Googleスプレッドシートで「区切り位置」を使って文字列を簡単に分割する方法

Googleスプレッドシートを使っていると、住所や名前、メールアドレスなどが一つのセルにまとめられていることがあります。そんなとき、「区切り位置」を使うと、簡単にデータを分けることができて、とても便利です。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、実際の手順とともに解説します。

「区切り位置」とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

「区切り位置」とは、Googleスプレッドシートでセル内の文字列を特定の区切り文字（カンマやスペースなど）で分割する機能のことです。これを使うと、例えば「山田太郎」という名前を「山田」と「太郎」に分けたり、メールアドレスを「ユーザー名」と「ドメイン」に分けたりすることができます。

まず、分割したいデータが入っているセルをクリックして選びます。例えば、セルに「山田太郎」と入力されているとします。

次に、スプレッドシートの上部にあるメニューから「データ」をクリックし、その中の「テキストを列に分割」を選びます。

すると、画面の右側に「区切り文字を選択」というメニューが表示されます。ここで、分割の基準となる文字を選びます。例えば、「スペース」を選ぶと、「山田」と「太郎」に分かれます。もし、カンマやセミコロンで区切られている場合は、それらを選ぶこともできます。

選択した区切り文字に基づいて、データが自動的に分割されます。例えば、「山田太郎」が「山田」と「太郎」に分かれ、隣のセルにそれぞれ表示されます。

「テキストを列に分割」機能では対応できない場合、関数を使ってより柔軟にデータを分割することができます。例えば、「SPLIT関数」を使うと、指定した文字で文字列を分割することができます。

例えば、セルに「山田,太郎」と入力されているとします。このデータをカンマで分割したい場合、B1セルに以下のように入力します。



=SPLIT(, ",")

これで、B1セルに「山田」、C1セルに「太郎」が表示されます。

もし、カンマとスペースの両方で分割したい場合、以下のように入力します。



=SPLIT(, ", ")

これで、カンマとスペースの両方で文字列が分割されます。

はい、スマホのGoogleスプレッドシートアプリでも「区切り位置」機能を使用できます。ただし、画面が小さいため、操作が少し難しいかもしれません。パソコンでの操作をおすすめします。

はい、「SPLIT関数」を使うと、分割されたデータが自動的に隣のセルに表示されます。ただし、隣のセルが空いていることを確認してください。もし隣のセルにデータが入っていると、エラーが表示されることがあります。

その場合、区切り文字が正しく設定されているか確認してください。例えば、全角スペースと半角スペースでは異なる区切り文字として認識されます。正しい区切り文字を選択することで、うまく分割できることがあります。

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今回は、Googleスプレッドシートで「区切り位置」を使って文字列を簡単に分割する方法をご紹介しました。初心者の方でも、手順に従って操作すれば、すぐにデータを分割できるようになります。ぜひ、日々の作業に活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。