新品のパソコンを開いたらMicrosoftアカウントを求められ、「メールアドレスを登録しないと使えないの?」と手が止まった。家族用の利用者を増やしたいのに、どこを押してもオンラインアカウントの画面になる。そんな戸惑いは珍しくありません。
Windows11には、インターネット上のMicrosoftアカウントとは別に、そのパソコンの中だけで使うローカルアカウントがあります。ただし、「初期設定中に作りたい」のか、「セットアップ済みのパソコンに追加したい」のか、「今のMicrosoftアカウントをローカルへ切り替えたい」のかで、正しい道順はまったく違います。
この記事では、2026年6月19日時点のWindows11を前提に、初心者が画面を見ながら進められる手順と、管理者が知っておきたい仕組みまでを一本につなげて解説します。古い回避コマンドだけに頼らず、更新後も困りにくい方法を中心にしています。
最初に、この記事で解決できることを確認しましょう。
- 設定済みのWindows11へ、安全にローカルアカウントを追加する手順が分かります。
- 初期設定でMicrosoftアカウントを求められたときの、失敗しにくい判断方法が分かります。
- パスワード忘れ、管理者権限、暗号化、ユーザーフォルダー名まで含めた注意点が分かります。
ここからは、あなたが今見ている画面に合わせて、最短の方法を選んでいきます。
まず結論!あなたに合う作成方法はこの3つ
ローカルアカウントを作る前に、目的を一言で決めると迷いません。次の表で、自分の状況に近い行を見てください。
| 現在の状況 | 選ぶ方法 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| Windows11のデスクトップまで開ける | 設定の「他のユーザー」から追加します。 | 最も簡単で安全です。 |
| 今のMicrosoftアカウントをそのままローカル化したい | 「ユーザーの情報」から切り替えます。 | ファイルを移動せずに済みます。 |
| 新品PCの初期設定中でMicrosoftアカウント画面にいる | 公式手順で初期設定を終えた後に切り替えます。 | 更新で塞がれにくく確実です。 |
家族用や来客用を増やすなら追加、自分の今の環境を維持したままオンライン連携だけ外すなら切り替えです。この違いを知らずに新しい利用者を作ると、デスクトップやブラウザー設定が空になり、「データが消えた」と勘違いしやすくなります。
2026年6月時点で知っておくべき最新事情
設定後の追加手順は今も正式に用意されている
2026年6月19日時点で、直近3日間に公開されたMicrosoft公式情報も確認した範囲では、セットアップ済みのWindows11で「他のユーザー」からローカルアカウントを追加する正式な手順に重大な変更は見当たりません。Windows11の画面デザインは少しずつ新しくなっていますが、入口は基本的に「設定」から「アカウント」、そして「他のユーザー」です。
画面によっては「その他のユーザー」「他のユーザー」「その他のアカウント」と似た表示になる場合があります。名前が少し違っても、人物を追加する項目を探せば大丈夫です。
初期設定ではMicrosoftアカウント重視がさらに強まっている
一方、新品PCや再インストール直後に出る初期設定画面は、インターネット接続とMicrosoftアカウントを前提に進む設計が強くなっています。以前よく紹介された
OOBE\BYPASSNRO
や
start ms-cxh:localonly
のような方法は、ビルドによって動いたり動かなかったりします。
Microsoftは2025年10月以降の開発版で、初期設定中にローカルアカウントを作る既知の回避方法を削除する方針を明らかにしました。そのため、古い記事にあるコマンドをいつでも使える正式機能だと思わないことが重要です。仕事用PCを何台も準備するときほど、一時的な裏技より、初期設定を完了してから切り替える方法のほうが再現性があります。
25H2と24H2では考え方がほぼ同じ
一般的な既存PCではWindows11の25H2または24H2が中心です。26H1という名称を見かけても、既存PCへ通常の機能更新として配られる位置付けではありません。バージョン名だけを見て「自分の手順は古い」と慌てる必要はありません。
自分のバージョンを確かめたい場合は、
Windowsキー+R
