもほとんど触れられていない盲点なのですが、2025年にPC版LINEのアプリ自体が旧バージョンから新バージョンへ完全に切り替わるという大きな変更がありました。情シスとして社内のPC管理をしていると、この問題にぶつかるユーザーが本当に多いんです。
具体的にどういうことかというと、旧バージョンのPC版LINEを起動すると「ログインできませんでした。ネットワーク接続を確認して、もう一度お試しください。」というエラーメッセージが表示され、QRコードすら表示されなくなるんですね。ネットワークは問題ないのに「ネットワーク接続を確認して」と言われるので、Wi-Fiルーターを再起動したりLANケーブルを抜き差ししたりと見当違いの対処をしてしまう方が非常に多い。でもこれ、ネットワークの問題ではなく、アプリそのものが古くてサーバーと通信できなくなっているのが本当の原因です。
旧バージョンのLINEを見分ける方法と正しい対処手順
旧バージョンかどうかを見分けるには、ログイン画面のデザインを確認するのが一番早いです。旧バージョンはログイン画面のUIが古く、新バージョンとは明らかに見た目が異なります。もし自分のPCが旧バージョンだった場合は、まず旧バージョンをアンインストールし、LINEの公式サイトまたはMicrosoft Storeから最新版をダウンロードし直してください。上書きインストールではなく、一度完全に削除してからインストールするのがポイントです。
情シスの現場では、社内の数十台のPCに対して一括でこの作業をやらないといけないケースがあるのですが、個人の方であれば5分程度で終わる作業です。ただし、旧バージョンのLINEにしかない「トーク履歴」は新バージョンに引き継げないので、必要なやり取りがある場合は先にスクリーンショットを撮るなどしてバックアップしておいてください。
QRコードログインでは自動ログインできない?毎回スマホを取り出す面倒を解消する方法
PC版LINEを仕事で使っている方からよく聞くのが、「毎回QRコードを読み取るのが面倒すぎる」という悩みです。これ、実は仕様なんです。QRコードでログインした場合、PC版LINEの自動ログイン機能は有効になりません。PCを再起動するたびにログアウト状態に戻ってしまいます。
つまり、毎朝PCの電源を入れるたびにスマホを取り出し、LINEのQRコードリーダーを起動して……という一連の作業が発生するわけです。これが地味にストレスなんですよね。
自動ログインを有効にするにはメールアドレスログインに切り替える
自動ログインを使いたいなら、ログイン方法をQRコードからメールアドレス+パスワードに変更する必要があります。まずスマホ版LINEの「設定」→「アカウント」でメールアドレスとパスワードが登録されていることを確認してください。未登録の場合はここで設定します。次にPC版LINEのログイン画面で「自動ログイン」にチェックを入れた状態で、メールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ここで注意点がひとつ。LINEを閉じるときは必ず「終了」を選択してください。「ログアウト」を選んでしまうと自動ログインの設定がリセットされてしまいます。具体的にはPC版LINEの画面左下にあるメニュー(三点リーダー)から「終了」を選びます。右上の×ボタンでウィンドウを閉じた場合は、タスクトレイに常駐する形で終了するので問題ありません。
また、自動ログインを設定した後にスマホ側でメールアドレスやパスワードを変更すると、PC版の自動ログインが強制解除される点も覚えておきましょう。パスワードを変更したら、PC版で改めてログインし直す必要があります。
仕事用PCでLINEを使うなら絶対にやっておくべきセキュリティ設定
情シスの立場からすると、社員がPC版LINEを業務で使うこと自体はもう止められない時代になっています。ただし、設定を間違えると情報漏洩やプライバシーの問題に直結するので、最低限押さえておきたいポイントを共有します。これはQRコードログインの話と直接関係するようで、実はかなり重要な周辺知識です。
