「Googleスプレッドシートで文字数を数えたいけど、関数って難しそう…」そんなお悩みをお持ちの方へ、今回は初心者でもわかりやすい方法で文字数をカウントする方法をご紹介します。特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方でも安心して実践できる内容です。
文字数をカウントする基本の方法
Googleスプレッドシートのイメージ
まずは、最も基本的な方法から始めましょう。
LEN関数を使って文字数をカウントする
Googleスプレッドシートには、文字数を簡単に数えるための関数「LEN（レン）」があります。これを使うと、セルに入力された文字の数をすぐに知ることができます。
例えば、セルに「こんにちは」と入力されている場合、B1セルに以下のように入力します
=LEN()
すると、B1セルに「5」と表示されます。これは「こんにちは」が5文字だからです。
LENB関数でバイト数をカウントする
日本語のように全角文字が多い場合、文字数ではなくバイト数をカウントしたいこともあります。そんなときに使うのが「LENB（レンビー）」関数です。
例えば、セルに「こんにちは」と入力されている場合、B1セルに以下のように入力します
=LENB()
すると、B1セルに「10」と表示されます。これは「こんにちは」が全角5文字で、1文字あたり2バイトだからです。
特定の文字をカウントする方法
次に、セル内で特定の文字が何回使われているかを調べる方法をご紹介します。
SUBSTITUTE関数とLEN関数を組み合わせる
例えば、セルに「りんご、みかん、りんご」と入力されている場合、「りんご」が何回使われているかを調べたいときに使います。
以下のように入力します
=LEN()-LEN(SUBSTITUTE(,"りんご",""))
この式は、まずセルの文字数をLEN関数で計算し、その後SUBSTITUTE関数で「りんご」を空白に置き換えた文字数を引き算しています。結果として、「りんご」が2回使われていることがわかります。
複数のセルの文字数を合計する方法
複数のセルに入力された文字数の合計を求めたいときは、LEN関数とSUM関数を組み合わせます。
例えば、からセルにそれぞれ「こんにちは」「おはよう」「こんばんは」と入力されている場合、B1セルに以下のように入力します
=SUM(LEN(),LEN(),LEN())
すると、B1セルに「18」と表示されます。これは、3つのセルの文字数の合計です。
よくある質問や疑問
Q1: LEN関数でカウントされる文字には何が含まれますか？
LEN関数は、文字、数字、スペース、句読点、改行など、セル内のすべての文字をカウントします。例えば、「こんにちは 世界！」という文字列では、全角文字や半角スペース、感嘆符も含めてカウントされます。
Q2: LEN関数とLENB関数の違いは何ですか？
LEN関数は文字数をカウントしますが、LENB関数はバイト数をカウントします。日本語などの全角文字は1文字で2バイトを使用するため、LENB関数を使用するとバイト数を正確に把握できます。
Q3: 複数のセルの文字数を一度にカウントする方法はありますか？
はい、あります。例えば、からセルの文字数の合計を求めるには、以下のように入力します
=SUM(LEN(),LEN(),LEN())
これで、3つのセルの文字数の合計が求められます。
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まとめ
Googleスプレッドシートで文字数をカウントする方法は、思っていたよりも簡単でしたね。基本のLEN関数を使えば、誰でもすぐに文字数を確認できますし、特定の文字の出現回数を調べたり、複数のセルの文字数を合計したりすることもできます。
もし、この記事を読んで「もう少し詳しく知りたい」「他にも疑問がある」と感じた方は、お気軽にLINEからお声掛けください。皆さんの作業がよりスムーズになるよう、お手伝いさせていただきます。
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