を押し、
winver
と入力して実行します。表示された画面で「バージョン」と「OSビルド」を確認できます。
設定からローカルアカウントを追加する基本手順
ここが最も多くの人に当てはまる方法です。すでにデスクトップを開ける状態なら、まずこの手順を選んでください。作業には管理者権限が必要です。
-
Windowsキー+Iを押して「設定」を開きます。
- 左側の「アカウント」を選び、「他のユーザー」または「その他のユーザー」を開きます。
- 「アカウントの追加」を押します。
- Microsoftアカウントの入力画面で、「このユーザーのサインイン情報がありません」を選びます。
- 次の画面で、「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」を選びます。
- 「このPCを使うのはだれですか?」に、作成したいユーザー名を入力します。
- パスワードを2回入力し、3つのセキュリティの質問と回答を設定します。
- 「次へ」を押し、他のユーザーの一覧に新しい名前が表示されたことを確認します。
この方法で作られる利用者は、通常は標準ユーザーです。標準ユーザーでも、ウェブ閲覧、文書作成、動画視聴、一般的なアプリの利用はできます。システム全体を変更する場面だけ、管理者の許可が必要になります。
初回サインインでは数分待つことがある
作成直後にスタートメニューを開き、現在のユーザー画像から新しい名前へ切り替えます。初めて入るときは、「準備しています」などの表示が出て、デスクトップが開くまで少し時間がかかります。これは、その利用者専用のフォルダーや設定を作っているためです。
新しいアカウントで入ると、デスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、ブラウザー設定などは原則として別になります。元の利用者のファイルが消えたのではなく、別の部屋へ入った状態だと考えると分かりやすいでしょう。
管理者へ変更するのは本当に必要なときだけ
新しいアカウントを管理者へ変えるには、「設定」から「アカウント」、「他のユーザー」を開き、対象の名前を選んで「アカウントの種類の変更」を押します。「標準ユーザー」を「管理者」に変えて確定します。
ただし、家族全員を管理者にすると、誤って重要な設定を変えたり、不審なアプリに強い権限を与えたりしやすくなります。普段使いは標準ユーザーにして、必要なときだけ管理者のパスワードを入力する運用が安全です。
今のMicrosoftアカウントをローカルへ切り替える方法
今使っているデスクトップ、アプリ、ファイルをそのまま残し、Windowsへのサインインだけをローカルアカウントへ変えたい場合は、新規追加ではなく切り替えを使います。こちらなら、別のユーザープロファイルを作らずに済みます。
-
Windowsキー+Iで「設定」を開き、「アカウント」から「ユーザーの情報」を選びます。
- 「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」を押します。
- 本人確認のため、現在のMicrosoftアカウントのパスワードまたはWindowsHelloを使います。
- 新しいローカルユーザー名、パスワード、パスワードのヒントを入力します。
- 内容を確認し、「サインアウトと完了」を押します。
- サインイン画面で、今設定したローカルパスワードを入力します。
切り替えても、通常は現在のデスクトップや個人ファイルが突然消えることはありません。ただし、OneDrive、MicrosoftStore、Microsoft365、Xboxなどは、アプリごとにサインインを求められる場合があります。
MicrosoftStoreだけ使うこともできる
ローカルアカウントだからMicrosoftのサービスを一切使えないわけではありません。Windows自体はローカルで使い、MicrosoftStoreやOneDriveだけに個別サインインできます。サインイン時に選択肢が出たら、「このアプリのみ」や同じ意味の項目を選ぶと、Windows全体のアカウントをオンラインへ戻さずに済みます。
反対に、「このデバイス全体で使用する」といった選択をすると、WindowsのサインインまでMicrosoftアカウントへ変わることがあります。画面の最後に何へサインインするのかを落ち着いて確認しましょう。