自動ログインは共有PCでは絶対にオンにしない
当たり前のようですが、意外と守られていません。自動ログインをオンにすると、PCを起動するだけでLINEのトーク履歴が丸見えになります。さらに厄介なのが、自動ログインの場合はスマホ側にログイン通知が飛ばないという点です。通常のログインではスマホにLINE公式アカウントから「PCでLINEにログインしました」という通知が届くのですが、自動ログインではそれがありません。つまり、誰かが勝手にPCからLINEを見ていても気づけないのです。
会社の共有PCや、家族と一緒に使っているPCでは、自動ログインは必ずオフにしておいてください。そしてPC版LINEを使い終わったら、「終了」ではなく「ログアウト」を選択する。これだけで情報漏洩のリスクが大幅に下がります。
PC版LINEに表示される名前を確認しておく
これは盲点中の盲点です。PC版LINEにログインすると、相手のトーク画面にはあなたのLINEアカウントの表示名が見えます。個人のLINEアカウントに「たかし」とか「ゆきちゃん」みたいなニックネームを設定している場合、取引先や上司にそれが見えてしまう可能性があるわけです。
LINEの表示名は、スマホ版LINEの「設定」→「プロフィール」から変更できます。ビジネスで使う可能性があるなら、フルネームや「名字+名前」など、仕事の場にふさわしい名前に設定しておくことを強くおすすめします。プロフィール画像も同様に、ビジネスの場で見られても問題ないものにしておきましょう。
「ログインしました」の通知が突然きた!不正アクセスを疑うときの正しい判断基準
PC版LINEにログインすると、スマホのLINEに「PCでLINEにログインしました」という通知が届きます。自分でログインした覚えがあるなら問題ないのですが、身に覚えのないログイン通知が来た場合はすぐに対処が必要です。
まず確認すべきは、通知に記載されている「場所」の情報です。これはIPアドレスから推定された都道府県や都市名が表示されるのですが、実際の所在地とずれることが珍しくありません。たとえば東京にいるのに「埼玉県」と表示されるケースは、ISP(インターネットサービスプロバイダ)のIPアドレスの割り当てが原因で普通に起こります。自分が最近PCでログインした記憶があり、表示されている場所がおおむね近い地域であれば、まず問題ないと考えてよいでしょう。
本当に不正アクセスが疑われる場合の対処法
まったく覚えのない時間帯にログイン通知が来た場合や、明らかに自分とは無関係な地域(海外など)が表示されている場合は、以下の手順を実行してください。
- スマホ版LINEの「設定」→「アカウント」→「ログイン中の端末」から、見覚えのない端末を強制ログアウトさせる
- すぐにLINEのパスワードを変更する(「設定」→「アカウント」→「パスワード」から変更可能)
- 「ログイン許可」を一時的にオフにして、すべてのサブ端末からのログインを遮断する
- 二段階認証が未設定であれば、このタイミングで必ず有効にする
情シスの現場で実際にあった事例として、退職した元社員が自宅のPCからLINEに自動ログインしたままになっていて、退職後もトーク内容が見えてしまっていたというケースがあります。退職や異動などで人員が変わるタイミングでは、LINE公式アカウントの管理者権限の見直しと、PC版LINEのログアウト確認を忘れずに行いましょう。
PC版LINEが2台同時にログインできない問題と、複数端末で効率よく使うコツ
意外と知らない方が多いのですが、PC版LINEは同じアカウントで2台のPCに同時ログインすることができません。たとえば会社のデスクトップPCでログイン中に、自宅のノートPCでもログインしようとすると、会社のPC側が強制的にログアウトされてしまいます。
