Googleスプレッドシートを使っていると、「今開いているシートの名前を知りたい」「複数のシート名を一覧で見たい」と思うことがありますよね。そんなときに便利なのが、Google Apps Script（GAS）を使った方法です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、ステップバイステップで解説します。
目次
Googleスプレッドシートのイメージ
GASとは？
シート名を取得する基本の方法
複数のシート名を一度に取得する方法
よくある質問
まとめ
GASとは？
Google Apps Script（GAS）は、Googleのスプレッドシートやドキュメント、Gmailなどのアプリケーションを自動化したり、カスタマイズしたりするためのプログラミング言語です。JavaScriptをベースにしており、初心者でも取り組みやすいと評判です。
シート名を取得する基本の方法
まずは、現在開いているシートの名前を取得する方法から始めましょう。
- Googleスプレッドシートを開きます。
- 上部のメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。
- スクリプトエディタが開いたら、以下のコードを入力します。
function getSheetName() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const sheetName = sheet.getName();
Logger.log(sheetName);
}
- コードを入力したら、上部の「実行」ボタンをクリックします。
- 初めて実行する場合は、Googleアカウントの認証が求められますので、指示に従って許可してください。
- 実行後、ログにシート名が表示されます。
これで、現在開いているシートの名前を取得することができます。
複数のシート名を一度に取得する方法
次に、スプレッドシート内のすべてのシート名を一覧で取得する方法をご紹介します。
- 先ほどと同様に、スクリプトエディタを開きます。
- 以下のコードを入力します。
function getAllSheetNames() {
const sheets = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheets();
sheets.forEach(sheet => {
Logger.log(sheet.getName());
});
}
- コードを入力したら、「実行」ボタンをクリックします。
- ログにすべてのシート名が表示されます。
これで、スプレッドシート内のすべてのシート名を一度に取得することができます。
よくある質問
Q1: シート名を間違えて指定した場合、どうなりますか？
シート名を間違えて指定すると、スクリプトがエラーになります。指定したシート名が正しいか確認しましょう。
Q2: シート名を変更した場合、スクリプトはどうなりますか？
シート名を変更すると、以前の名前で指定していた場合、エラーになります。シート名が変更される可能性がある場合は、シートIDを使って取得する方法を検討しましょう。
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まとめ
Google Apps Scriptを使うことで、スプレッドシートのシート名を簡単に取得することができます。初心者の方でも、少しのコードで便利な機能を追加できるので、ぜひ試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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