新品PCの初期設定でローカルアカウントを使いたいとき
ここが最も混乱しやすい場面です。箱から出した直後やWindowsを入れ直した直後は、国、キーボード、ネットワーク、Microsoftアカウントの順に案内されます。この流れはOOBEと呼ばれます。
最も確実なのは初期設定後に切り替える方法
2026年時点で失敗しにくい流れは、Microsoftアカウントで初期設定を完了し、その直後に「ユーザーの情報」からローカルアカウントへ切り替える方法です。この方法なら、WindowsUpdate、ライセンス認証、ドライバーの準備を通常の流れで終えたうえで、最終的なサインイン方式だけを変更できます。
「一度でもMicrosoftアカウントを使ったらローカルに戻せない」と心配する人がいますが、設定に切り替え項目が表示されていれば戻せます。新しい利用者を作る必要もないため、初心者にはこの方法が向いています。
回避コマンドを主役にしないほうがよい理由
ネット上には、初期設定中に
Shift+F10
でコマンドプロンプトを開き、ネットワーク要件やMicrosoftアカウント画面を避ける手順が多数あります。しかし、これらはWindowsの更新やメーカー独自の初期設定によって挙動が変わります。昨日動いたPCと今日届いたPCで結果が違うこともあります。
さらに、初期設定の一部を飛ばす方法では、更新、プライバシー設定、メーカー設定などが意図せず省略される可能性があります。検証用の仮想マシンで仕組みを理解している人なら選択肢になりますが、家族の本番PCでは、正式な初期設定後に切り替えるほうが安全です。
| 方法 | 長所 | 注意点 |
|---|---|---|
| 初期設定後にローカルへ切り替える | 更新に強く、画面の案内どおり進められます。 | 初期設定時だけMicrosoftアカウントが必要です。 |
| 設定後に別のローカル利用者を追加する | 家族用や作業用をきれいに分離できます。 | 元の利用者とは別のデスクトップになります。 |
| 古い回避コマンドを使う | 成功すれば初期設定中に作成できます。 | ビルド依存で、将来も使える保証がありません。 |
上級者向け!画面以外から作成する方法
多数のPCを管理するときや、設定アプリが開けないときは、別の方法もあります。ただし、どの方法でも管理者権限が必要です。初心者は無理に使わず、設定アプリの方法を選んでください。
ターミナルのnetuserで作成する
管理者としてターミナルを開き、次のように入力するとローカルアカウントを追加できます。パスワード部分を
にすると、画面に表示させずに入力できます。
net user FamilyPC * /add
作成後は、設定の「他のユーザー」で名前が表示されるか確認します。パスワードをコマンド行へ直接書く方法は、履歴や画面に残る可能性があるため避けましょう。
PowerShellで作成する
管理者としてPowerShellを開き、次のコマンドを使うと、パスワードを安全な入力欄で受け取って作成できます。
New-LocalUser -Name "FamilyPC" -Password (Read-Host -AsSecureString)
作成結果の確認には
Get-LocalUser
を使います。自動化では便利ですが、入力ミスをすると意図しない名前ができるため、実行後の確認までを一つの作業にしてください。
Pro版ならコンピューターの管理も使える
Windows11Proでは、
lusrmgr.msc
または「コンピューターの管理」から「ローカルユーザーとグループ」を開き、ユーザーを作成できます。Windows11Homeでは、この管理画面が利用できないことがあります。その場合は故障ではなく、エディションの違いです。
| 作成方法 | 向いている人 | Homeでの使いやすさ |
|---|---|---|
| 設定アプリ | 初心者、家族用PC、通常の追加作業に向いています。 | 使えます。 |
| netuser | 短いコマンドで素早く作りたい人に向いています。 | 使えます。 |
| PowerShell | 複数台の自動化や確認を組み込みたい人に向いています。 | 使えます。 |
| ローカルユーザーとグループ | ユーザーやグループを画面で細かく管理したい人に向いています。 | 通常はPro向けです。 |
作成前に決めると後悔しないユーザー名
