初心者でもできる！GASでスプレッドシートの表示形式を簡単に変更する方法

スプレッドシートを使っていると、「この数字、パーセントで表示したい」「日付をもっと見やすくしたい」と思うこと、ありますよね。そんなときに便利なのが、Google Apps Script（GAS）を使った表示形式の変更です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、実際に手を動かしながら学べる内容をお届けします。

GASでスプレッドシートの表示形式を変更する方法
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GASでスプレッドシートの表示形式を変更する方法

Googleスプレッドシートのイメージ

GASとは？

Google Apps Script（GAS）は、Googleが提供するスクリプト言語で、スプレッドシートやGmailなどのGoogleサービスを自動化するために使います。例えば、毎月の売上データを集計して自動でレポートを作成するなど、業務の効率化に役立ちます。

表示形式を変更する基本のコード

スプレッドシートのセルの表示形式を変更するには、`setNumberFormat`メソッドを使います。例えば、セルの表示形式を「日付」に変更するには、以下のようなコードを書きます。

function changeFormat() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.getRange('').setNumberFormat('yyyy/MM/dd');

}

このコードを実行すると、セルの表示形式が「2025/07/30」のような日付形式に変更されます。

よく使う表示形式の例

* 数値`#,##0.00`（例1,234.56）
* パーセント`0.00%`（例12.34%）
* 通貨`#,##0.00`（例¥1,234.56）
* 日付`yyyy/MM/dd`（例2025/07/30）
* 時刻`hh:mm:ss`（例14:30:00）

これらのフォーマットを使うことで、データをより見やすく、わかりやすく表示できます。

複数のセルの表示形式を一括変更する方法

複数のセルの表示形式を一度に変更したい場合、`setNumberFormats`メソッドを使います。例えば、からまでのセルの表示形式を「通貨」に変更するには、以下のようなコードを書きます。

function changeMultipleFormats() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var range = sheet.getRange('');

  range.setNumberFormat('#,##0.00');

}

これで、からまでのセルの表示形式が一括で変更されます。

フォーマットを取得する方法

セルの現在の表示形式を確認したい場合、`getNumberFormat`メソッドを使います。例えば、セルの表示形式を取得するには、以下のようなコードを書きます。

function getFormat() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var format = sheet.getRange('').getNumberFormat();

  Logger.log(format);

}

このコードを実行すると、ログにセルの表示形式が表示されます。