GoogleスプレッドシートでHYPERLINK関数を使ってリンクを作成する方法

Googleスプレッドシートで、ウェブサイトや他のシートへのリンクを簡単に作成できる「HYPERLINK関数」。でも、使い方がわからないと、ちょっと戸惑ってしまいますよね。今回は、初心者の方でも安心して使えるように、わかりやすく解説します。

HYPERLINK関数って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、HYPERLINK関数とは、セルにリンクを設定するための関数です。これを使うと、セルをクリックするだけで指定したURLやシート、セルにジャンプできます。例えば、セルに「Google」と表示させ、そのセルをクリックするとGoogleのウェブサイトに移動するには、以下のように入力します。

=HYPERLINK("https://www.google.com", "Google")

これで、「Google」と表示されたセルをクリックすると、Googleのサイトが開きます。

HYPERLINK関数の基本構文は以下の通りです。

=HYPERLINK(リンク先, リンクラベル)

* リンク先: リンク先のURLやセルの参照を指定します。
* リンクラベル: セルに表示するテキストを指定します。省略すると、リンク先のURLがそのまま表示されます。

例えば、セルに「(https://www.example.com」と入力し、セルB1に「Example) Site」と入力しておくと、セルC1に以下のように入力します。

=HYPERLINK(, B1)

これで、セルC1に「Example Site」と表示され、そのセルをクリックすると「(https://www.example.com」が開きます。

HYPERLINK関数を使うと、同じスプレッドシート内の特定のセルやシートにジャンプするリンクも作成できます。

例えば、シート1のセルにジャンプするリンクを作成するには、以下のように入力します。

=HYPERLINK("#gid=シートID&range=", "シート1のへ")

ここで、「シートID」はジャンプしたいシートのIDです。シートIDは、スプレッドシートのURLの「#gid=」の後ろの数字部分です。

これで、「シート1のへ」と表示されたセルをクリックすると、シート1のセルにジャンプします。

スマートフォン版のGoogleスプレッドシートでも、リンクの設定は簡単に行えます。

これで、指定したURLへのリンクがセルに設定されます。

はい、Googleスプレッドシートでは、セルに有効なURLを入力すると自動的にハイパーリンクが作成されます。ただし、HYPERLINK関数を使うと、表示するテキストを自由に設定できるため、より柔軟なリンク作成が可能です。

はい、HYPERLINK関数を使って、複数のセルに一括でリンクを設定することができます。例えば、URLと表示するテキストが別々の列にある場合、HYPERLINK関数を使ってリンクを作成し、その列をコピーして他のセルに貼り付けることで、一括でリンクを設定できます。

はい、リンクを解除するには、リンクが設定されているセルを右クリック（または長押し）し、「リンクを削除」を選択します。これで、セルからリンクが解除されます。

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