Googleスプレッドシートを使っていると、セルの内容が多すぎて文字が切れてしまったり、逆に余白が広すぎて見づらくなったりすることがありますよね。そんなときに便利なのが、「行の高さを自動調整する」機能です。これを使えば、セルの内容に合わせて行の高さを自動で調整でき、スプレッドシートがすっきりと見やすくなります。
今回は、パソコンが苦手な方でも安心してできるように、わかりやすく解説します。さっそく、行の高さを自動調整する方法を見ていきましょう。
行の高さを自動調整する基本の方法
Googleスプレッドシートのイメージ
まずは、行の高さを自動で調整する基本的な方法からご紹介します。
行の境界線をダブルクリックする
一番簡単な方法は、調整したい行の番号とその下の行番号の境界線にマウスカーソルを合わせ、ダブルクリックすることです。すると、その行の高さがセルの内容に合わせて自動で調整されます。
複数行をまとめて自動調整する
複数の行の高さを一度に自動調整したい場合、調整したい行番号をクリックしながら、Shiftキーを押し続けて他の行番号もクリックします。すると、選択した行がまとめて選ばれます。その状態で、境界線にマウスカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、選択したすべての行の高さが自動で調整されます。
メニューから自動調整する
行番号を右クリックし、「行のサイズ変更」を選択します。表示されたダイアログボックスで、「データに合わせる」を選び、「OK」をクリックすると、その行の高さがセルの内容に合わせて自動で調整されます。
行の高さを手動で調整する方法
自動調整ではなく、手動で行の高さを調整したい場合の方法もご紹介します。
行の境界線をドラッグする
調整したい行の番号とその下の行番号の境界線にマウスカーソルを合わせ、上下の矢印が表示されたら、クリックしてドラッグすることで、行の高さを自由に調整できます。
ピクセル単位で指定する
行番号を右クリックし、「行のサイズ変更」を選択します。表示されたダイアログボックスで、希望する高さ（ピクセル単位）を入力し、「OK」をクリックすると、その高さに設定されます。
行の高さを自動調整しない方法
行の高さが自動で調整されるのを防ぎたい場合、以下の方法があります。
入力前に行の高さを調整する
セルにテキストを入力する前に、行の高さを調整しておくと、データサイズに応じた自動調整がされません。
値のみ貼り付ける
データサイズが行の高さより大きいセルからコピーして貼り付ける場合、「Ctrl + Shift + Vキー」で値のみを貼り付けます。これにより、行の高さの自動調整がされなくなります。
範囲を編集できるユーザーを制限する
行の高さが自動調整されないように、行の高さを変えたくない範囲を保護して、他のユーザーの操作によってシートの外観が崩れるのを防ぎます。
よくある質問や疑問
Q1: 行の高さを変更しても、セル内の文字が切れてしまいます。どうすればいいですか？
行の高さを変更しても文字が切れる場合、セルの内容が多すぎる可能性があります。その場合、セルの内容を折り返して表示する設定をすると、文字が切れずに表示されます。セルを選択し、「表示形式」メニューから「折り返す」を選択してください。
Q2: 行の高さを変更しても、隣の行の高さが変わってしまいます。どうすればいいですか？
行の高さを変更すると、隣の行の高さも変わることがあります。隣の行の高さを変更したくない場合は、対象の行だけを選択してから高さを変更してください。
Q3: スマートフォンで行の高さを変更する際、操作が難しいです。コツはありますか？
スマートフォンでの操作は、指の位置やドラッグの感覚が重要です。画面をよく見て、指を正確に動かすことを意識してください。また、操作が難しい場合は、パソコンでの操作を検討してみてください。
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まとめ
Googleスプレッドシートで行の高さを自動調整する方法は、セルの内容に合わせて行の高さを自動で調整するだけでなく、手動で調整する方法や、自動調整を防ぐ方法もあります。これらの方法をうまく活用することで、スプレッドシートをより使いやすくすることができます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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