ユーザー名とフォルダー名は同じようで違う
ローカルアカウントを初めて使うと、通常は
C:\Users\ユーザー名
のような個人フォルダーが作られます。後から表示名だけを変えても、このフォルダー名は自動では変わりません。
たとえば「山田太郎」で作成し、後から「仕事用」に変更しても、アプリが参照する保存先は元の名前のままになることがあります。古いソフトや開発ツールでは、日本語や記号を含むパスで問題が起きることもあるため、最初は短い半角英数字にすると安心です。
例として、家族共用なら
family
、検証用なら
test01
、仕事用なら
work
のようにします。表示上の名前は後から分かりやすく変えられますが、フォルダー名を安全に変えるには新しいアカウントを作ってデータを移す方法が確実です。
同じ名前が使えないときの考え方
すでに存在するユーザー名、Windowsが内部で予約している名前、末尾のピリオドなどは使えない場合があります。エラーが出たら、記号を増やすより、英字と数字だけの短い名前へ変えてください。
見た目を整えるために空白を多用するより、アカウント名は機械が扱いやすい名前にし、プロフィール画像や表示名で人が見やすくするほうが、将来の移行やバックアップで困りません。
パスワードとWindowsHelloを正しく使い分ける
パスワードなしは楽でも安全とは限らない
ローカルアカウントは、画面によってはパスワードを空欄にして作成できます。しかし、ノートPCの紛失、家族の誤操作、共有場所での利用を考えるとおすすめできません。少なくとも、他人が簡単に推測できないパスワードを設定しましょう。
長くて覚えられない文字列を無理に作るより、関係のない複数の言葉を組み合わせた長めのパスフレーズが実用的です。名前、生年月日、電話番号、ペットの名前だけで作るのは避けてください。
PINはパスワードの代用品ではなく端末専用の鍵
ローカルアカウントでも、対応PCならWindowsHelloのPIN、顔認証、指紋認証を設定できます。PINはそのPCと結び付くため、同じ数字を別のサービスの暗証番号として使い回さないでください。
普段はPINで入り、トラブル時にはローカルパスワードを使います。つまり、PINを覚えていても、元のパスワードを完全に忘れてよいわけではありません。
セキュリティの質問は本人だけが答えられる内容にする
ローカルアカウントのパスワードを忘れたとき、サインイン画面から3つの質問へ答えて再設定できる場合があります。回答が家族やSNSの知人に推測される内容だと、保護が弱くなります。
質問に対する本当の答えをそのまま書く必要はありません。自分だけが思い出せる別の答えを決め、パスワード管理アプリや紙の保管場所に記録する方法もあります。
ローカルアカウント特有の重要な落とし穴
パスワードを忘れてもMicrosoftが戻してくれるわけではない
Microsoftアカウントならオンラインで本人確認してパスワードを再設定できますが、ローカルアカウントの情報は基本的にそのPCの中にあります。セキュリティの質問、別の管理者アカウント、パスワードリセットディスクのどれもないと、復旧が難しくなります。
USBメモリを使える環境なら、コントロールパネルの「ユーザーアカウント」からパスワードリセットディスクを作っておくと安心です。作成したUSBは、他人が触れない場所へ保管してください。
デバイス暗号化が自動で有効にならない場合がある
Microsoftアカウントや職場アカウントで初期設定すると、対応PCではデバイス暗号化が自動で有効になり、回復キーがアカウントへ保存されることがあります。ローカルアカウントだけで使う場合、デバイス暗号化は自動で有効にならないことがあります。
これは「ローカルアカウントは危険」という意味ではありません。暗号化状態を自分で確認し、必要ならBitLockerやデバイス暗号化を設定し、48桁の回復キーをPC以外の安全な場所へ保存する必要がある、という意味です。回復キーを失うと、Microsoftの窓口でも再発行できません。
ライセンス認証とアカウントは別物だが完全に無関係ではない
Windowsが正しくライセンス認証されているPCなら、ローカルアカウントへ切り替えただけで通常すぐ認証が消えるわけではありません。認証情報はハードウェアに結び付いたデジタルライセンスとして管理されることが多いためです。
