Googleスプレッドシートを使っていると、「この文字列の最初の数文字だけ取り出したい」と思うこと、ありませんか？そんなときに便利なのが、LEFT関数です。でも、使い方がちょっと難しそうに感じるかもしれませんね。安心してください。今回は、LEFT関数の基本から実際の活用例まで、わかりやすくお伝えします。
LEFT関数とは？
Googleスプレッドシートのイメージ
LEFT関数は、文字列の先頭から指定した文字数だけを取り出す関数です。例えば、住所のデータから都道府県名だけを抜き出したいときに使います。
構文は以下の通りです
=LEFT(文字列, 文字数)
* 文字列対象となるセルや文字列
* 文字数取り出したい文字数（省略すると1文字が返されます）
LEFT関数の基本的な使い方
では、実際に使ってみましょう。例えば、セルに「東京都台東区」と入力されているとします。
* `=LEFT(, 3)` と入力すると、「東京都」が返されます。
* `=LEFT(, 5)` と入力すると、「東京台」が返されます。
このように、先頭から指定した文字数だけを取り出すことができます。
LEFT関数の活用例
LEFT関数は、さまざまな場面で活用できます。いくつかの例を見てみましょう。
- 郵便番号の抽出「123-4567」のようなデータから、先頭の3桁「123」を取り出す。
- 日付の抽出「2025/09/24」のようなデータから、年「2025」を取り出す。
- 商品コードの抽出「ABC12345」のようなデータから、カテゴリ部分「ABC」を取り出す。
これらの操作は、データの整理や分析に役立ちます。
他の関数との組み合わせ
LEFT関数は、他の関数と組み合わせて使うと、さらに便利になります。例えば
* `=LEN()`文字列の長さを取得
* `=FIND(“県”, )`文字列内で「県」が何文字目にあるかを取得
これらを組み合わせることで、より柔軟なデータ処理が可能になります。
よくある質問や疑問
Q1: LEFT関数で文字数を0にするとどうなりますか？
セルに「東京都台東区」と入力されている場合、`=LEFT(, 0)` と入力すると、空の文字列（何も表示されない）が返されます。
Q2: LEFT関数で文字数を省略するとどうなりますか？
`=LEFT()` と入力すると、先頭の1文字だけが返されます。
Q3: LEFT関数で文字数を元の文字列より大きく指定するとどうなりますか？
例えば、セルに「東京」と入力されている場合、`=LEFT(, 10)` と入力しても、「東京」がそのまま返されます。文字数を超えても、元の文字列全体が返されます。
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まとめ
LEFT関数は、文字列の先頭から指定した文字数だけを取り出すシンプルで便利な関数です。データの整理や分析に役立ちますので、ぜひ活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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