QRコードを使って、ウェブサイトのリンクや連絡先情報を簡単に共有できるのをご存じですか？特に、手書きの名刺やチラシ、商品ラベルなどにQRコードを載せると、受け取った人がスマホでサッと読み取れて便利です。今回は、パソコンやスマホが得意でない方でも安心してできる、Googleスプレッドシートを使ったQRコードの作り方をご紹介します。
QRコードって、どんなときに役立つの？
Googleスプレッドシートのイメージ
QRコードは、スマートフォンで読み取ると、ウェブサイトにアクセスしたり、連絡先を登録したり、Wi-Fiの設定情報を入力したりできる便利なツールです。例えば、イベント会場での受付や、商品のパッケージにQRコードを載せると、参加者やお客様が簡単に情報を取得できます。
GoogleスプレッドシートでQRコードを作る方法
QRコードを作るには、Googleスプレッドシートの「IMAGE」関数を使います。これを使うと、入力したURLやテキストをQRコードとして表示できます。以下の手順で試してみましょう。
スプレッドシートを開く
まず、Googleスプレッドシートを開きます。新しいシートを作成するか、既存のシートを使用してください。
データを入力する
QRコードにしたい情報をセルに入力します。例えば、セルに「(https://example.com」と入力します。
IMAGE関数を使ってQRコードを表示する
次に、B1セルに以下の数式を入力します。
=IMAGE("https://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?size=150x150&data="&ENCODEURL())
これで、セルのURLがQRコードとしてB1セルに表示されます。
複数のQRコードを作成する
同じように、セル、セルにそれぞれ異なるURLやテキストを入力し、B2セル、B3セルに同じ数式をコピーします。これで、複数のQRコードを一度に作成できます。
QRコードを画像として保存する
作成したQRコードを画像として保存するには、以下の手順を行います。
- スプレッドシートのメニューから「ファイル」をクリックし、「ダウンロード」→「ウェブページ（.html）」を選択します。
- ダウンロードされたZIPファイルを解凍し、フォルダ内のHTMLファイルをブラウザで開きます。
- QRコードの画像を右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択します。
これで、QRコードを画像ファイルとして保存できます。
QRコードを活用するシーン
QRコードは、さまざまな場面で活用できます。例えば
- イベントの受付: 参加者にQRコードを送付し、会場でスキャンしてもらうことで、スムーズな受付が可能です。
- 商品パッケージ: 商品の詳細情報やキャンペーンページへのリンクをQRコードで提供し、消費者の興味を引きます。
- 名刺やチラシ: 自分のウェブサイトやSNSアカウントへのリンクをQRコードで共有し、ネットでのつながりを促進します。
よくある質問や疑問
Q1: QRコードのサイズは変更できますか？
はい、できます。数式内の「size=150×150」の部分を変更することで、QRコードのサイズを調整できます。例えば、「size=200×200」にすると、QRコードが大きく表示されます。
Q2: QRコードにWi-Fiの接続情報を埋め込むことはできますか？
はい、できます。Wi-Fiの接続情報をQRコードに埋め込むには、以下のような形式でデータを入力します。
WIFI:T:WPA;S:SSID;P:password;;
これをQRコードにすると、スマートフォンでスキャンした際に自動的にWi-Fiに接続できます。
Q3: QRコードを印刷する際の注意点はありますか？
はい、いくつかのポイントがあります。QRコードは、印刷時にサイズや余白が適切でないと、読み取りができなくなることがあります。印刷前に、QRコードを実際にスキャンしてみて、問題がないか確認してください。
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まとめ
Googleスプレッドシートを使うと、手軽にQRコードを作成し、さまざまな場面で活用できます。特に、パソコンやスマホが得意でない方でも、数式をコピーするだけでQRコードを作成できるので、ぜひ試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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