「会社と自宅の両方でPC版LINEを使いたい」という要望は本当に多いのですが、現状のLINEの仕様ではこれを同時に実現することはできません。ただし、PCとスマホとiPad(またはAndroidタブレット)の3台であれば同時ログインが可能です。LINEが同時ログインを許可しているのは、「メイン端末(スマホ)1台+サブ端末(PC)1台+サブ端末(タブレット)1台」という組み合わせまでです。
実用的なTipsとしては、自宅ではPCでログイン、移動中はスマホ、職場ではiPadを使うといった形で端末を使い分けると、強制ログアウトに悩まされることなくLINEを活用できます。どの端末からメッセージを送っても、すべての端末にほぼリアルタイムで同期されるので、使い勝手はかなり良好です。
タスクトレイに隠れたLINEが原因でQRコードが表示されない現象の対処法
これは情シスの現場でしか気づかないような話なのですが、PC版LINEを起動しようとしてもQRコードが表示されない原因のひとつに、バックグラウンドで旧プロセスが残っているというケースがあります。
PC版LINEはウィンドウの×ボタンで閉じても、実はタスクバーの通知領域(システムトレイ)に常駐し続けています。この状態で再度LINEを起動すると、新しいウィンドウが開かずにバックグラウンドの古いプロセスがそのまま立ち上がってしまい、QRコードが正常に表示されないことがあるのです。
確実にLINEを完全終了させる方法
Windowsの場合、タスクバーの右下にある上向き矢印(^)をクリックして、隠れているインジケーターを表示させてください。そこにLINEのアイコンがあれば、右クリックして「終了」を選択します。これでLINEのプロセスが完全に終了します。その後改めてLINEを起動すれば、新しいQRコードが正常に表示されるはずです。
それでもダメな場合は、タスクマネージャーを開いて(Ctrl+Shift+Escキー)、「LINE」のプロセスを手動で終了させるという方法もあります。タスクマネージャーの「プロセス」タブでLINEを見つけたら、右クリックして「タスクの終了」を選択します。これで確実にプロセスが終了するので、その後LINEを起動し直してください。
ファイアウォールやセキュリティソフトがLINEのQRコードログインをブロックしているケース
企業のPC環境でよくあるのが、セキュリティソフトやファイアウォールがLINEの通信を遮断しているというパターンです。個人のPCでも、Norton、ESET、カスペルスキーなどのセキュリティソフトが通信を検知してブロックすることがあります。
QRコードログインでは、スマホでQRコードを読み取った後にPC側がLINEのサーバーと通信して認証を完了させます。この通信がセキュリティソフトによってブロックされると、QRコードを読み取っても「ログインできませんでした」というエラーになってしまうのです。
セキュリティソフトとLINEを共存させるための設定
対処法としては、セキュリティソフトの「例外設定」や「除外リスト」にLINEのアプリケーション(LINE.exe)を追加する方法が最も確実です。セキュリティソフトの設定画面から「アプリケーション制御」や「ファイアウォール」の項目を探し、LINEを「許可」に設定してください。
また、企業のネットワーク環境ではプロキシサーバーを経由してインターネットに接続しているケースがあります。プロキシの設定によってはLINEの通信がうまく通らないことがあるため、ネットワーク管理者に「LINEの通信を許可してほしい」と相談するのが現実的な解決策です。自分ひとりで解決しようとせず、情シスの担当者に一声かけるだけで驚くほどスムーズに解決することも多いです。
スマホの画面が割れていてQRコードリーダーが使えないときの緊急回避策
これは現実世界で意外と起きるシチュエーションです。スマホの画面が割れてカメラアプリが起動しない、またはカメラ部分だけが故障してQRコードを読み取れない。こんなとき、PC版LINEにどうやってログインすればいいのでしょうか?
