Googleスプレッドシートの「IMPORTRANGE」関数、使ったことはありますか？でも、「どうやって使えばいいのか分からない」「エラーが出てしまう」という方も多いはず。この記事では、IMPORTRANGE関数を初心者の方にもわかりやすく解説し、よくある疑問や悩みを解決します。これを読めば、あなたも安心してIMPORTRANGE関数を使いこなせるようになりますよ！
IMPORTRANGE関数とは？基本の使い方
Googleスプレッドシートのイメージ
IMPORTRANGE関数は、別のGoogleスプレッドシートのデータを自分のスプレッドシートに取り込むための非常に便利な関数です。例えば、同じプロジェクトの別のシートにある情報を、自分のシートで簡単に見ることができます。
IMPORTRANGE関数の基本構文
まず、IMPORTRANGE関数の基本的な書き方を覚えましょう。基本の構文は以下の通りです。
- IMPORTRANGE(“スプレッドシートのURL”, “シート名!範囲”)
ここで「スプレッドシートのURL」とは、データを取り込みたいシートのURLです。たとえば、あなたがシートAからシートBにデータを取り込みたい場合、シートAのURLと取り込みたい範囲を指定します。
例えば、シートAのURLが「(https://docs.google.com/spreadsheets/d/123abc456xyz」とすると、次のように記述します。
- IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/spreadsheets/d/123abc456xyz”, “Sheet1!B10”)
これで、シートAの「Sheet1」にあるからB10の範囲のデータがシートBに取り込まれます。
IMPORTRANGE関数のよくあるエラーと解決方法
IMPORTRANGE関数を使う際に、よく遭遇するエラーがあります。これらのエラーを解決する方法も一緒に見ていきましょう。
#REF! エラーが出たとき
「#REF!」エラーが表示されることがあります。これは、取り込もうとしている範囲が正しく指定されていない、またはスプレッドシートのURLに誤りがある場合に起こります。
解決方法としては、次のことを確認してみてください。
- スプレッドシートのURLが正しいかどうかを再確認
- 指定したシート名やセル範囲に誤りがないかを確認
- IMPORTRANGE関数が適用されているスプレッドシートにアクセス許可があるか確認
アクセス権の確認方法
「#REF!」エラーが出る原因として、アクセス権が設定されていない場合があります。スプレッドシートが「非公開」設定になっていると、IMPORTRANGE関数はデータを取り込むことができません。
解決策は、取り込む先のスプレッドシートを開き、「アクセス権限」を確認して、アクセス許可を与えることです。設定が完了したら、もう一度IMPORTRANGE関数を試してみてください。
IMPORTRANGEを使った便利な活用例
IMPORTRANGE関数を活用すると、複数のスプレッドシート間でデータを同期させたり、一元管理したりすることができます。以下は、IMPORTRANGE関数の便利な活用例です。
例1複数の店舗の売上データを集約する
たとえば、複数の店舗で売上データを管理しているとします。それぞれの店舗のスプレッドシートに売上データが記録されている場合、IMPORTRANGE関数を使って、すべての店舗のデータを集約することができます。これにより、全店舗の売上合計や月別の推移を一つのシートで簡単に確認できます。
例2プロジェクトの進捗状況をまとめる
プロジェクト管理をしている場合、各担当者が入力した進捗状況を集めるのもIMPORTRANGE関数で簡単に行えます。例えば、各担当者が入力した進捗をそれぞれ別のシートに記録し、IMPORTRANGEでデータを集めて、全体の進捗を確認できます。
よくある質問や疑問
IMPORTRANGE関数でデータを取り込む際に、シート名を変更した場合どうなるの？
シート名が変更された場合、IMPORTRANGE関数が参照するシート名も自動で更新されません。したがって、シート名を変更した場合は、IMPORTRANGE関数のシート名部分も手動で修正する必要があります。
複数のシートからデータを取り込むことはできるの？
はい、複数のシートからデータを取り込むことができます。ただし、IMPORTRANGE関数は一度に一つのシートのデータしか参照できないため、複数のシートからデータをまとめるためには、それぞれにIMPORTRANGE関数を記入し、最終的に一つのシートに集める必要があります。
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まとめ
IMPORTRANGE関数は、Googleスプレッドシート間でデータを簡単に取り込むことができる強力なツールです。しかし、初心者の方にとっては少しわかりにくい部分もあるかもしれません。この記事を参考にして、基本的な使い方やよくあるエラーを理解し、活用方法を学びましょう。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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