ただし、マザーボード交換など大きなハードウェア変更後に認証を復旧するトラブルシューティングでは、Microsoftアカウントへライセンスを関連付けていたことが役立つ場合があります。大規模な部品交換を予定しているなら、切り替え前に認証状態とライセンスの扱いを確認してください。
家族共用PCで失敗しない権限設計
ローカルアカウントを作る価値は、メールアドレスを使わないことだけではありません。利用者ごとにファイル、ブラウザー履歴、壁紙、アプリ設定を分けられる点が大きな利点です。
| 利用者 | 推奨する種類 | 理由 |
|---|---|---|
| PCを管理する大人 | 管理者を1人または2人だけ用意します。 | 更新やアプリ導入の責任者を明確にできます。 |
| 日常利用する家族 | 標準ユーザーにします。 | 誤設定や不要なソフト導入を減らせます。 |
| 子ども | 標準ユーザーを基本にします。 | 管理者パスワードなしで重要設定を変えにくくできます。 |
| 来客や一時利用 | 専用の標準ユーザーを作ります。 | 持ち主のファイルやブラウザーを見せずに済みます。 |
管理者が一つしかない状態で、そのパスワードを忘れると復旧が難しくなります。信頼できる家庭内PCなら、緊急用の管理者アカウントを一つ追加し、普段は使わずパスワードを安全に保管する方法もあります。ただし、会社のPCでは組織の規則を優先してください。
うまく作れないときの原因と直し方
「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」が見つからない
最初の画面ですぐに探すのではなく、まず「このユーザーのサインイン情報がありません」を押してください。その次の画面にローカルユーザーを追加する項目が出る構成が一般的です。
会社や学校に管理されたPCでは、組織のポリシーでローカルアカウント作成が制限されている場合があります。この場合は無理に解除せず、管理担当者へ確認してください。
アカウントの追加ボタンを押せない
現在の利用者が標準ユーザーだと、追加に管理者の認証が必要です。管理者の名前とパスワードを入力する画面が出たら、PCを管理している人に操作してもらいます。
設定アプリが反応しない場合は、WindowsUpdateを適用して再起動し、もう一度試します。それでもだめなら、管理者ターミナルの
net user
やPowerShellを使う方法があります。
作成した名前がサインイン画面に出ない
スタートメニューのユーザー画像から「サインアウト」を選ぶか、
Windowsキー+L
でロック画面へ移動します。画面左下に別の利用者が表示される場合があります。
表示されないときは、PCを再起動し、「設定」の「他のユーザー」にアカウントが残っているか確認してください。コマンドで確認するなら、管理者ターミナルで
net user
を実行します。
パスワードを忘れて入れない
サインイン画面で一度パスワード入力に失敗した後、「パスワードのリセット」が表示されたら、作成時のセキュリティの質問に答えます。パスワードリセットディスクを作っている場合は、そちらも利用できます。
別の管理者アカウントで入れるなら、対象ユーザーのパスワードを管理者側から変更できることがあります。ただし、暗号化されたファイルや保存済み資格情報へ影響する可能性があるため、むやみに変更しないでください。
アカウントを削除できない
削除したい本人のアカウントへサインインしたままでは削除できません。別の管理者アカウントへ切り替え、対象ユーザーを完全にサインアウトしてから操作します。
削除すると、そのユーザーのデスクトップ、ドキュメント、ダウンロードなどがPCから消えます。必要なファイルを外付けドライブや別の利用者のフォルダーへコピーし、実際に開けることを確認してから削除してください。
表示名を変えたのにユーザーフォルダー名が変わらない
これはWindowsの通常の動作です。表示名とプロファイルフォルダーは別に管理されています。レジストリを直接書き換える方法はありますが、アプリやOneDriveの参照先が壊れる危険があります。
安全に直したいなら、希望する半角英数字名で新しいローカルアカウントを作成し、必要なファイルを移してから古いアカウントを削除します。手間はかかりますが、後の不具合を減らせます。
Windows11でローカルアカウントを作成する方法に関する疑問解決
ローカルアカウントでもインターネットは使えますか?
