Googleスプレッドシートを使っていると、「文字列の一部を簡単に変更したい」と思うこと、ありますよね。そんなときに役立つのが、REPLACE関数です。でも、いざ使おうと思っても、「どうやって使うの？」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、パソコンやスマホの操作に不安がある方向けに、REPLACE関数の基本から応用まで、わかりやすく解説します。これを読めば、文字列の編集がぐっと楽になりますよ！
REPLACE関数って何？
Googleスプレッドシートのイメージ
REPLACE関数は、文字列の中で「指定した位置から、指定した文字数分」を別の文字列に置き換える関数です。例えば、住所の「東京都渋谷区」を「東京都新宿区」に変更したいときに便利です。
基本の使い方はこんな感じ
=REPLACE(元の文字列, 開始位置, 文字数, 置換後の文字列)
例えば、セルに「12345」と入力されているとして、3文字目から2文字分を「AB」に変えたい場合、次のように入力します
=REPLACE(, 3, 2, "AB")
すると、結果は「12AB5」となります。
REPLACE関数の使い方ステップアップ編
REPLACE関数を使いこなすと、もっと便利に活用できます。以下のようなケースで活躍しますよ。
文字列の一部を削除したいとき
例えば、「123-456-789」という文字列からハイフンを取り除きたい場合、次のように入力します
=REPLACE(, 4, 1, "")
これを繰り返すことで、「123456789」にできます。
文字列の一部を挿入したいとき
REPLACE関数では、開始位置から0文字を置き換えることで、文字列を挿入できます。例えば、「12345」の3文字目の前に「AB」を挿入したい場合、次のように入力します
=REPLACE(, 3, 0, "AB")
結果は「12AB345」となります。
数式内の文字列を一括で変更したいとき
例えば、数式内で「」を「B1」に変更したい場合、検索と置換機能を使います。
- 「Ctrl + H」を押して、「検索と置換」ウィンドウを開きます。
- 「検索」に「」、「置換後の文字列」に「B1」と入力します。
- 「すべて置換」をクリックします。
これで、シート内のすべての「」が「B1」に変更されます。
SUBSTITUTE関数との違いは？
REPLACE関数とSUBSTITUTE関数は、どちらも文字列を置き換える関数ですが、使い方が少し異なります。
REPLACE関数文字列の「位置」と「長さ」を指定して置き換えます。
SUBSTITUTE関数文字列の中から「特定の文字列」を指定して置き換えます。
例えば、セルに「私はサッカーが好きです。サッカーは楽しい。」と入力されている場合、「サッカー」を「野球」に変えたいときは、SUBSTITUTE関数を使います
=SUBSTITUTE(, "サッカー", "野球")
結果は「私は野球が好きです。野球は楽しい。」となります。
よくある質問や疑問
Q1: REPLACE関数はどんな場面で使うの？
REPLACE関数は、住所や電話番号などの一部を変更したいときに便利です。例えば、「123-456-7890」の電話番号から「456」を「999」に変更したい場合などに使います。
Q2: REPLACE関数とSUBSTITUTE関数、どちらを使うべき？
文字列の位置を指定して変更したい場合はREPLACE関数、特定の文字列を変更したい場合はSUBSTITUTE関数を使うと良いでしょう。
Q3: スマホでもREPLACE関数は使えるの？
はい、スマホのGoogleスプレッドシートアプリでもREPLACE関数は使用できます。ただし、PC版に比べて操作が少し異なる場合がありますので、注意が必要です。
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まとめ
REPLACE関数を使うと、文字列の一部を簡単に変更できて、作業がぐっと効率化できます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしてみると、すぐに慣れることができますよ。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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