日々の業務で「請求書」や「報告書」を作成し、それをPDFにしてメールで送信する作業、手間がかかりますよね。特に、パソコンやスマホに詳しくない方にとっては、操作が難しく感じられるかもしれません。しかし、Google Apps Script(GAS)を使えば、この一連の作業を自動化することができます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、ステップ・バイ・ステップで解説していきます。
目次
GASとは?
Google Apps Script(GAS)は、Googleが提供するスクリプト言語で、Googleの各種サービス(スプレッドシート、ドキュメント、Gmailなど)を自動化することができます。プログラミングの知識がなくても、簡単な操作で自動化が可能です。
なぜGASを使うのか?
例えば、毎月100件以上の請求書を手作業でPDF化し、メールで送信しているとします。この作業を手動で行うと、非常に時間がかかり、ミスも発生しやすくなります。GASを使うことで、これらの作業を自動化し、時間を大幅に節約することができます。
必要な準備
まず、以下の準備を整えましょう
- Googleスプレッドシート顧客情報や送信内容を管理するシートを作成します。
- Googleドキュメント請求書や報告書のテンプレートを作成します。
- GoogleドライブPDFファイルを保存するフォルダを作成します。
- GASエディタスクリプトを記述するためのエディタを開きます。
ステップ1スプレッドシートの準備
スプレッドシートには、以下のような情報を入力します
- 顧客名請求書を送る相手の名前
- メールアドレス請求書を送る相手のメールアドレス
- 請求金額請求する金額
- 送信ステータス送信済みか未送信かを管理するための列
この情報をもとに、GASで自動化を行います。
ステップ2Googleドキュメントのテンプレート作成
請求書や報告書のテンプレートをGoogleドキュメントで作成します。テンプレート内には、以下のようなプレースホルダーを設定します
- {{顧客名}}顧客の名前が入る場所
- {{請求金額}}請求する金額が入る場所
これらのプレースホルダーは、後でGASでスプレッドシートのデータと置き換えられます。
ステップ3GASエディタでスクリプトを記述
GASエディタを開き、以下のようなスクリプトを記述します
function sendInvoice() { const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('顧客情報'); const data = sheet.getDataRange().getValues(); const templateId = 'テンプレートのID'; const folderId = '保存先フォルダのID'; data.forEach(row => { const customerName = row; const email = row; const amount = row; const status = row; if (status !== '送信済み') { const doc = DocumentApp.openById(templateId).copy('請求書_' + customerName); const body = doc.getBody(); body.replaceText('{{顧客名}}', customerName); body.replaceText('{{請求金額}}', amount); doc.saveAndClose(); const pdf = DriveApp.getFileById(doc.getId()).getAs('application/pdf'); const folder = DriveApp.getFolderById(folderId); folder.createFile(pdf); GmailApp.sendEmail(email, '請求書のご案内', '添付のPDFをご確認ください。', { attachments: }); sheet.getRange(row.getRow(), 4).setValue('送信済み'); } }); }
このスクリプトは、スプレッドシートのデータを読み取り、テンプレートをコピーして顧客情報を差し込み、PDFとして保存し、メールで送信するという一連の流れを自動で行います。
ステップ4トリガーの設定
GASでは、特定の時間や条件で自動的にスクリプトを実行する「トリガー」を設定することができます。例えば、毎月1日に自動で請求書を送信したい場合、以下の手順でトリガーを設定します
- GASエディタで「時計マーク」のアイコンをクリックします。
- 「トリガーを追加」をクリックします。
- 実行する関数として「sendInvoice」を選択します。
- イベントの種類として「時間主導型」を選択し、実行頻度を設定します。
- 「保存」をクリックして設定を完了します。
これで、設定した日時に自動でスクリプトが実行されるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: GASのスクリプトがうまく動作しません。どうすればよいですか?
スクリプトが動作しない場合、以下の点を確認してください
- 権限の設定初めてスクリプトを実行する際、Googleアカウントの権限を承認する必要があります。
- テンプレートIDやフォルダIDの確認スクリプト内で使用しているIDが正しいか確認してください。
- スプレッドシートのデータ構造スプレッドシートの列順やデータが正しいか確認してください。
それでも解決しない場合は、エラーメッセージを確認し、Googleで検索するか、専門家に相談してください。
Q2: 複数の顧客に対して一括で請求書を送信できますか?
はい、可能です。スクリプト内でスプレッドシートの各行をループ処理することで、複数の顧客に対して一括で請求書を送信することができます。
Q3: メールの本文に顧客名や請求金額を差し込むことはできますか?
はい、可能です。GmailApp.sendEmail()の本文に変数を埋め込むことで、顧客名や請求金額を差し込むことができます。
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まとめ
Google Apps Scriptを活用することで、スプレッドシートからPDFを生成し、メールで自動送信する作業を効率化することができます。特に、パソコンやスマホに詳しくない方でも、ステップ・バイ・ステップで進めることで、業務の負担を軽減することができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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