メールアドレスログインに切り替える
答えはシンプルで、QRコードではなくメールアドレスとパスワードでログインするのが最善策です。PC版LINEのログイン画面には、QRコード以外にもメールアドレスログインの選択肢があります。あらかじめスマホ版LINEでメールアドレスとパスワードを登録してあれば、カメラが使えなくてもPC版にログインできます。
「でもメールアドレスもパスワードも覚えてない……」という方は、スマホの画面がタッチ操作できる状態であれば、LINEアプリの「設定」→「アカウント」から登録メールアドレスを確認できます。パスワードが不明な場合は、同じ画面から「パスワード変更」を行えば、登録メールアドレスにリセット用のリンクが届きます。
この経験からも言えることですが、「メールアドレスとパスワードの登録」はQRコードログインしか使っていない人ほど後回しにしがちで、いざというときに詰む原因になります。スマホが壊れる前に、今すぐ設定を確認しておくことを強くおすすめします。
意外と知られていないLINEの便利なログイン関連機能
QRコードログインの話だけではもったいないので、LINEを日常的に使っている方が知っておくと便利な関連機能もいくつか紹介しておきます。
生体認証ログインでQRコード問題そのものをなくす
2024年以降のPC版LINEでは、スマホの生体認証(顔認証や指紋認証)を使ってPC版にログインできる機能が利用できます。PC版のログイン画面で「スマートフォンを使ってログイン」を選択し、電話番号を入力すると、スマホ側に認証リクエストが届きます。あとはFace IDやTouch IDで認証するだけ。QRコードを読み取る作業自体が不要になるので、毎回のログインがかなりスムーズになります。
しかも生体認証ログインは自動ログインにも対応しているため、一度設定すれば次回からはQRコードもパスワード入力も不要になります。セキュリティ面でもQRコードやパスワードよりも安全性が高いとLINE公式が明言しているので、対応端末をお持ちの方は積極的に活用してみてください。
「ログイン中の端末」から不要な端末を一掃する
スマホ版LINEの「設定」→「アカウント」→「ログイン中の端末」を開くと、現在あなたのLINEアカウントでログインしているすべての端末の一覧が確認できます。「あれ、こんな端末でログインしたっけ?」というものがあれば、個別にログアウトさせることも可能です。
この機能は定期的にチェックしておくと、セキュリティの観点から非常に有効です。特に古いPCを処分する前にログアウトし忘れた場合でも、スマホからリモートでログアウトできるので安心です。
トーク履歴の保存期限を把握しておく
PC版LINEで見られるトーク履歴には制限があり、直近2週間分のトークしか表示されないケースがあります(Chrome拡張機能版の場合)。Windows版やMac版のアプリではもう少し長期間のトークが表示されますが、それでもスマホ版と同じ量のトーク履歴が見られるわけではありません。重要なやり取りは、PCからテキストファイルとして保存するか、Keepメモに転送しておくと安全です。
LINE公式アカウントを複数人で管理しているときの権限トラブルと解決策
ビジネスでLINE公式アカウントを使っている場合に起きがちなのが、担当者の退職や異動でログイン情報がわからなくなる問題です。情シスに10年以上いると、この手の相談は年に何回も受けます。
LINE公式アカウントの管理者権限を持っている人が退職してしまった場合、残されたメンバーが管理画面にログインできなくなることがあります。特にQRコードログインは個人のLINEアカウントに紐づいているため、退職者のスマホがないとQRコードログインそのものができなくなるのです。
権限管理で未然に防ぐ方法
この問題を防ぐためには、LINE公式アカウントの管理者権限を必ず複数人に付与しておくことが鉄則です。最低でも2名以上に管理者権限を持たせ、さらにビジネスアカウント(メールアドレスとパスワード)でのログイン情報も別途安全な場所に記録しておきましょう。
また、2026年3月頃にはすべてのLINE公式アカウント(日本)においてビジネスマネージャーとの接続が必須化される予定です。この変更により、アカウント管理の方法が今後さらに変わる可能性があるため、早めに社内の管理体制を整えておくことをおすすめします。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまでかなり細かい話をしてきましたが、正直なところをぶっちゃけて言わせてもらいます。
QRコードログインって、確かにパスワードを覚えなくていいから楽です。でも、長い目で見るとQRコードログインだけに頼るのは一番効率が悪いんですよね。毎回スマホを取り出して、QRコードリーダーを起動して、PCの画面にかざして、認証番号を入力して……このルーティンを毎日繰り返すのは、週に5分、月に20分、年間で4時間以上の時間をドブに捨てているようなものです。