使えます。ローカルという言葉は、アカウント情報の管理場所を表しており、インターネット接続を禁止する意味ではありません。ブラウザー、メール、動画配信、オンライン会議も通常どおり利用できます。
WindowsUpdateは受け取れますか?
受け取れます。WindowsUpdateはローカルアカウントでも動作します。設定の「WindowsUpdate」を開き、更新プログラムを確認できます。
MicrosoftStoreのアプリは使えますか?
無料アプリの一部はサインインなしでも利用できますが、購入、所有履歴、複数端末への再インストールなどではMicrosoftアカウントが必要になる場合があります。そのときはStoreだけへ個別サインインできます。
ローカルアカウントとオフラインアカウントは同じですか?
多くの記事ではほぼ同じ意味で使われます。ただし、ローカルアカウントでもPC自体はオンラインにできます。「オフラインでしか使えないアカウント」ではありません。
Home版とPro版で追加手順は違いますか?
設定済みPCで「設定」から追加する基本手順はほぼ同じです。違いが出やすいのは初期設定と管理ツールです。Proでは組織向けの選択肢や「ローカルユーザーとグループ」を使えることがありますが、Homeでは表示されない機能があります。
Microsoftアカウントから切り替えるとOneDriveのファイルは消えますか?
切り替え操作だけでクラウド上のファイルが直ちに削除されるわけではありません。ただし、同期が止まったり、再サインインを求められたりします。「このPC上に常に保持する」設定ではないオンライン専用ファイルが必要なら、切り替え前にダウンロード状態を確認してください。
ローカルアカウントをMicrosoftアカウントへ戻せますか?
戻せます。「設定」から「アカウント」、「ユーザーの情報」を開き、「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」を選びます。必要になったときに戻せるため、最初の選択を一生変えられないわけではありません。
ユーザー名は日本語でも大丈夫ですか?
Windowsの画面上では日本語名を使える場合が多いですが、ユーザーフォルダーのパスを利用する古いアプリや開発ツールでは問題が出ることがあります。長く使うPCなら、内部のユーザー名は短い半角英数字にし、見た目の名前を後で整える方法が無難です。
子ども用ならローカルアカウントが最適ですか?
単純に利用場所を分けるだけなら便利です。ただし、利用時間、年齢に応じたコンテンツ制限、保護者への利用報告など、MicrosoftFamilySafetyの機能を使いたい場合は、子ども用Microsoftアカウントのほうが管理しやすいことがあります。目的に合わせて選びましょう。
回避コマンドが動かないのは入力ミスですか?
入力ミスとは限りません。Windowsのビルド、HomeかProか、メーカー独自の初期設定、ネットワーク状態によって動作が変わります。現在は既知の回避方法が削除される方向にあるため、コマンドが動かないときは何度も試すより、初期設定後の切り替えへ方針を変えるほうが早くて安全です。
まとめ!安全なローカルアカウントを今日作ろう
Windows11でローカルアカウントを作成するなら、デスクトップまで開けるPCでは「設定」から「アカウント」、「他のユーザー」、「アカウントの追加」と進むのが基本です。今の環境をそのままローカル化したいなら、「ユーザーの情報」にある切り替え機能を使います。
新品PCの初期設定ではMicrosoftアカウントを求める流れが強くなり、古い回避コマンドは更新で使えなくなる可能性があります。確実さを優先するなら、正式な初期設定を終えた後にローカルへ切り替えてください。
最後に忘れてはいけないのは、標準ユーザーを基本にすること、推測されにくいパスワードを設定すること、パスワードリセット手段と暗号化の回復キーを用意することです。まずは自分の目的が「追加」か「切り替え」かを決め、該当する手順を一つずつ進めましょう。




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