GoogleスプレッドシートでのREGEX活用術：初心者でもできる簡単な使い方と実践例

2025.10.10

こんにちは！今日は、Googleスプレッドシートでよく使われる「REGEX（レギュラーエクスプレッション）」の基本的な使い方と、初心者でも簡単にできる活用法をご紹介します。

「REGEXって難しそう…」と思っていませんか？でも大丈夫。少しのコツと練習で、あなたもスプレッドシートの達人になれますよ。

REGEXって何？

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、REGEXとは「文字列のパターンを指定して検索・抽出・置換を行うための方法」です。たとえば、住所の中から郵便番号だけを取り出したり、メールアドレスが正しい形式かをチェックしたりするのに使います。

Googleスプレッドシートでは、以下の3つの関数がREGEXを使うための主なツールです

ここがポイント！

たとえば、A列にメールアドレスが並んでいて、その中から「@gmail.com」のものだけを探したいとき、こんな式を使います

=REGEXMATCH(, "@gmail\.com")

この式は、セルの内容が「@gmail.com」を含んでいれば「TRUE」、含んでいなければ「FALSE」を返します。

次に、A列に「住所東京都新宿区西新宿2-8-1」といったデータがあるとき、郵便番号「2-8-1」の部分だけを取り出したい場合、以下の式を使います

=REGEXEXTRACT(, "\d{1,3}-\d{1,4}-\d{1,4}")

この式は、セルの内容から「数字-数字-数字」の形式に一致する部分を取り出します。

たとえば、A列に「名前山田太郎」といったデータがあり、「名前」の部分を取り除きたいとき、以下の式を使います

=REGEXREPLACE(, "名前", "")

この式は、セルの内容から「名前」を空白に置き換えます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的なパターンを覚えることで、徐々に使いこなせるようになります。まずは「数字を探す」「特定の文字列を含むか調べる」といった簡単なパターンから始めてみましょう。

はい、いくつか注意点があります。例えば、REGEXは大文字と小文字を区別しますので、「abc」と「ABC」は別物と認識されます。また、特定の記号（例えば「.」や「*」）は特別な意味を持つので、文字として使いたい場合は「\」でエスケープする必要があります。

はい、可能です。例えば、日付の形式「2025/10/10」を抽出するには、以下のような式を使います

=REGEXEXTRACT(, "\d{4}/\d{2}/\d{2}")

電話番号も同様に、適切なパターンを指定することで抽出できます。

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REGEXは最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的なパターンを覚えることで、Googleスプレッドシートでの作業がぐっと楽になります。メールアドレスのチェックや住所から郵便番号の抽出など、日常的な作業にとても便利です。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。