個人的におすすめしたいのは、「メールアドレス+パスワードを登録した上で、生体認証ログインを設定し、自動ログインを有効にする」という合わせ技です。この3つをセットで設定しておけば、ふだんは何も操作しなくても自動でログインされますし、自動ログインが何らかの理由で解除された場合は生体認証ですぐ復帰できます。QRコードは最終手段として温存しておく、くらいの位置づけがちょうどいい。
そしてもうひとつ、これが一番大事なのですが、今この瞬間にメールアドレスとパスワードの登録状況を確認してください。スマホ版LINEの「設定」→「アカウント」を開いて、メールアドレスが登録されているかどうかをチェックする。たったこれだけの作業なのに、やっていない人が驚くほど多い。スマホが壊れたとき、カメラが使えなくなったとき、PC版LINEが突然ログアウトされたとき、頼りになるのはQRコードではなくメールアドレスとパスワードです。
情シスとして何百件ものLINEのログイントラブルを見てきた経験から断言しますが、「事前準備をしていた人」と「していなかった人」で、問題解決にかかる時間は10倍以上違います。QRコードが使えないと大騒ぎする前に、5分だけ時間をとってアカウント設定を見直す。地味ですが、これが一番確実で、一番賢い対処法です。トラブルは起きてから慌てるのではなく、起きる前に備えておく。その備えが、たった5分のアカウント設定確認だと思えば、やらない理由はないですよね。
LINEのQRコードログインに関するよくある質問
QRコードは何分くらいで有効期限が切れますか?
PC版LINEのQRコードの有効期限は公式には明記されていませんが、一般的に5分前後で期限が切れると報告されています。引き継ぎ用の「かんたん引き継ぎQRコード」の場合はさらに短く、約15秒で期限切れになります。どちらの場合も、QRコードが表示されたらすぐにスマホで読み取るのが鉄則です。期限が切れた場合は更新ボタンをクリックするか、PC画面を再読み込みすれば新しいQRコードが表示されます。
iPadやAndroidタブレットでもQRコードログインはできますか?
はい、できます。iPadの場合はApp StoreからLINEアプリをインストールし、起動画面で「その他のログイン方法」をタップするとQRコードが表示されます。このQRコードをメイン端末(スマホ)のLINEアプリ内QRコードリーダーで読み取ってログインします。Androidタブレットも同様の手順で利用可能です。ただし、サブ端末ではLINEアカウントの引き継ぎや年齢確認、スタンプの購入などは行えませんので、その点はご注意ください。
海外からQRコードログインしようとするとエラーになるのですが?
海外のネットワークやVPN接続を利用している場合、LINEのセキュリティシステムが不正アクセスと判断してログインをブロックすることがあります。VPNを使用中の場合は一度オフにしてから再度ログインを試してみてください。また、海外のフリーWi-Fiは通信が不安定なことが多いため、モバイルデータ通信に切り替えることで改善するケースもあります。
生体認証ログインとQRコードログインはどちらが安全ですか?
セキュリティの観点では、生体認証(顔認証・指紋認証)によるログインのほうがより安全です。QRコードログインはQRコードさえ読み取れれば誰でもログインできてしまう可能性がありますが、生体認証はスマホに登録された本人の顔や指紋でしか認証できません。なお、生体情報はLINEのアプリやサーバーには保存されないと公式が明言しているので、プライバシーの面でも安心して利用できます。対応端末をお持ちの方は、ぜひ生体認証ログインの設定も検討してみてください。
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まとめ
LINEでQRコードログインできない原因は、「ログイン許可がオフ」「QRコード期限切れ」「アプリやOSの未更新」「ネットワーク不安定」「QRコードリーダーの誤使用」「認証番号の未入力」「Chrome版LINE固有の問題」という7つのパターンに大きく分けられます。ほとんどの場合、ログイン許可の設定確認とアプリのアップデートだけで解決できますので、まずはこの2つから試してみてください。
2026年はChrome拡張機能版LINEのサービスが終了予定であり、PC版アプリへの移行が急務となっています。また、LINEのセキュリティ強化は年々進んでおり、QRコードログインだけでなく生体認証の活用も視野に入れておくと安心です。この記事の内容を参考に、ストレスのないLINEライフを楽しんでください。






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