Excelでリストから簡単に画像を切り替える方法を身につけることで、商品カタログやプレゼンテーション資料など、ビジュアル要素が重要なドキュメントを効率的に作成できるようになります。
さらに、日常業務の自動化や効率化にも寄与しますので、Excelの使いこなしを一段階レベルアップさせたい方にもおすすめです。
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プルダウンリストを用いた画像の自動切り替え
まずは、画像と名称を一覧にしてExcelシートに配置します。画像を貼り付けたセルには、隣接するセルに入力した名称と同じ名前を名前ボックスに設定します。
次に、別のシートで名称をプルダウンリストとして設定します。データタブから「データの入力規則」を選び、「リスト」を選択して、作成した名称リストを参照設定します。
プルダウンリストが設定されたセルに「名称」と名付け、この名称を用いて画像を動的にリンクします。例えば、「=INDIRECT(“画像”&セル位置)」の式を使用して、選択した名称に応じて画像が表示されるようにします。
最後に、プルダウンリストで異なる名称を選択すると、関連する画像が自動で切り替わることを確認します。これにより、特定のアイテムを選択するだけで対応する画像がスムーズに表示されるようになります。
- シート2の各セルに切り替えたい画像を貼り付けます。
- 貼り付けた画像ではなく、そのセルを選択します。
- 「数式」>「名前の定義」をクリックし、各画像の名前を設定します。
- 画像を貼り付けてあるセルをコピーします。
- 出力させたいシートのセルに貼り付けます。この際、「リンクされた図」を指定します。
- シート2に戻り、画像につけた名前の一覧をリスト表記します。これがプルダウンメニューとして出力されます。
- シート2で「表示」>「目盛線」のチェックを外して非表示にします。
- プルダウンメニューを設定したいセルを選択します。
- 「数式」>「名前の定義」をクリックし、トリガーとする名前を自由に設定します。
- 参照範囲には、以下のような数式と位置を設定します。
/* 数式 */
=INDIRECT (Sheet1!$AK$39) - 画像を切り替えたいセルに、出力されている画像を選択し、数式バーに「=切り替え」といった感じで定義した名前を入力します。
- プルダウンメニュー予定のセルを選択し、「データ」>「データの入力規則」から入力値の種類を「リスト」に設定します。
- 元の値をシート2で作っておいた一覧の範囲を選び、OKをクリックして完了です。
これでプルダウンメニューを選択すると、画像が切り替わるようになります
まとめ
Excelでプルダウンリストを使った画像の自動切り替えは、多くのシナリオで大変役立ちます。商品の展示や文書の視覚的な改善など、幅広い応用が可能です。この記事で紹介した手順を参考に、ぜひ自分の業務やプロジェクトに活用してみてください。
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