GoogleスプレッドシートのXLOOKUP関数の使い方｜初心者でもわかる簡単解説

「GoogleスプレッドシートでXLOOKUP関数を使いたいけど、どうすればいいのか分からない…」そんなお悩みをお持ちの方へ、初心者にもわかりやすく解説します。

そもそもXLOOKUP関数って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

XLOOKUP関数は、スプレッドシートで特定のデータを検索し、対応する情報を取り出すための関数です。例えば、商品名から価格を調べたり、社員番号から名前を確認したりする際に便利です。

従来のVLOOKUP関数と比べて、以下の点で優れています

検索範囲と結果範囲を自由に指定可能左端に限定されない
縦横両方向の検索が可能行・列の制約なし
エラー処理が簡単見つからない場合の表示をカスタマイズできる

基本的な使い方

XLOOKUP関数の基本構文は以下の通りです

例えば、以下のような商品リストがあるとします

この表から、商品名「いちご」の価格を調べるには、以下のように入力します

これで、セルに「300円」と表示されます。

見つからない場合の処理

検索値が見つからない場合、通常は「#N/A」というエラーが表示されます。これをカスタマイズすることができます。

例えば、見つからない場合に「該当なし」と表示させるには、以下のように入力します

これで、セルに「該当なし」と表示されます。

一致モードと検索モード

XLOOKUP関数には、検索方法を細かく指定することができます。

一致モード検索値と一致する方法を指定します。

* 0完全一致（デフォルト）
* 1完全一致または検索値より大きい次の値を一致とみなす
* -1完全一致または検索値より小さい次の値を一致とみなす
* 2ワイルドカード一致

検索モード検索の方向を指定します。

* 1先頭から末尾に向かって検索（デフォルト）
* -1末尾から先頭に向かって検索
* 2昇順に整列されたデータをバイナリ検索
* -2降順に整列されたデータをバイナリ検索

例えば、商品コード「350」を検索し、価格を調べる場合、以下のように入力します

これで、検索値より小さい次の値を一致とみなして検索します。

よくある質問や疑問

Q1: XLOOKUP関数はどのような場面で使えますか？

XLOOKUP関数は、商品リストや社員名簿などのデータから、特定の情報を迅速に検索する際に便利です。例えば、商品コードから商品名や価格を調べる場合などに活用できます。

Q2: VLOOKUP関数との違いは何ですか？

VLOOKUP関数は、検索範囲の左端にある列からしか検索できませんが、XLOOKUP関数は検索範囲と結果範囲を自由に指定でき、縦横両方向の検索が可能です。

Q3: 一致モードや検索モードは必須ですか？

一致モードや検索モードは省略可能であり、デフォルトの設定でも多くのケースで問題なく動作します。ただし、特定の検索条件がある場合には、これらの引数を設定することでより柔軟な検索が可能です。

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まとめ

XLOOKUP関数は、Googleスプレッドシートでのデータ検索をより柔軟かつ効率的に行うための強力なツールです。基本的な使い方をマスターすれば、日々の業務やデータ分析が格段にスムーズになります。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。