Googleスプレッドシートの混合参照の使い方｜初心者でもわかる方法と活用例

2025.09.27

Googleスプレッドシートを使っていると、「数式をコピーしたら、セルの参照がうまくいかない」「特定のセルだけを固定したい」といった悩みが出てきますよね。そんなときに活躍するのが「混合参照」です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、混合参照の使い方とその活用方法をご紹介します。

混合参照とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

混合参照とは、セル参照の方法の一つで、行または列のどちらか一方だけを固定する方法です。これにより、数式をコピーした際に、固定した部分は変わらず、他の部分だけが変化するように設定できます。

混合参照には、以下の2種類があります。

ここがポイント！

これらを使い分けることで、数式のコピー時に必要な部分だけを固定することができます。

では、実際に混合参照を使ってみましょう。例えば、以下のような表があるとします。

この表で、各商品の金額を計算するために、以下の数式を使います。

例えば、金額のセル（D2）に「=B2*C2」と入力すると、りんごの金額が計算されます。しかし、この数式を他の行にコピーすると、参照するセルも変わってしまいます。そこで、混合参照を使って、単価のセルだけを固定しましょう。

D2セルに以下の数式を入力します。

=B$2*C2

これで、単価のセル（B2）は固定され、数量のセル（C2）はコピー先に応じて変化します。数式をD3、D4にコピーすると、それぞれの金額が正しく計算されます。

混合参照を使う際には、以下のポイントに注意しましょう。

混合参照は、行または列のどちらか一方だけを固定する方法です。一方、絶対参照は、行と列の両方を固定する方法です。例えば、$A$1は絶対参照で、A$1や$は混合参照です。

数式をコピーすると、デフォルトで相対参照が使われます。これにより、コピー先の位置に応じて参照先も変化します。必要な部分を固定したい場合は、混合参照や絶対参照を使いましょう。

F4キーが効かない場合は、手動で$記号を入力して参照を固定することができます。例えば、B2を固定したい場合は、$B$2と入力します。

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混合参照を使うことで、Googleスプレッドシートでの計算やデータ処理が効率よく行えます。初心者の方でも、実際に手を動かしながら覚えていくと良いでしょう。もし、操作に不安がある場合や、他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。