こんにちは！今日はGoogleスプレッドシートのSUMIFS関数について、初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、安心して学べる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
SUMIFS関数って何？
Googleスプレッドシートのイメージ
まずは、SUMIFS関数が何をするものなのかを簡単に説明します。
SUMIFS関数は、「複数の条件に一致するデータの合計を求める」ための関数です。例えば、売上データの中から「2025年1月に鈴木さんが担当した売上金額の合計」を求めたいときに使います。
SUMIFS関数の基本的な使い方
SUMIFS関数の基本的な構文は以下の通りです
=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, )
合計範囲合計したい数値が含まれるセル範囲
条件範囲1最初の条件を適用するセル範囲
条件1条件範囲1に対する条件（文字列、数値、セル参照など）
条件範囲2, 条件2, …追加の条件範囲と条件のペア（最大127組まで指定可能）
例えば、以下のような売上データがあるとします
| 日付 | 担当者 | 売上金額 |
|---|---|---|
| 2025/01/01 | 鈴木 | 10,000 |
| 2025/01/02 | 佐藤 | 15,000 |
| 2025/01/03 | 鈴木 | 20,000 |
| 2025/02/01 | 鈴木 | 25,000 |
このデータから、鈴木さんが担当した売上金額の合計を求めるには、以下のように入力します
=SUMIFS(C2:C5, B2:B5, "鈴木")
結果は30,000円となります。
複数の条件を指定して合計する
SUMIFS関数では、複数の条件を組み合わせて合計を求めることができます。
例えば、「2025年1月に鈴木さんが担当した売上金額の合計」を求めるには、以下のように入力します
=SUMIFS(C2:C5, B2:B5, "鈴木", , ">=2025/01/01", , "<=2025/01/31")
このように、複数の条件を組み合わせることで、より詳細な集計が可能になります。
よく使う条件指定のテクニック
SUMIFS関数では、以下のような条件指定が可能です
比較演算子を使った条件指定`">10000"` や `"<=50000"` のように、数値や日付に対して条件を指定できます。
ワイルドカードを使った部分一致：`"鈴木*"` のように、文字列の前後に `*` を付けることで、部分一致検索ができます。
セル参照を使った動的な条件指定：条件をセルに入力し、そのセルを参照することで、条件を動的に変更できます。
例えば、セル `E1` に「鈴木」と入力し、セル `E2` に「2025/01/01」、セル `E3` に「2025/01/31」と入力した場合、以下のように入力します：
=SUMIFS(C2:C5, B2:B5, E1, , ">="&E2, , "<="&E3)
これにより、条件をセルで簡単に変更できるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: SUMIFS関数とSUMIF関数の違いは何ですか？
SUMIF関数は単一の条件で合計を求めるのに対し、SUMIFS関数は複数の条件で合計を求めることができます。複数の条件を指定する場合は、SUMIFS関数を使用します。
Q2: SUMIFS関数で日付の範囲を指定するにはどうすればよいですか？
日付の範囲を指定するには、比較演算子を使用します。例えば、「2025年1月1日から2025年1月31日まで」の売上金額の合計を求めるには、以下のように入力します
=SUMIFS(C2:C5, , ">=2025/01/01", , "<=2025/01/31")
Q3: SUMIFS関数で「または」の条件を指定するにはどうすればよいですか？
SUMIFS関数は「かつ」の条件しか指定できませんが、「または」の条件を指定するには、複数のSUMIFS関数を組み合わせます。例えば、「鈴木さんまたは佐藤さんが担当した売上金額の合計」を求めるには、以下のように入力します
=SUMIFS(C2:C5, B2:B5, "鈴木") + SUMIFS(C2:C5, B2:B5, "佐藤")
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まとめ
SUMIFS関数は、複数の条件に一致するデータの合計を求めるための強力なツールです。基本的な使い方をマスターすれば、売上分析や在庫管理など、さまざまな場面で活用できます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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